桐野夏生のレビュー一覧

  • ダーク(上)

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    上巻の時点では主人公ミロの気持ちはあんまりわからないなあ。。いきなり40歳で死のうと思ってるといわれても、その心情の説明が隠し隠しなので「??」。どうやらミロが若いときの他の作品もあるらしいけど、読んでないし。まあ、章ごとに視点が登場人物ごとに切り替わるいつもの桐野作品でストーリーもテンポはいいので読みやすい。ヤクザ、ホモ、盲目の女、と登場人物も個性豊か。下巻はミロを追う人達との逃走劇になるのかな?さらなるテンポアップと納得できる心情の描きを期待したいところ。

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    2011年08月06日
  • 光源

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    展開とキャラクターは率直言って面白い思う。映画に携わる話ですが、専門的な用語や裏話的なところも丁寧な説明があるのでわかりやすいし、何か一緒に映画製作をしているような感じさえしてくる。映画監督の三蔵さんは考えが若すぎてちょっと同意できませんが、他の有村さん、玉ちゃん、高見さんに井上さんの気持ちはよくわかりました。 ラストはハッピーエンドともいえず、きれいさっぱり解決するという類のものでもないので、読む人によっては結局何が言いたいの?と思うかもしれないが、私は前述したキャラクターそれぞれの個性が出た上で話の世界に入り込めておもしろかったのでそれでいいと思います。

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    2011年08月06日
  • 白蛇教異端審問

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    この著者の小説は好きではないのですが、タイトルに惹かれて買ってしまったエッセイ集。表題作は『OUT』に対して「不当」と著者が思う批評に対して正面から闘う連載をまとめたもの。私にとっては、『頬に降りかかる雨』も『OUT』も最初は面白いんだけど、読んでいるうちに主人公の心情がどんどん私の手の届かないところにずれていって、あれあれと思う間に物語が終わる、常に着地点の違う作家――そういう人だ。これは読者である私の好みの問題なので、責められても困るが、批評家は個人の好みで発言すべきではない、であれば作家の反論に応えてしかるべきという著者の主張はわかる。残念なのは、何かの事情で半端で連載が終わっていること

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    2009年10月04日
  • 白蛇教異端審問

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    好きな作家さんなんだけど、コレ読んじゃうと、ただのおばさんなんだけど。。。いや、さすがに一見、シャープな感じはするのですが、よぉーく考えたら、アタシがっアタシがっって感じのオバチャンなのら。

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    2009年10月07日
  • 光源

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    人気俳優・復帰を目論む元アイドル・天才ぶった新人監督・昔の恋人を見返したいカメラマン 1つの映画を巡りそれぞれの思惑がプライドがぶつかり合う。映画界のウラ舞台をリアルに描く!こう書いたら面白そうかしら?実際 何の興味もわかない題材だったので あえて宣伝口調で始めてみました。期待もなくただの時間つぶしで読み始めたこの作品
    流石 桐生女史!盛り上がりのないこの物語を最後まで引っ張る事ができたのも 彼女の力量。ちょっと甘いけれど
    ”○”というランク付けです。

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    2009年10月04日
  • ファイアボール・ブルース2

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    「ファイアボール・ブルース」と「ファイアボール・ブルース2」。PWPという、架空の女子プロレス団体を舞台にした小説である。「ブルース」の方は、PWPの看板女子レスラーである、火渡抄子を主人公としたミステリー仕立ての中篇。「2」の方は、火渡の付人の近田を主人公にした、連作の短編集。「ブルース」も「2」も、付人の近田の語りという形で小説は書かれている。題名のファイアボールは、火渡のニックネームである。私としては、近田が自分の才能に限界を感じて、プロレスから引退する、「2」の方が好きだ。年末くらいから、桐野夏生の本をかなり集中的に読んでいる。もともと、「魂萌え」とか「グロテスク」や「out」等の、比

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    2011年07月25日
  • ファイアボール・ブルース

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    桐野夏生は「魂萌え」以外全部読んでいますが、ミロのほのかに黒いシリーズも嫌いじゃないし、他のどす黒いシリーズはもっと嫌いじゃないけど、桐野夏生にしては例外的にポジな作品。なんかね、いいんだよね。これは読まなきゃわかんないね。
    もちろん2もどうぞ。

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    2009年10月04日
  • ファイアボール・ブルース

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    読みやすかったです 女子プロレスラーが主人公ってはじめはどうなるのかと思いましたが、近田さんの目線ってところがいいですね 続きも読みます

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    2009年10月04日
  • ファイアボール・ブルース

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    ハードボイルドな火渡以上に語り手の生真面目なOLみたいなところが面白い。しかし、エンタメとしてはコンパクトに過ぎて少々物足りないのでは。でかい黒幕がいそうで、結局たいしたことない。

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    2009年10月04日