尾形真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
恋と食のある10の風景
小説新潮掲載作品から編まれた、
人気作家陣による〈恋〉と〈食〉をテーマにしたアンソロジー。
顔ぶれはなかなか豪華。
「わたしたちは平穏」 一穂ミチ
平穏なふりをする平穏が好きなふたり。
波風を立てず、壊さない距離を選び続ける関係性が、食卓の静けさとともに描かれる。
元妻の生霊だか怨霊だかの存在だって平穏
「ワタシノミカタ」 古内一絵
シングルマザーの漫画家と、その息子。
忙しさと不安を抱えるふたりのもとに現れたのは、救世主のような若いイケメンアシスタント。
外見だけでなく、心までイケメン。
仕事にも生活にも、さりげなく手を差し伸べる存在は、ふたりにとって確かに“ -
Posted by ブクログ
自分の中の愛の形を見つけていくための道標になるような本だった。
6人それぞれの視点からの愛がどんどん絡み合って、交わりあって、パズルがはまっていくような、絡まった糸が解けていくような気持ちよさがあった。
わたしはやっぱり誰かの愛を傷つけた愛は残酷だと思ってしまう。でも、いつ自分が他者の愛を傷つけているか分からないから、怖いなと思う。
そんなことを思いながら、それほどに誰かを愛せる情熱や愛せるような存在に出会うことができる運命もまた羨ましく美しいと思ってしまう。
頭と心が一致しないってわかる気がする。
何があっても最後は自分が責任をもつ覚悟で生きていかなくちゃいけない。 -
Posted by ブクログ
「恋のその先を描いた物語」
その通りの内容。人生の一部である「恋」の行方を見せてくれる。
単純な「別れました」「付き合いました」ではなく、複数の視点で恋を読めることが非常に楽しかった。
「もしかして...。」と思っていたことが当たったり、外れたり、推測しながら読む楽しさもあった。もう一周読めば、さらに繋がりが見えて面白いだろうと思う。
クラゲって死ぬときは溶けて消える
ひかり
不倫を受けいれ、関係性を続けていく姿が良かった。「好き」なんだなと凄く感じたし、真っすぐさがあった。爆発の仕方は周りに対してよろしくないものであったが、起き上がり方が上手かった。
「七転び八起」力強さ。「負けへ -
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