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このクィア/ヒストリカル小説を読めば、あなたの人生に何が欠けていたかに気づくだろう――〈ティーン・ヴォーグ〉誌
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伯爵の長男で紳士の振る舞いをすべき身でありながら、酒や煙草、美男美女との戯れに明け暮れる放蕩息子モンティ。実は親友のパーシーを密かに想っているが、爵位を継ぐ前に一年間、その親友と共に欧州を巡る周遊旅行に出ることになった。父親の監視の目を逃れ、ますます派手に遊ぶ彼は、ベルサイユ宮殿で開かれたパーティでちょっとした諍いから小物入れを盗む。この出来事が思わぬ大事件に発展し、追われるはめになるが……LGBTQ+、ロマンス、冒険、様々な要素の入った楽しい作品!
原題:The Gentleman’s Guide to Vice and Virtue
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Posted by ブクログ
同性愛は犯罪で、人種差別、女性蔑視が蔓延る18世紀。美男子の主人公は、伯爵の長男にして放蕩息子。密かに恋する相手は、自分とは肌色の異なる同性の親友。
その親友と、仲の悪い妹とともに自由を謳歌するはずのグランド・ツアー(周遊旅行)で、思わぬ大事件に巻き込まれていく。
いやはや、主人公がほんっとうにどうしようもない! 人生は配られたカードで勝負するしかない、というのは他のドラマで知った言葉だけれども、もう少し他者への思いやりがあっても……いや、分からないのか……と愕然としてしまう。
親友の言葉を引用↓
「人にどう思われようと気にしないっていうぜいたくは、誰にでもできることじゃないからだ」
しかしこの主人公だからこそ、差別や蔑視を受けながらもまっすぐな親友や妹の生き方が引き立っていたともいえるし、そんな彼らがなんだかんだ主人公を憎めないでいるところに、一面だけで人を語ることはできない、ということなのかもしれない。時代の歪さもある。
どうっしようもない主人公だと思ったけれど、どうか幸せになってほしいというのも本音。
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