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世界幻想文学大賞・ヒューゴー賞受賞、MWA賞最終候補。『進撃の巨人』風異世界の本格派ミステリ 帝国辺境で技術省高官が変死した。体から突然、巨大な木が生えたのだ。捜査を開始したアナとディンは十人の技術省技師が同様に死亡し、海から現れる巨獣を阻止せんための防壁が破壊されたと知らされる。帝国を揺るがす事件の謎を二人は解くことができるのか!?
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Posted by ブクログ
面白かった! 世界の作り込みが丁寧で、没入感がすごかった。植物でできた壁、薬液で開錠するドア、巨獣の襲来に備えて改変される人間。なんか、すごい。未だに移動手段は馬車で、通信手段は信号弾なのに、現実世界とは全く違う方向に科学が進歩している…! 変人上司と振り回される部下の関係性も良かったし、途中からデ...続きを読むィンの方も「えっ?」ってなる能力を発揮。最後まで目が離せない展開で楽しく読み終わった。
面白かった。幻想的な世界の中で人間と同じ感情を持つ者たち(外見や能力は違うけど)が殺人事件の謎を解く。最後にええっていうロマンスがあり、個性的な登場人物のおかげで見分けながら読めた。続編も読みたい!ロマンスの行方が気になるので 90
すごくおもしろかった。 主人公気銘師ディンもアームチェア捜査官アナも魅力的。丹念に作り込まれた異世界やダークな生体改変技術も運命的ですてき。すっかり魅入られました。 体から木を生やして死亡させる殺害なんて清原啓子の版画みたい。 続きが読みたいです!
#記銘師ディンの事件録 木に殺された男 ファンタジー世界におけるミステリは、その世界観が矛盾なく確立していないと、謎解きに説得力がなくなる危険性がある。でも本作にその心配は杞憂。骨太のダークファンタジーの舞台が用意されている。 そこに性格破綻した安楽椅子探偵と、完璧な記憶力を持ちながら、陰のある助...続きを読む手が活躍する王道のバディ小説の風格。 SF・ファンタジー好き×ミステリ好き×バディものが好きな自分にとっては、この上ないご馳走様なのだ。 本国では2作目が刊行済みでこの夏には3作目も発売予定。全5部作の予定とのことで、生きる楽しみが増えた。 #読書好きな人と繋がりたい
面白い。大当たり! 『ハイ・ファンタジー』+『サイバー・パンク』+『シャーロック・ホームズ』+『ゴジラ』(なんだこのバカっぽい煽り文句は) でも面白い! 神聖カナム大帝国は、雨季になると東の海から姿を現す巨獣リヴァイアサンに悩まされている。辺境の町ダレタナで政府高官が不可解な死を遂げた。司法省捜査...続きを読む官助手になったばかりで、見たもの全てを記憶できる“記銘師”のディンは、変人の上司アナと共に捜査に乗り出すが…。 入念に創り込まれた『ハイ・ファンタジー』の世界観。独自の技術で“生体改変”された人々が、中世ヨーロッパ風のダークな異世界で捜査し、戦い、暗躍する。SF小説やダーク・ファンタジー好きにはうってつけの物語だと思います。好き。 「ここまで創り込んでおいて終わりはもったいないな」 …と思ったら続巻があるんですね。本書はアメリカでは2024年出版。2025年には続巻が出て、2026年8月には第三巻出版予定。著者は5部作を予定しているそうだから、早川書房さん!よろしくお願いします。 それと、本書タイトルは簡潔にして的確。良いタイトルだと思う。原題は『The tainted cup』(汚染された器)。ちょっと物足りない感じ。主人公であり視点人物名をタイトルにしたのは良い選択だと思います。次巻が出るのを楽しみに待ってます。
一応はミステリに分類したけれど、ファンタジーあるいはSFにも分類できそう。舞台は、神聖カナム帝国の辺境。雨期になると、東の海から巨獣リヴァイアサンが上陸を試みてくる。それを防ぐために帝国は三重の環状防壁を築き、さらに海岸線近くに臨海防壁を築いていた。そして人と資源を軍団につぎ込んで国を守っていた。...続きを読むこのへんの設定は、『進撃の巨人』を思わせる。もしかすると、作者は読んでいたのかもしれない。 そして、上陸を阻止した巨獣の死体から流れ出した血がしみ込んだ土地からは、変異した植物が生えてきた。これらの植物の不思議な力を利用して、動植物を<生体改変>している。これは人間にも応用されている。主人公ディンはビデオカメラ的な完全な記憶力を持ち、司法省の捜査官助手(見習い)をしている。上司の捜査官は、中年女性で変人のアナである。その他、数理師や怪力師といった多様な力を持たされた者たちが存在している。 アナとディンのバディが怪死事件を追う展開となっているのだが、異世界が舞台となっており、設定を飲み込むまで相当のページ数を費やしてしまう。全体の中頃までは、諦めずに読んだ方がよい。ここからが面白くなる。 全5部作になるとのことなので、設定を飲み込んでおけば次巻からは、物語に入り込むやすくなると思う。早川書房さんには、ぜひとも全巻出版してほしい。
驚くほど面白かった。 壮大なファンタジーの世界に圧倒された。事件が解き明かされる様子にどきどきした。 夢中になって一気に読んだ。手が疲れた。 早く続きが欲しい。
CL 2026.5.20-2026.5.24 ファンタジー世界のミステリ。 細部まで見事に作り込まれた世界観。 帝国に海獣リヴァイアサン、改変、移植、浸染。生体改変した記銘師、数理師、怪力師。 体の中から植物が生えて殺されるなどという、想像もできないような殺人事件を捜査するお話なんだけど、わたしたち...続きを読むの生きる世界と同じように正義感や苦悩や腐敗が描かれていてとても共感できる。主人公のアナとディンはじめ登場人物たちも皆魅力的で、すごく面白かった。 海外のファンタジーでこんなにも没入できる作品ははじめてかも。
ミステリー、SF、ファンタジーの醍醐味がすべて凝縮された、 自分にとって最高にドストライクな作品だった。 特に、入念に作り込まれた「人体への移植や浸透」 という異質な生体技術の設定が素晴らしく、 物語の世界へ一気に引き込まれた。 緻密に張り巡らされた伏線も秀逸で、 「もしかしてこれが繋がるのか?」...続きを読む と推測しながらページをめくる時間がとにかく楽しかった。 本国ではすでに続編が出ており、 5部作の構想もあるとのこと。 この記念すべき第1作目をリアルタイムで味わえた興奮を胸に、 早くも次巻の翻訳が待ち遠しくてたまらない。
とても読みやすくぐいぐいと世界観に引き込まれてしまい、読み進める手を止めることが難しかった。 いろいろな細かい設定に、伏線回収等満足できる点が多く自分としては当たりだなぁと思えました。 続編あるのかな?あればぜひ読みたいし、なければ是非とも書いてほしいなと思いました。
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