桐野夏生のレビュー一覧

  • ダーク(上)

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    シリーズものだとは知らずに、題名で購入。

    上巻だけでは、何が何やら???

    筆者の読みやすさは流石ですが、題名通り暗い。。。

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    2013年06月13日
  • ダーク(下)

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    ネタバレ

    どんどん村野ミロが嫌いになっていく。
    レイプされて妊娠してしまったと分かったときでも、正直可哀想とか思えなかった。それくらい、村野ミロという人物と私は合わないのだと思った。
    友部さんもシリーズ2作目のときとは大違い。
    かなりがっかりしました。

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    2013年03月18日
  • ダーク(上)

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    村野ミロシリーズ。
    ミロという女性がやっぱり好きになれません。
    私とは全く考えが合わないし、バカなんじゃないかと思う点も多かったです。
    そして意外だったのが久恵。もっとおしとやかな人をイメージしていたのに、乱暴な言葉遣いや知らない人にすらパパリンと平気で言える思慮のなさ。いい歳して何この言葉遣い・・・と思いました。
    なんだか残念でした。

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    2013年03月12日
  • 白蛇教異端審問

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    桐野エッセイ。
    割と普通の人だなぁ。という感想。
    もう少し若い人かと思ってた。

    表題作は読み応えありました。
    他人の喧嘩は他人事なので。

    私は本は買う派です。
    売りません。

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    2013年02月26日
  • ダーク(上)

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    今までのミロシリーズと比べて一気に暗いwww
    まぁこのシリーズ自体そんなに好きじゃないっていう・・・

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    2013年01月05日
  • アンボス・ムンドス ふたつの世界

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    短篇集ということでさらっと読める感じですが、例によって後味のよろしくないものが多いのは覚悟の上。
    作家が妻を譲る話とか、いろいろ下敷きにはネタがあるものなのだろうけど新たな解釈を加えて書き上げているって言う点で評価されているんでしょうね。
    構成力とか筆力はもう申し分ないんですけど、なんか好きになりきれないこのもやもやはまだわからないなぁ…なんだろうなぁ…

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    2012年12月23日
  • 光源

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    先が全く読めないようにも思えるが、読み終えると何となく全体調和の中で着地すべきところに着地した感じがする。既視感のような。人間社会をずっと遠くから観察するとこんな風景が見えるんじゃないかな、みたいな。心理描写はいいので、読んでいて飽きはしない。

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    2012年12月19日
  • ファイアボール・ブルース

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    主人公の女子プロレスラーとその付き人の女の子、対照的でよく描けてると思った。主人公の名前、ああ、いま手元に本がないからかけないけど、かっちょいい名前なんである。たぶん芸名だけど。生き方もクール。読み終わって、私も身体鍛えたくなった。で、髪の毛とか超単発にして、筋肉隆々、ブラなしでランニング着るのさ。
    ま、内容はどうってことないとは思うけど、ハードボイルド小説であることは間違いない。

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    2012年10月25日
  • 光源

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    なんか、最初から最後まで痛い感じの小説だった。映画作りのためにみんなで力を合わせて頑張ろう!っていう話にはもちろんならず(桐野さんだから当然)、登場人物みんな自分の思惑に心を奪われ、映画製作は完成どころか途中でバラバラになる。その瓦解の有り様が読んでて虚しくなるような・・・読み終わって深いため息が出た。

    元アイドルの女優志望の佐和も、プロデューサー優子も、野心の塊みたいにギラギラしてるのに、男どもはその欲望に知らぬ間にからめとられて、なんだか人生が自分の思わぬ方向にいっちゃっうのである。結局は、有名俳優の高見は、女々しくも愛に生きる決意をするわけだが、その選択も実際は女に後押しされてのこと

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    2012年11月23日
  • アンボス・ムンドス ふたつの世界

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    桐野 夏生の短編7編集
    タイトルは不倫旅行に行ったことで人生終わった女教師が
    相手教師と泊ったホテルの名。
    その他ホームレスの話や、中年女3人の旅行での
    性体験告白譚などがあり、どれも女性が軸になる。
    けどもまー物足りないかな。

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    2012年10月16日
  • ダーク(下)

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    村野ミロシリーズの五作目。

    今までに出て来た登場人物が出て来るし、それまでの話を読んでいないとわからない内容なのだが、私の大好きなミロは既に居なくなってしまった。スマートなトモさんも、ダンディな村善も、ちょっと魅力的だった鄭もみんな居なくなってしまった。

    小説としての出来はどうであれ、私は悲しい。昔のミロに戻って来て欲しい。

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    2012年09月29日
  • アンボス・ムンドス ふたつの世界

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    毒気たっぷりの短編集でした。タイトルの意味は「新旧2つの世界」という意味があるそうですが、どの作品も2つの世界=女性の表・裏の顔が嫌なぐらいに味わえます。・・・ただ、女性向きかな。

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    2012年09月09日
  • 女神記

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    巫女の家系 古い島の厳しいしきたり 妹のナミマ 姉のカミクゥ 少年マヒト 陰と陽の宿命 村八分 ミクラ様 ナミノウエ様 黄泉の国 女神イザナミ様 日本神話 古事記 イザナミとイザナキの夫婦喧嘩? 女性のもつ苦しみ 自分が死んだあとの世界など見ない方がいい? 怨みはあれど相手が記憶を亡くしてすっ惚けているのはやるせない…

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    2012年08月15日
  • ファイアボール・ブルース2

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    前作の設定を引き継いだ短編集。

    だが、それぞれの話が繋がっており、
    チャプター毎にオチをつけた長編、といったところか。

    ひたすら火渡さんがかっこいいばかりだ。
    オトコの臭いを感じさせないオンナの物語。


    私も与謝野にどつかれたいものである。




    ……かるく昇天してやるぜ。

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    2012年04月16日
  • ファイアボール・ブルース

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    思っていた内容と違った。
    あとがきに書いてあった主人公のイメージは、僕の思い描いたイメージとピッタリで嬉しくなる。

    女にも荒ぶる魂がある、か。

    面白い。

    存分に荒ぶられたいものだ。




    ……かるく昇天してやるぜ。

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    2012年04月10日
  • 光源

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    コピー通り、ほぼ勝手な奴らしか出てこなかった。
    読後の爽やかさはないが、無理矢理清々しい気になることにする。

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    2012年03月14日
  • 光源

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    映画プロデューサー、カメラマン、監督の3人が主役かと思いきや、それだけではなかった。。。
    いい意味で期待を裏切られ続けるはなし。

    一番損したのは高見なんじゃないか。

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    2012年02月21日
  • 女神記

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    ネタバレ

    古事記!? 神話!?
    読み切るのは難しそう。
    そう思いながらも買って、結構すぐに手をつけた。
    読み方が難しいし、カタカナの名前がどんどん出てくるし。
    心の中で泣きそうになりながらも読み切れたのは、適度に流す術を身につけたからだろう。

    何年か時間を置いて読み直すのもいいかもしれない。
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    遥か南の島、巫女の家に生まれた姉妹。六歳の誕生日、姉は家族から引き離された。大巫女となり、後継ぎの娘を産むのだ。やがて姉の元に食事を届けることが妹の役目に。--ひもじくても、けして食べてはならない。--だが島の男と恋に落ちた妹は、禁忌を破り、聖域に足を踏み入れてしまう。激しい求愛の果て、地下に落ちた妹が出

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    2015年06月02日
  • 女神記

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    小さく貧しい南の島には光の国の巫女と闇の国の巫女がいて、闇の巫女として生を受けたナミマはその運命を受け入れることはしませんでした。さすが桐野夏生さんといった感じの、不気味なで陰鬱なストーリーです。後半以降は黄泉の国のイザナミ様が話の中心になっていきますが、そこのインパクトは前半と比べると少し落ちるかなといった印象です。

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    2011年12月04日
  • 女神記

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    古事記と空想の島での話。
    いままで同様、女性がメインとなっている話で、
    幻想的な内容だった。

    桐野夏生はもっともっと現実的な泥くさい小説のほうが
    私は好み。

    ただ、思っていたような「チャンチャン♪」といった
    ラストではなかったのが、逆に爽快感があった。
    これでこそ、桐野女性小説。

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    2011年12月02日