桐野夏生のレビュー一覧

  • 錆びる心

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    やっと最近になって読み始めた桐野さんの本だけど、彼女の短編面白いかも。
    なんかこうすきっとしない心情とか。
    「ネオン」のあのあっけない唐突な終わりもいい。

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    2015年09月08日
  • ファイアボール・ブルース2

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    先日読んだ「ファイアボール・ブルース」の続編。
    前作と違うのは、連作短編集だったこと。
    内容も、ミステリー要素がなくなり、
    レスラーとは言え女だけの世界の嫉妬や恐れなど、
    メンタル部分が深く描かれていた。
    連作1の「入門志願」は二人の新人の正体など尻つぼみで、
    その後の展開がどうなったのかイライラしたが、
    その他は概ね面白かった。
    特に、スター火渡の付き人である近田による”あとがき”が良かった。
    前作レビューで、作者は神取忍を火渡のイメージで描いたと書いたが、
    私的イメージは、北斗晶だなぁ~。(笑)

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    2015年07月29日
  • ファイアボール・ブルース

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    女子プロレス界で起きる派閥抗争や陰謀などを軸に、
    外人選手の失踪(殺人?)事件を解明していくミステリー。
    主人公・火渡抄子の付き人である近田が語り部となり進んでいくが、
    デビュー後1勝もできない弱い近田の成長過程も描かれている。
    プロレス好きな私には面白かったが、
    正直、桐野夏生のミステリーとしてはインパクトはない。
    しかし、20年前の作品だと思えば、アリかな。

    作者のあとがきで、
    火渡抄子を”神取忍”をイメージして書いた、とあるが、
    確かに、20年前の神取サンはカッコ良かったね。(笑)

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    2015年06月23日
  • ダーク(上)

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    ミロシリーズの最終章?
    単なる犯罪者になって行く話し。
    無茶苦茶な人間性ばかりで、話が重いし
    面白くない。

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    2015年05月06日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    「男性作家が選ぶ太宰治」は、どの話も小説の王道のごとく、
    シンプルにストレートに面白かった。
    対してこちらは、エッセイ風だったり、入れ子構造になっていたりと、
    やたらと技巧に凝っているのが目立つ。
    他人と同じものを選びたくないという女性心理だろうか?
    私の頭が単純なのか男性寄りなのか、「男性作家」の方が断然良かった。

    本書でいちばん気に入ったのは、角田光代さん選の「恥」
    「自分を暴かれる傷みが、読む快楽になることを知った」というコメントに膝を打つ。

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    2015年06月05日
  • 女性作家が選ぶ太宰治

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    改めて読み返し、未読なもの、既読なものまちまちだなと思った。
    わたしも江國さんと同じで太宰作品ですきだとはじめに感じたのは女生徒です。
    そして角田さんの言うように太宰作品は読み手が、私自身が書かれていると思い込むなにかがあること。
    もっと広い世代に読んでもらいたいですね。

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    2015年03月12日
  • アンボス・ムンドス ふたつの世界

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    薦められて。読むのが禍々しく感じるほどに悪意や憎悪に満ちた塊。全体的に面白かったけど、5つめと6つめは個人的にはあんまり。

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    2015年03月09日
  • ファイアボール・ブルース

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    女にも荒ぶる魂がある。女子プロセスのスター、火渡抄子。対戦相手の外人レスラーの試合放棄と隠された死の謎を追う。

    戦う姿というのは、興業になるくらい、人間にとって昔からの根源的な楽しみなはずなのに、業界としてはちょっと残念な状態、だからこそのミステリー。

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    2015年06月14日
  • ダーク(下)

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    ネタバレ

    ダークの後編となる下巻。
    相変わらず先が全く予測できない。
    何処に行くのだ「村野ミロ」。

    子供に教えられて壊れた世界を後半取り戻してゆく。
    全ては等価交換だ。

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    2015年02月23日
  • ダーク(上)

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    村野ミロシリーズの完結編(2015年現在)。
    これまでのシリーズをひっくり返す衝撃的な展開の連続。
    どこに着地するのかまったく展開が読めない。

    発刊当時は、相当批判もあったようだが、今の桐野夏生さんを知っているので、逆にこれまでのシリーズの方に違和感があった。

    今読めてよかったと思う。当時だったら批判していたかも。

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    2015年02月23日
  • ポリティコン 上

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    コミューンに暮らす村人の人間模様や欲望、嫉妬、孤独、野心、優しさといった人間くささはとても面白く読めた。
    ただ、テーマとして何を書きたかったのかが最後までよくわからなかった。

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    2015年01月24日
  • 緑の毒

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    本作のタイトルは『緑の毒』だが、あまり毒は感じなかった。

    開業医の川辺は妻の浮気に嫉妬し、水曜の夜に街に出て女性に乱暴を繰り返す。彼の言動は身勝手の一言で同情の余地ゼロ。一方、被害者女性たちはインターネットで繋がり合い、川辺に復讐することを誓う。最低のクズ男に桐野姐さんがどう鉄槌を下すかとわくわくしていたのだが…

    重いテーマを扱っている割には展開・登場人物の心理描写ともに何だか他人事のような軽い感じが否めない。終盤の展開に至ってはまるでB級コメディを見ているようで失笑した。私を含め、ある意味破壊的なダーク桐野を期待して肩透かしをくらった読者は多いのではないだろうか。

    漫画のキャラクターの

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    2015年08月22日
  • ファイアボール・ブルース2

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    1の続編......と思ってたら、PWPは潰れてないし、では前日談かというと、近田の年齢や経歴も違ってる

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    2014年10月07日
  • ファイアボール・ブルース

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    荒ぶる魂( ´ ▽ ` )ノ。
    熱血スポーツ物と思って読んでたら、途中からミステリーになった( ´ ▽ ` )ノ。
    女子プロ探偵なんて、珍しいにもほどがある( ´ ▽ ` )ノ。
    初期作らしく、まだまだ文章が練れてなくて、ところどころ読みづらいけどね( ´ ▽ ` )ノ。
    後のアウトやダークなんかの「強い女性」像の原型がここに( ´ ▽ ` )ノ。
    ある程度なっつを読み進めた人向きかな?( ´ ▽ ` )ノ。これを最初にすると、その後は勝手が全然違って戸惑うだろうな( ´ ▽ ` )ノ。
    1014.10.6

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    2014年10月06日
  • 優しいおとな

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    桐野作品の中では毒が薄くて読みやすいけれど、何か中途半端なまま終わってしまった感じ。ただただ切なくて、桐野作品なのに毒がまわってこないのが不思議でした。何が言いたかったのかわからないままになってしまったけれど表にでない部分でやはり毒が潜んでいる気がします。

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    2014年10月04日
  • 優しいおとな

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    福祉制度が崩壊した日本においてホームレスとなった子供たちが生き抜いていく姿を描いているというもの。近未来小説か、すでに現実か。爽やかさのかけらもない書きっぷりは恐ろしさもあるが、作者はここで何を描きたかったというのか今ひとつ受け止められず。地上とアンダーグラウンドの対比はどういう意味があったのだろう。

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    2014年08月14日
  • 優しいおとな

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    読み終わってなんかかなしい。ハッピーエンドではない。現実的というか。

    思ったのは、村上春樹の地下におりて何かを得たり失ったりする概念的な話。
    あれが現実的で概念じゃなくなって経験や体験で表現したのがこの作品なのかなと思った。
    作家は地下の深いところをみてるんだなと思った。書くことは同じで書き方が違うだけ。だから作家になれるし食べていける。
    なんか、もう少し救いのある話が良いな。桐野夏生っぽいといえばそうなのかもしれないけど。2作目だからなんとも。
    2014.06

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    2014年06月14日
  • 白蛇教異端審問

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    ショートコラム、日記、エッセイ、ショートストーリー、表題作となっている論戦などが収録されている作品。
    やはり桐野夏生さんは、とてもまっとうな方なのだと納得した。こういう人間としてのまっとうさを抜きにして、「OUT」や「グロテスク」のような圧倒的な作品は書けないだろう。

    それにしても方々で絶賛されるハイスミス作品、私は10年以上前に放り出していた。珍しい。でも今なら読めそうだ。

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    2014年06月03日
  • 女神記

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    ヤマトの南の海上に位置する海蛇島の、巫女の家系に生まれたナミマという女性が主人公の物語です。

    彼女は幼い頃、一つ年上の姉であるカミクゥから引き離され、「陰」の巫女として、毎日カミクゥの食べ物を届ける役目を担うことになります。やがてナミマは、第二巫女の家系のマヒトという青年とともに、カミクゥの残した食べ物を口にするという禁忌を犯し、その後ナミマはマヒトの子を身ごもります。

    ある日、マヒトは島を出ようとナミマに言い出し、ナミマはそれを受け入れて、2人は舟で沖へと出ていきます。ナミマは、海上で娘の夜宵を出産しますが、その後マヒトは、ナミマの首を絞めて殺してしまいます。

    死んだナミマは黄泉の国に

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    2014年05月19日
  • ポリティコン 下

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    東一のむき出しの欲望に、嫌悪感をもよおす
    その嫌悪感が自分に向いているような気が…

    桐野作品の男の気持ちはシンクロしたり、
    理解出来たりするんだけど、
    あいかわらず女性の気持ちが理解できん。
    女って、こんなん?

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    2014年03月26日