【感想・ネタバレ】美徳と悪徳を知る紳士のためのガイドブックのレビュー

あらすじ

このクィア/ヒストリカル小説を読めば、あなたの人生に何が欠けていたかに気づくだろう――〈ティーン・ヴォーグ〉誌

NY公共図書館ベストブック選出!
米公共ラジオ局ベストブック選出!
NYタイムズ・ベストセラー!

伯爵の長男で紳士の振る舞いをすべき身でありながら、酒や煙草、美男美女との戯れに明け暮れる放蕩息子モンティ。実は親友のパーシーを密かに想っているが、爵位を継ぐ前に一年間、その親友と共に欧州を巡る周遊旅行に出ることになった。父親の監視の目を逃れ、ますます派手に遊ぶ彼は、ベルサイユ宮殿で開かれたパーティでちょっとした諍いから小物入れを盗む。この出来事が思わぬ大事件に発展し、追われるはめになるが……LGBTQ+、ロマンス、冒険、様々な要素の入った楽しい作品!

原題:The Gentleman’s Guide to Vice and Virtue

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

ドラゴンやら魔法やらが出るわけでは全くないが、冒険譚という印象。主人公が割とクソ野郎なので、彼を「マジでムカつく」と思うか「憎めないやつだなぁ」と思うかが楽しめるかどうかのラインのように思う。

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2023年02月25日

Posted by ブクログ

序盤はモンティの片思いのロマンチックな独白ばかりで(それだけではないんだけど)読み進められるか不安になったが、モンティが盗みを働き、強盗に襲われたあたりから一気に冒険小説のスピード感になり最高に面白かった。
全体的にはロマコメでありつつ歴史・ファンタジー・クィアと盛り沢山な内容が怒涛の筆致で綴られていく。
3部作の1冊目で、続編はまだ未訳ながら、2冊目はモンティの妹フェリシティが主人公になるようなので今からとっても楽しみ!

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2022年10月08日

Posted by ブクログ

読みながら一向と共に冒険旅行に出かけたような気分になった。主人公視点の描写がどれも切り口鮮やかで読んでいて楽しい。
読後感が爽やか。読み終わった側からもう一度読みたくなる。夢中で読んだ。

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2022年09月09日

Posted by ブクログ

こんなにも主人公の成長を願った物語は初めて!笑
キング・オブ・ザ・放蕩者。
軽い感じで重いテーマを扱うバランスがちょうど良くて、予測不能に物語が進むのもドキドキして、600ページもあったけど最後まで楽しく読めた。

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2022年04月17日

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