陽の光が消えた町で

陽の光が消えた町で

小説・文芸
2,970円 (税込)

14pt

ヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞の受賞作・候補作ぞろいの作品集

食糧も電気も供給が不安定になった近未来、近隣の住人たちで自転車発電チームを結成することに……。暗い世の中での希望を描く表題作など6篇を収録。未来への夢、過去への想いや未知のものとの出会いを温かく描きだす、ヒューゴー賞ほか7冠の傑作SF短篇集

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    陽の光が消えた町で
  • タイトルID
    :
    2282188
  • ページ数
    :
    264ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年05月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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陽の光が消えた町で のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    翻訳本はあまり得意ではなかったけど、少し不思議な、でもどこか現実的な6つの物語が、私の苦手をまた一つ好きなものへと変えてくれた、そんな一冊になりました。何言ってるかよくわかんないけど、ぜひ読むべし!

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    「世界が壊れたら、人間は奪い合う」。SFや映画を見ていると、いつの間にかそんな未来を当たり前だと思っていませんか?

    『陽の光が消えた町で』は、その思い込みを気持ちよくひっくり返してくれる短篇集です。

    表題作では、陽の光や電力が失われた町で、住民たちが自転車発電や物々交換をしながら生活を立て直していきます。最初は「こんなに善意だけで回るの?」と思いました。しかし読み進めるうちに、危機に直面したとき、人は争うだけでなく助け合うこともできるという未来の方が、むしろ新鮮に感じられてきます。

    そして、本書は単純な楽観論でもありません。

    印象に残ったのが、AIを描いた短篇です。中でも「報酬は猫の写真で」というタイトルから想像する可愛らしさとは裏腹に、

    さらに、AIを描いた2つの短篇(「報酬は猫の写真で」「アルゴリズムでよりよい生活を」)も痺れる面白さです。一見すると人間に害のない親切なAIなのに、いつの間にか人間が巧みに操られているような、ぞっとするホラー的な味わいもあり、「人間らしさとは何か」「自主的な幸福とは何か」を深々と考えさせられます。

    絶望する未来だけでなく、協力する未来も想像できる。ディストピアSFに少し疲れた人にこそ手渡したい、人間への見方を更新してくれる一冊です。

    0
    2026年09月21日

    Posted by ブクログ

    よかった。

    自分の生きているこの世界から地続きで続いているような未来での物語。

    お仕着せがましい教訓などがあるわけでもないが、穏やかにあるべき方向へ少し踏み出した感触のある物語がたちが好きだった。

    0
    2026年08月23日

    Posted by ブクログ

    災害により食糧や電気が供給不安定になった社会、生命維持装置のため、近隣住人たちで自転車発電チームを結成することになる表題作・ほか6篇。
    2026年海外文学ベスト本になるかもしれない…本当に読んでよかった!

    未来への夢と希望、失った友情と過去、未知のものとの温かいやりとりなどなど、日常に少し不思議な要素が溶け込んだ読みやすく読後感のよい短編集。
    SFがサイエンスフィクションではなく、藤子・F・不二雄的に「すこしふしぎ」に機能する笑
    “終末モノ”すらほの明るく、主人公たちがタイプは違えど理知的な人物ばかりなのも良かった。

    みんなが助け合ってる場所で暮らしたいよね。
    「怪物」に登場する文学をすべて読みたくなっちゃうね。
    猫の写真をアップし続けると、いいことがあるかもしれないね。

    0
    2026年07月16日

    Posted by ブクログ

    6編からなる短編集.
    帯には「ヒューゴー賞,ネビュラ賞ほか英米SF賞 計8冠」と宣伝されている.
    8冠は伊達ではない内容だが,「SF」を期待するとチョット違う.確かにAI,ドラッグ開発,大災害後,等々,テーマはSFには違いないのだが,それは背景の一部に過ぎず,描かれるのは市井の人の生活で,その人たちが皆それぞれ少し救われる,という話ばかり.

    0
    2026年06月10日

    Posted by ブクログ

    設定はSFだけどいまを生きる私たちが抱える問題や悩みが扱われている。困難な状況で助け合えるコミュニティを構築していく表題作を読んで、人と関わるのが苦手な私が「私もここで暮らしたい。世界にはこうあって欲しい。私はこういう行動が取れるだろうか?」と思ってしまった。
    味わいが異なる短編集で、どれも読みやすく面白かった。解説に紹介されている他の作品も早く日本で出版されて欲しい。

    0
    2026年10月04日

    Posted by ブクログ

    6つの話が入ったSF短編集。どの話も読みやすくて面白かった。
    最終話「アルゴリズムでよりよい生活を」が印象に残った。このアプリは使っちゃう。

    0
    2026年09月30日

    Posted by ブクログ

    心があたたかくなったり、ちょっと怖かったり
    SFの分野にはいるそうですが
    ほんの少し未来の想像できるストーリー。
    6篇どれも面白かった。
    コミュニティーがキーワードかな。

    特に「陽の光が消えた町で」は
    災害国の日本でも持ってる人が持っている能力や物資をを提供して
    共に生き抜けたらどんなに良いかと思いました。

    結局、人は昔からコミュニティーのなかで生きていて
    自分のコミュニティーをみつけられれば
    その中で自分の出来る役割をみつけ
    積極的に行動して
    そうすることで自分の居場所となって
    心穏やかに生きていけるのかもかもしれないと考えさせられました。
    どんな時代になっても人との繋がりは大切ですね。

    他の5篇も面白かったのでおすすめです。

    0
    2026年08月06日

    Posted by ブクログ

    『友だちが怪物になってしまったなら、そうするしかないからだ』
    「流れ星にだけじゃないよ。一番星とか、白い馬とか、なんにでも。いつだって友だちが欲しいって願ってた」
    ー怪物

    「あなたのママはここの一員だからね」
    ー海を見渡す四姉妹

    ちょっとひやっとする話があったり、不思議な話があったり。
    怪物に出てくるふたりの大切な関係が、せつなかったり。四姉妹に出てくる、『ここの一員』。
    ぞわぞわするセリフ、何か起こりそうな不思議な感覚。

    0
    2026年07月18日

    Posted by ブクログ

    情報過多SFと必要最低限SFの2つがあるなら今作は後者の方。
    1つ目の話が1番好きでした。
    善意から始まったやり取りが思わぬ方へ飛んでいって、このあとどうなってしまうんだろう?って思ってからのすぐに終幕!いいテンポでした。
    全部クオリティ高くて、話のトーンも全話合ってて、ちょい怖だったり、笑えるのもあったりちょうど良し度がぴったし。
    翻訳は桐谷さんですからもうバッチシ!安心ですね。

    0
    2026年06月25日

陽の光が消えた町で の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 海外小説
  • 出版社
    :
    早川書房
  • タイトル
    :
    陽の光が消えた町で
  • タイトルID
    :
    2282188
  • ページ数
    :
    264ページ
  • 電子版発売日
    :
    2026年05月21日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    2MB

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