岡本さとるのレビュー一覧

  • さらば黒き武士(もののふ)

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    弥助と呼ばれたモザンビークから連れてこられ、
    宣教師ヴァリアー二が連れてきて、信長の小姓となった男の話。
    森蘭丸と共に、信長の背を見て共に切磋琢磨した青春期。
    そして、本能寺の悲劇へと向かう。

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    2021年08月19日
  • 雪見酒 居酒屋お夏 春夏秋冬

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     岡本さとる「雪見酒」、居酒屋お夏春夏秋冬シリーズ№2、2021.4発行。愚鈍だが母親思いの浅太郎、筆師の父子、夜鷹と掃除坊や、剣術の達人の師弟、4話とも味わい深い物語。お夏と清次の名コンビがビシッと話を締めます。ただ、タイトルの雪見酒(第4話)だけは、テンポも悪くイマイチの感がしました。

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    2021年06月19日
  • 相弟子~若鷹武芸帖~

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    ネタバレ

    202105/水軒メインの巻。かつての相弟子だった和平と出会い、娘探しを託されて…という物語。編纂所の面々が関わり予定調和感はあるけど安定の面白さ。寄る年波で心身が弱っていた水軒の描写もうまい。剣術道場主となっていた娘とのロマンス話は時代を考えてもえ~と思ったけど、作者もメイン読者層も男性なので夢があってこれはこれでいいのかも笑。

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    2021年06月08日
  • 雪見酒 居酒屋お夏 春夏秋冬

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    202104/新章になっての第2弾。前章の主軸のような戦いはなくても、面白く読ませる発刊が楽しみなシリーズ。

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    2021年06月08日
  • 駕籠屋春秋 新三と太十

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     人形町の駕籠留、主は留五郎、そして行かず後家の姉妹、お龍(りょう)23歳とお鷹22歳。駕籠を担ぐのが新三(しんざ)28歳と太十(たじゅう)28歳。この二人が強く、優しく、ただ者ではない。大名の落し胤とか。駕籠に乗せる客に絡んだストーリーが展開していきます。岡本さとるさんの新シリーズ、期待しています。

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    2021年06月05日
  • 居酒屋お夏 春夏秋冬 山くじら

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    “居酒屋お夏シリーズ”が新装開店という事で、再始動。

    前シリーズのラストは、お夏と居酒屋が炎に包まれるところで終わったので、その後が気になっていたのですが、お夏も清次さんもお元気そうで何よりです。
    母親の敵討ちという目的が片付いたせいか、何となくお夏と清さんが明るくなった気がします。
    第一話「麦とろ」では、以前は寡黙だった清さんが昔語りをしちゃったりしていますし・・。
    収録されている四話とも、程よくほっこりする、ええ話で安心して読めます。
    なんにせよ、再開してくれて嬉しいですね。

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    2021年03月18日
  • 父の海~若鷹武芸帖~

    ネタバレ 購入済み

    老練な白波流師範と海女の水術

    京極周防之守からの勧めで、武芸帳編纂所の頭取・新宮鷹之助は今回、「水術」の武芸を調べることになった。
    泳ぎの知らない鷹之助は、調査するにあたって先ずは自分が泳ぎを覚えようとの思いになった。夏の暑い盛りである。海に出掛けるのも悪くは無いと思い、芝浜に日々通うようになった。そして、そこで知り合った若い海女のお光から泳ぎ方を習うようになった。お光は、漁師村でのけ者扱いを受けながらもたくましく生きていた。ある騒動からお光を守るため、鷹之助はお光を武芸編纂所に連れて来てしばらく滞在させることにした。
    一方、水軒三右衛門が浪人の頃知り合った相模国出身の明石岩蔵を訪ねた。金杉橋の近く芝浜で釣具屋を営んで

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    2021年03月09日
  • 駕籠屋春秋 新三と太十

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    江戸の町を駆ける籠屋の二人。
    剣法も強い。過去に裏がありそうな始まり。
    新しいシリーズ。これからが楽しみ。

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    2021年02月28日
  • 質屋の娘 駕籠屋春秋 新三と太十

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    202102/早速刊行された二巻目、安定の面白さだった。やっぱり若干の都合良い展開はあるけど、それを上回るキャラの良さと物語のたたみ方に納得感。前巻では多少物足りなく感じたところもあったけど、一話目の二転三転しての結末とか面白かった。正直古臭い描写・昔ながらのジェンダー観も多々見受けられる作風にひっかかる人もいるかもしれないけど、時代物フィクションなので自分は許容範囲かな。

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    2021年02月28日
  • 駕籠屋春秋 新三と太十

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    202101/岡本さとるお得意の"気持ちのいい若者"が主人公モノ。各話のエピソードは登場人物達をあらわす為の都合の良さもやや感じられるけど、新シリーズ開始ということで、本作ではまだ語られないこともあるので、今後もちょっと追ってみようと思う。

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    2021年02月13日
  • 黄昏の決闘~若鷹武芸帖~

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    岡本さとる 著「黄昏の決闘」、若鷹武芸帖シリーズ№6、2020.6発行。そこそこ面白いのですが、岡本さとるさんの作品だけに読む前から期待感が高まります。今回の作品は、もう少し躍動感が欲しいです。失礼しました。

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    2020年08月26日
  • 居酒屋お夏 十 祝い酒

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    ネタバレ

    シリーズ第十弾。
    ※裏表紙には“人気シリーズ、堂々の決着”と書いてあるので、最終巻になるのでしょうか。

    第一話、第二話は、いつもの“ええ話”で、第三話「祝い酒」が前々から続いていた、お夏の母の仇・千住の市蔵こと、小椋市兵衛との決着です。
    濱名の旦那の奮闘ぶりが胸を打ちますが、結局はお夏VS市兵衛という展開に。
    ラストは居酒屋が炎に包まれ、読者としては「え!?」というところで終わりという・・。
    個人的には、その後、お夏と仲間達が玉子焼をつつきながら祝い酒を飲んでいてほしいという希望がありますが。

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    2020年04月29日
  • 居酒屋お夏 九 男の料理

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    シリーズ第九弾。

    今回は清次さん多めで嬉しかったです。
    お夏の母の仇との決着は、結局持ち越しになったのでしょうか。敵もなかなか手強いですね。

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    2019年11月30日
  • 恋わずらい 剣客太平記

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    取次屋シリーズは一気呵成に読み終えたから(あと一冊のこしてる)この作品はじっくりと読まなきゃ(ムリや・・・)
    相変わらず良き人物が多い
    栄三よりもスキがあるところも良い
    成長が楽しい
    近くにこんな人いないかしらん

    さて、良き人も多く出るのですが、まだ作者が様子見なのかレギュラーに落ち着いてません
    なぜ死んじゃった・・・

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    2019年11月15日
  • 剣客太平記

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    剣客太平記三冊目~
    でも、この巻がこのシリーズ第一作なんだ
    今までキャラになじんできたので読みやすい(笑)
    やっぱ、この作者すきだ

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    2019年10月11日
  • 伝説 新・剣客太平記(十)

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    新・剣客太平記ついに完結。

    亡父・虎蔵の死と改めて向き合い、受け入れる竜蔵。
    最終巻だけあって、懐かしいあの方々も登場します。
    爽やかな読後感の、良いシリーズでした。

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    2019年09月03日
  • 追憶 新・剣客太平記(九)

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    若い頃から無鉄砲な竜蔵を可愛がってくれた実践派の新田道場主、新田玄道。育て上げた弟子はメキメキ腕を上げたが、心は卑しく邪剣となってしまった。一人娘の夏は、女でありながら竜蔵も一目おく存在の女剣士。
    直心影流の流派にとっても、問題が起きたのだった。

    痛快人誑しの竜蔵の大活躍!

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    2019年04月03日
  • 師弟 新・剣客太平記(二)

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    竜蔵の年上の一番弟子竹中庄兵衛の行きつけの茶店の茶汲み女が預かる少年の母親から便りが届かない。何かあったかと、文を代筆すると、、、勤め先をやめたと言う返事。良きことでやめたのならいいのだがと、調べてみると。

    昔仇討ちのために剣を教えて助けてやった人が、郷里での仕事ぶりに藩主から上京を許され、農学の勉強に励むことになったが、何か表情が浮かない。

    剣俠の人、竜蔵の父親「虎蔵」は生涯道場も持たなく弟子もいなかった。あるとき父親の墓参りをするとそこには、誰かが墓参りしたらしく、、、。密かに探索すると。

    ある時から、刀袋で立会いを申し込む輩が現れた。もし負ければ、刀をもらうと言うのだ。剣技の油がの

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    2019年03月21日
  • 血脈 新・剣客太平記(一)

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    幼馴染で誰よりも分かり合えるお才が上方へ行き、竜蔵は綾と結婚し鹿之助と言う子をもうけた。

    立派な師範となり道場も順調だ。

    子を持った竜蔵は以前のような無茶はしなくなった。

    が、なぜか事件が呼ぶようで。。。

    先輩の剣士が道場を持ったと言うので、若い頃の恩義の例を言うべく立ち寄るが、そこに怪き人物が。
    あまりに純粋で真面目な先輩は怪しんでいないが、竜蔵は気になって仕方がない。

    探るとそこには、人をあやめた形跡の小太刀がみつかって、、、。痛快なベランメイの名調子が戻ってきた!

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    2019年03月19日
  • 十番勝負 剣客太平記

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    竜蔵の弟子の友人が、今で言うところの虎の穴的進学塾で、金第一で、貪り取ろうとする塾長をたしなめて、稽古とは名ばかりのリンチで殺されたときに、竜蔵が仇を取ったことでその進学塾「文武堂」も解散の憂き目にあったが、それを根に持ち長い間、命をつけ狙われていたが、今回の巻きで決着を得た。

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    2019年03月16日