尾形真理子のレビュー一覧
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ恋に悩む女性たちが、あるセレクトショップで選んだり勧められた服によって、新しい自分を発見したり、好きな人や恋人との関係を見直したりする話。
もっと、ヒリヒリするような恋愛小説かと思っていたのだが、意外に読みやすく安心して読める作風だった。
身につけるものって気分を上げたり、なりたい自分に形から入ったりできるので、悩んでいる人には、即効性があるかも。値段は書いてなかったけど、あのお店は私が買わない価格帯だろうな〜。
それぞれのお話の主人公が、恋を諦めるのか、改めて向き合うのか、どっちに転ぶか見当がつかないものだと思った。
タイトルは元々ルミネの広告コピーだそうで、各短編のタイトルもぐっとくる -
-
Posted by ブクログ
恋と食のある10の風景
個性豊かな短編とエッセイがぎゅっと詰まった一冊
収録作品は以下のとおり
一穂ミチ 「わたしたちは平穏」
古内一絵 「ワタシノミカタ 」
君嶋彼方 「ヴァンパイアの朝食 」
錦見映理子 「くちうつし 」
奥田亜希子 「白と悪党」
尾形真理子 「SUMMER STREAMER 」
原田ひ香 「夏のカレー」
《エッセイ・掌編》
田辺智加 「初恋と食事」
山本ゆり 「ゆかりとバターのパスタ」
山田詠美 「恩響の彼方のトマトサラダ」
私は特に、錦見映理子さん、尾形真理子さん、原田ひ香さんの作品が好みだった。
ある作品では、涙がじんわり浮かんでくる。
また -
-
-
-
-
Posted by ブクログ
ネタバレ星3.5かな〜。
確か昔読んだけど途中は思い出したが、全くオチを覚えてなかった。何人かの大人の恋愛の話。多視点で描かれ、だんだん点と点が繋がっていく好きなタイプのストーリー。若干消化不良ではあるが。
あとは全員女性視点と見せかけたミスリードも良かった。
何年一緒にいてもどんな形であっても愛があるかどうかは積み重ねなんだな〜とか家族の形も色々いうオチ?
あとは母は強い。みたいなのが軽くあった。
面白いは面白いけど不倫、浮気が許せる人間ではないのできちんと報いを受けて欲しかったなとは思った。なにこれからは幸せになります。みたいな前向きさ出してるんだよ。
優しく何の罪も犯してない青子さんは報われるべ -
-