筒井大志のレビュー一覧
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ラブコメ
ラブコメとしては割と好き。
程よく面白いし、ヒロイン達もそれぞれが魅力的。
主人公も悪くない。
まあ、学校側の対応については文句言いたくなるけど…
学生に面倒事押し付けるなよ…
普通にパワハラじゃね…
そういうところの設定を棚に上げれば悪くはないかな。 -
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とうとう文乃っちも恋を自覚?とか思っていたら、ラスト、衝撃の展開が・・・まあ、次巻で違ってたみたいな誤解を唯我はするんだろうな。お風呂シーンハプニングはよかったな。
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医者の卵として
成幸をからかってばかりのあすみだが、成幸を助けるためにメスを握るシリアスシーンは必見。
「どんな時も患者のための医者であるために・・・」
名言でした。
コメディとシリアスのバランスがよく取れていてとても楽しめるお話でした。 -
Posted by ブクログ
ぼく勉のヒロインで誰が一番好きかと聞かれたらあすみと答える自分にとって非常に楽しめたIFルートでしたよ
というか、時間軸を大学生時代を飛び越えて新任教員として離島に赴任する所から始まるとは思わなかった
ただ、それによって同じように離島に研修医として赴任していたあすみと二人だけの空間が作られ易くなっているね
このIFルートへの分岐条件は文化祭のジンクス+個別ルートラストの改変ですか。これによって成幸はあすみを意識するようになったと
本編における成幸とあすみの関係の難しさであり良い所でも有った先輩後輩の間柄。それがこうして離島に子供と向き合う立場同士となった事やあの頃から6年近く経っている為にあすみが教え、成幸が教えられるという関係が崩されているのは良いね
これによって二人はある意味対等な立場として触れ合い直している
だから注射針の件で成幸は教師としてあすみを助けることが出来たりするし、あすみは成幸と共に祭を楽しむことが出来るし氷屋のじいさんを助けられる
ただ、そんな二人の間に蟠っていたのが卒業時の遣り取りですか…
成幸としては関係を進展させようとした誘い。一方であすみが考えてしまったのが関係の停滞
二人の関係はその瞬間から停滞したままだから、祭りの後のキスも触れ合うことはなく終わってしまう
そしてやっぱりこのあすみIFでも関わってくる成幸父の一件。真冬も成幸父の教え子であった事から真冬IFでも成幸父の一件が関わってくるだろうし、成幸の心を捉える為には各ヒロインが成幸が父親を早くに亡くした一件をどう考えるかが重要になってくるのだろうな
ただ、あすみは成幸父と自分達の繋がりを知ってしまったからこそ停滞の道を選んでしまったわけで
だからその停滞を変える為にはその時に感じてしまった医者の無力を打ち破る必要があるわけだね
まあ、それにしたって終盤の超展開には驚かされたけども
無力感とか恐怖とか不安とか。そういった負の感情を持っていたとしても成幸を救いたいなら、成幸との時間を進めたいと思うなら綺麗に結ぶべき物が何であるかは明白になってくる
それが出来たからあすみは成幸を助けられたのだろうね
最後は恋仲になって結婚の話が出るに留まらず、子供についても触れられたのは既に成人しているからこそか。あと、まさかの「なりくん」呼びには驚きですよ
このあすみIFルートは成幸とあすみが完璧に近い形で結ばれたのも有って、個人的にかなり満足できるエピローグとなりましたよ -
Posted by ブクログ
本編において好意の自覚があまりに遅すぎた為に成幸との独特の距離の近さというアドバンテージを活かすことが出来ずにフェードアウトしてしまった印象の強い文乃
このIFルートでは文化祭のジンクスに拠って、個別ルート終了の時点で好意を自覚した形に変えてきましたか
ただ、それでもすぐに行動を変えようとしないのが文乃という少女なのだけど
そもそも文乃が自分の想いから目を背けた最大の理由は既に成幸への好意を全開にしていた理珠やうるかへの遠慮が有ってのもの。だからこのIFルートにおいても好意を自覚したからと行って成幸との距離を変えるようなタイプじゃないんだよね
だから二人の距離を縮めるためには別の起爆剤が必要となったのだけど…
まさか、センター試験時に捻挫する役回りを文乃に変えるとは。こういう展開はIFっぽくて好きです
怪我させた責任、教師役としての責務。近くに居続けるには充分言い訳の効く理由を基にいつもよりも触れ合いの時間を増やす二人
でも、これが本編終盤と同じ時の流れが進んでいるということは必ず訪れるイベントが有る訳で
個人的には本編がうるかエンドで終わった点は充分に納得の行く展開であっただけに、終盤の流れを別のものにしないのであれば成幸がうるかを選ばない説得力をどう描くのかという点がIFルートにおいては共通の課題となってくる
だからこそ、この文乃ルートでもそこに言及するか!と驚きだったかも
と言うか、本編や理珠ルートも見る限り、成幸の心を優しく癒やし、彼の本心に近付く方法って父親へのコンプレックスや喪失の悲しみに寄り添ってやることなんだろうなぁ。そういった意味ではこの作品において本当の意味でルートを確定させるのは文化祭のジンクスなどではなく、成幸が父親に対して抱いている感情にけじめを付けさせることになるのか
言い訳の効く理由で傍に居た罪悪感、うるかを振り傷付けてしまった罪悪感
自分の想いより他人への遠慮ばかり気にしてしまう展開は文乃が長い間自分の感情に目を向けてこなかった問題点に改めて言及しているかのようで良いね。
戦わないでいた自分を戦う自分へ、変わらない筈のものを変えてしまう程の感情を
そうして一歩を踏み出した二人の様子は本当に輝いて見えたね
そうして問168.はエピローグに当たるのだけど、まさかここで水着回をブチ込んでくるとは思わなかったよ……
それって何がとは言わないけど、他のヒロインでやった方が良かったのでは……?ほんと、何がとは言わないけど
付き合い始めて4ヶ月経つのに成幸が女心を理解するのはまだ難しいし、文乃は彼女らしい振る舞いが完全にできているわけではない
それでも幾つもの選択肢の果てにこの関係生を二人が選び取ったものであるならば、と感じられるラストは文乃エンドとしてとても尊く感じられるものになっているね -
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いつまで続くのか
本編終了後に、他のヒロインと親密になる話を展開すること自体は悪くはないし、読んでみてそれなりに面白かった。佐和子に焦点を当てたサイドストーリーも好印象だった。しかし、一人分に1巻(9話)は長すぎる。これを他のヒロインの数だけ繰り返すとなると、完結はいつになるのやら。好きな作品ではあるので連載が続いていることは喜ばしく思うも、本巻以降は番外編のようなものなので、一人当たり3~4話にまとめてもらい、スパッと完結させてもらいたかった。
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Posted by ブクログ
ネタバレセンター試験が終わり、物語が終盤に入る中で描かれるのはそれぞれのヒロインに再び焦点を当てるような話
それもただスポットライトで照らすだけでなく、それぞれのヒロインが成幸に対してどう想っているかをクローズアップするような展開は好み
問133から始まるそれぞれのお話では触れたい部分が沢山ありすぎてしまって各話ごとに感想を書きたくなるね
とりあえず大まかに触れるとしたら、自分の青春は間違っていないどころか終わっていないのではないかと考える真冬とか、あすみにプロポーズ紛いの発言をしてしまう成幸とか、催眠に掛かったふりして成幸に甘える理珠とか、触れたくなる部分が多すぎるね!
どの話にしてもここから個別エンドに発展してもおかしくないような展開になっている
更にそこに続くのが文乃の話。いや~これはかなりインパクトのある話でしたな
最初期からダブルヒロインの双璧をなす存在として登場しながらも、以前から成幸に恋心を抱くうるかの登場やもう一人のヒロインの理珠が成幸に一足先に想いを寄せるようになって一歩引いた立場になってしまった文乃
それでも、というかそんな立場になったからこそ成幸と心の距離を詰めるようなエピソードも多く、15巻の段階では言い逃れが出来ないほどもう心は決まっちゃってるんじゃないのかい?と言いたくなるくらい文乃の想いは少しずつ形を持ち始めてきていたわけだけど……
問136で描かれたのは文乃が恋心をどうしようもなく自覚してしまう話
これまでは自分の心が何かしらの反応を示しても理性によってそれを押さえつけてきたわけなんだけど、二人の定番スポットとなった校舎裏のスペースで語られる思い出、共通項、そして成幸の配慮
その直後に文乃から飛び出た言葉は理性も本能も置き去りにした言葉で……。だからこそ、もう言い訳なんて出来ない本当の想い
これはジャンプラブコメ史に新たな歴史を刻むかのような告白シーンだったのではなかろうか?
ただ、文乃にとって不幸だったのは自覚するのがあまりに遅すぎた点なのだ……
問137と138はバレンタイン回。全体回のように感じられるけど、終わってみればうるかの担当回
成幸がやっすいポケチョコを好きだなんてどんな好みさ!?と最初は突っ込んでしまったけど、終わってみれば上手い構成だと思える作り
この「味」を一番好きということは成幸の中で気持ちが固まる土台はとっくの昔に出来上がっていたんだろうなぁ……
そして問139から描かれる入試本番とその結果
本作はこの瞬間を描くために始まったのだと思えば感慨深いものがあるね
一冊のノートから始まった成幸たちの関係。それが特定分野の勉強がダメダメだった彼女らに大きな力を与える源泉となっていったことを考えればうるかが面接で言ったように4人の少女達にとって成幸が何度も作ってくれたノートがどれほど力になったことか……
でも、ノートから始まった関係性と言えば、うるかと成幸の間でノートの遣り取りが始まったのはもっと前でそれも受験対策ではなかったわけで……
思えば本作においてうるかというヒロインは最初からずっと特別な立ち位置に居たわけだね
遂に想いを直接伝えたうるか。それに対して成幸はどう応えるのか……
そういや、表紙は最終巻まで繋がってる感じですか?
ぼく勉の表紙って基本は3人程度のヒロインが並んでいるものだったのが、個人ルートを含む11巻から単独表紙絵になったというのに、15巻ではうるかと成幸の二人であることが不思議だった。
けど、16巻ラストの展開を見るに15巻は個別ルートなんて無くてもうるかの表紙は成幸と二人で映っていることが正しい状態だったということか
となると、最終巻の表紙も……? -
Posted by ブクログ
11巻から14巻のように個別ルート回を含んでいないためか、表紙は一人のタイプではなく以前のように複数人のタイプに
それでもうるかと成幸が寄り添う特別仕様なんですけどね
大学合格をゴール地点にした本作も15巻にしてようやくセンター試験。此処まで本当に長かった…
ただ、時間を掛けた分だけ各人物の想いは深堀りされ、関係も深いものとなっている
その変化が最も強く出たのが理珠だろうか
成幸への好意を自覚した理珠の変化は目覚ましいもの。態度だけでなくファッションまで劇的に変化するとは思わなかったよ。女性に対しては割と鈍感なところがある成幸でさえドギマギしてしまうって相当な変化だよ!
また、あすみの変化も注目したい
彼女は成幸の先輩ポジションであり、成幸を弄ぶ数少ない逸材であったのだけど、ここに来て遂にデレ期到来か?と言いたくなる描写が
町中で成幸と会ったり、成幸に褒められたりしただけで運を使った、なんて状態にあすみがなるとは。他にも成幸と理珠の仲を嫉妬してしまう描写なんて以前の彼女を思えば予想外にもほどが有る。だがそれが良い
そして問125はまさかの水希回。彼女がメインとなる回って今まで無かったよね?物語が終盤に近づいたこの段階になって遂に水希メイン回が描かれるとは……
彼女がブラコンをこじらせているのはこれまでの描写から知っていたけど、まさか縁の下の力持ち的なことまでしているとは!
どこまで成幸に対して本気なんだ、この娘は!?
センター試験、成幸の怪我。そういった大事件を通して更なる変化として描かれるのは文乃と理珠の真冬に対する認識の改め
真冬は当初、文乃たちの希望進路に反対する存在であり、いわば憎まれ役だった。それが文乃達は2つの事件を通して、また真冬は成幸によってものの見方が変わった
見えているものが変われば、相手への印象も変わる。まさかあの三人が和解するとはなぁ…
各ヒロインたちの想いの変化、関係性の変化。そういった変化を齎したのは確かに成幸によるものなのだろうね
でも、肝心の成幸はどこまで彼女らの変化についていけているのだろうね?
成幸との付き合いの中で大きく成長し海外留学を目前としたうるか。その変化は喜ばしいはずなのに同時に寂しいと感じてしまう成幸
そろそろ成幸自身が彼女らとの付き合い方を明確にする時期が来ているのだろうか?
でも、何だかんだ言ってこの巻で最も美味しいシーンだったのは成幸と真冬の関係を疑ってもやもやして対抗心燃やす文乃だったと思うのですよ
彼女は彼女で成幸に対して何も思っていないなんて冗談でも言えないような状態になっているように感じられるよ? -
Posted by ブクログ
理珠の個別ルートが描かれる第14巻。深刻な問題とか危機的状況とかそういった話ではなかったけど、自身の感情を表に出しにくく自覚も薄い理珠の内面を丁寧に描き出すようなエピソードだったね
元々人の気持ちをあまり理解できないタイプであったことに加えて、祖母との遣り取りがずっと引っかかっていた理珠。更に志望分野を反対されてとストレスが溜まっていた時期に文乃と出会ったのか。
理珠が文乃の好きなものは好きという姿勢に憧れ、文乃のように成りたいと願っていたのは意外な事実だった
でも、そういった憧れの姿を見つけてしまったからこそ、余計に今の自分を嫌いになってと……
理珠は人の気持ちどころか自分の気持ちすら理解できていないタイプなのに、そこに自分が嫌いなんて要素まで加わってしまったらどん詰まりに嵌ってしまう訳で
そんな状態のまま成幸に惹かれ始め更には周囲の人々の気持ちを少しずつ知っていったら、余計に気持ちはグシャグシャになってしまうだろうね
気持ちの整理が苦手であろう理珠にとっては危機的状況
だからこそ、そのように心が軋みを上げていた理珠に対して成幸と文乃が仕掛けたゲームは素晴らしいね。
国語問題の形を通して文乃が理珠の姿にどれだけ救われたか伝えていく成幸と文乃。理珠にこれ以上に二人の気持ちが届く方法はないだろうね
「ゲームに弱い」「好きになれました」。それぞれの言葉がダブルミーニングとなっていると感じられ、この個別ルートを通して変化した理珠の心境を思うと、今後の理珠がどのように成幸と接していくのか楽しみだ
その後はいつものように各ヒロインとのふれあいがメイン
一つだけ人気投票の結果を受けて描かれたエピソードは若干異質なものだったけど。人気投票2連覇してしまう真冬マジパネェ……。そしてスペシャルエピソードでは成幸さん時超えちゃったよ…
でも割と貴重な描写もある話なんだよね
受験生たちの物語ということで後輩キャラとか登場してこなかったんだけど、この話で真冬は成幸を「先輩」と呼ぶ。擬似的な後輩キャラがこのような形で描かれるとは思わなかったな
いつもの堅苦しい真冬と違って柔らかな雰囲気を持った言動だったし、色々な意味で貴重なエピソードだったのかもしれない
なお、この巻で一番衝撃を受けたシーンは一人誕生日を祝おうとする真冬の姿だったんだけど
飾り付けもしてしっかり誕生日会らしい食事も用意してクラッカーまで鳴らしているのに、いつもの芋ジャージとか意味不明な寂しさを感じさせたよ!?
様々な触れ合いや想いのやり取りを交わしながらも新しい年を迎えた成幸達
次巻は遂に受験本番が描かれる…のか?