尾形真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
最初は読んでいるといろんな人が出てきて、切り取られた小話を見ているようなんだけれど、徐々にその話の繋がっている点が多く見えてきて、面白い。
そして視点の描かれ方がいくつもの登場人物に切り替わって描かれるから、一つの事実に対しても別々の観点を感じられるので理解が深まる。
途中、どうなっちゃうんだコレ。どう収まりつけるんだ…?てなる場面もあったけれど、登場人物みんなが自分の持てるだけの誠実さを持って、意思決定をしていく姿に力をもらえた。
自分は何が大切にしたいものだろう。誰を想って生きていきたいだろう。そんなことを考えさせられました。
(電子版から移行) -
Posted by ブクログ
ネタバレ『"恋のその先"を描いた物語』
キャッチコピー通りでした。
6人の女性それぞれの視点を同じ時間軸で書いた物語。
私はよく、「みんな同じ空の下に生きてるのに、人生はてんで違うなあ!」と思うのですが、それを体感したお話でした。
一方で、登場人物たちがあらゆる形で繋がっているのがフィクションらしく、おもしろかったです。
『好きだと思える自分になればいい。自分で好きだと思えないのに、隣にいる人には愛してもらおうなんて矛盾している。相手の愛情に不安になる前に、わたしが倍じられるわたしでいること。それでも裏切られるなら、自分の愛に悔いはない。』
ぜひ恋愛に悩んでいたり、自分に自信が持てない方に読んで欲しい!
"まずは自分を愛してあげよう"と思える心強い一冊です。 -
Posted by ブクログ
もぅ〜!!
最高の1冊!!
文庫本で読ませていただいていいのか!?って心のなかで叫びました
お買い得だと思います、この1冊
恋と食のある10の景色のサブタイトルもすてきですが、わたしとしては恋よりもひととひととのつながりを強く感じました
誰かと出会うこと
誰かと寄り添うこと
誰かと愛し合うこと
それはとても簡単なようで、簡単ではない
いっしょに食事することも相手が違えば、高級であっても味気なく、カップ麺でもおいしく感じるように
最後の山田詠美さんの『恩讐の彼方のトマトサラダ』まで、どの作品も好きですが
しいて!!
強いて、好きな作品は
君嶋彼方『ヴァンパイアの朝食』
奥田亜希子『白と悪党』
原田ひ香『夏のカレー』 -
Posted by ブクログ
試着室で思い出したら本気の恋だと思う
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ひと夏の恋に さよなら した娘が、
すすめてくれた本。
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このお話を読みながら、
娘は何を想ったのだろう。
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涙があふれる。
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可愛い服を買った時、
一番に見せたい人は誰ですか。?
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私が試着室で思い出すのは、
あなた だよって娘に伝えたい。
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実らなかった恋にも、
ちゃんと実はできている。?
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キレイになったねって、
伝えたい。
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ありふれた春だけど、
冬をのりこえた春だもん。
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きっと新しい恋がやってくるよね。
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#本#おすすめ本#試着室で思い出したら本気の恋だと思う#尾形真理子#可愛くなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃないってこと#あしたの服を悩むのは、あしたを夢みるからなんだ#可愛くなりたくて、人は新しい服を着るのだ -
Posted by ブクログ
ネタバレ今まで2人主人公や2つの場所といったサイドa/bくらいの視点の物語はよく読んできたけれど、6人の物語が数ページずつランダムにさも当たり前のようにいろんな人の物語が並んでいるものは初めてで読み始めとても驚いたし戸惑った。でも読み進めるうちに、すごく絶妙に6人の物語が繋がっていき、途中からあれこの人もしかして…と予感しながら読み進めて、最後に徐々に全てのピースがハマっていく感じが読んでいて面白かった。ヨウについて、ヨウってカタカナで変だし乳がんといえど、実家の両親の反応的にこの日ともしかして男?と思って男性乳がんを調べたら本当に男性にも乳がんがあるらしくて驚きつつ、この日ときっとそうやわと確信を持ったりして読みながらも好奇心が刺激されて面白かった。茉莉ちゃんが貧困家庭の普通の女の子かなと思ったら別の主人公の旦那の不倫相手と茉莉ちゃんが出てくる写真が興信所でゲットされたりして、え…茉莉ちゃんって実は結構大きい子で児童買春とかヤバい感じ!?とドキドキソワソワした。その後も変なスカウトに平気で捕まったりしてたけど、知的障害があると作中で描写が出てきてたので納得できた。 最後の最後でヨウの「本気でなりたいと生きていたら近づいてもら遠ざかることはないじゃない?」という言葉、私も同じマインドで生きてるけどやっぱなんかいいなぁと思った。知歌の名前、父親の歌を知っていてほしいみたいな願い?不思議だけど悪くないなぁと思った。