岡本さとるのレビュー一覧
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居酒屋お夏 春夏秋冬 シリーズ3
目黒永峯町にある「居酒屋お夏」は
毒舌女将・お夏と苦味走った料理人・清次が切り盛りしている。
表には出さないが、身には人並み外れた武芸を備えた二人である。
お夏の毒舌聞きたさに、今日も常連客達が、集まってくる。
《豆腐尽くし》
渡世人として苛烈に生きてきた牛頭の五郎蔵には、若い頃、惹かれあった、忘れられない女性がいた。
《料理屋》
料理屋「水月」の一人娘・お蔦は、両親と婿を亡くし、若女将として、店を切り盛りしなくてはいけなくなった。
牛頭の五郎蔵が、お蔦のために、一肌脱ぐ。
《酔醒》
団子売りのおくみには、仕返しをしてやりたい男がいた。
おくみの仕返 -
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ネタバレ202109/シリーズ3作目。一話目「不死身の男」のラスト(駕籠内の宗兵衛の涙声、かきけす新三と太十の掛け声)、こういうドラマのエンディングのような情景が浮かぶ描写がうまいな~。二話目「帰ってきた男」はおとぎ昔話のようなほら吹き爺さんの話。作者の筆ものってる道中話で笑わせて泣かせる展開、そしてゾクっとさせる余韻あるラスト、という構成のお手本のような物語だった。表題作でもある三話目「雨やどり」、身投げしようとしていた訳あり女性・おそのを助けた太十。おそのを守り救うべく、新三や駕籠留の面々も協力して…という話。今回はエピソード的にも、新三と太十の性格の違いがより際立って描写された印象。このおその、
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ネタバレ 購入済み
老練な白波流師範と海女の水術
京極周防之守からの勧めで、武芸帳編纂所の頭取・新宮鷹之助は今回、「水術」の武芸を調べることになった。
泳ぎの知らない鷹之助は、調査するにあたって先ずは自分が泳ぎを覚えようとの思いになった。夏の暑い盛りである。海に出掛けるのも悪くは無いと思い、芝浜に日々通うようになった。そして、そこで知り合った若い海女のお光から泳ぎ方を習うようになった。お光は、漁師村でのけ者扱いを受けながらもたくましく生きていた。ある騒動からお光を守るため、鷹之助はお光を武芸編纂所に連れて来てしばらく滞在させることにした。
一方、水軒三右衛門が浪人の頃知り合った相模国出身の明石岩蔵を訪ねた。金杉橋の近く芝浜で釣具屋を営んで