尾形真理子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「あしたの服を悩むのは、あしたを夢みるからなんだ」
とてもオシャレで素敵な本だった。
この本で描かれている女の人って、みんな強くてカッコイイ。服を通して、ありのままの自分の「良さ」に気づける。自分ってこんなに素敵だったのかと思いださせてくれる。
服って自分って素敵なものだなと感じさせてくれる作品だった。
既婚者と不倫をしている女性の話が特に印象的だった。普通、不倫をする女なんて嫌な奴、ってイメージがあるが、この話の女性は、好きな人と幸せになりたい、ただそれだけの「普通」の女性なんだなと感じさせられた。
この作品の女性たちは皆、痺れるほどカッコイイ(笑)
焦らず、ありのまま、服を纏うことでよ -
Posted by ブクログ
最初は読んでいるといろんな人が出てきて、切り取られた小話を見ているようなんだけれど、徐々にその話の繋がっている点が多く見えてきて、面白い。
そして視点の描かれ方がいくつもの登場人物に切り替わって描かれるから、一つの事実に対しても別々の観点を感じられるので理解が深まる。
途中、どうなっちゃうんだコレ。どう収まりつけるんだ…?てなる場面もあったけれど、登場人物みんなが自分の持てるだけの誠実さを持って、意思決定をしていく姿に力をもらえた。
自分は何が大切にしたいものだろう。誰を想って生きていきたいだろう。そんなことを考えさせられました。
(電子版から移行) -
Posted by ブクログ
ネタバレ『"恋のその先"を描いた物語』
キャッチコピー通りでした。
6人の女性それぞれの視点を同じ時間軸で書いた物語。
私はよく、「みんな同じ空の下に生きてるのに、人生はてんで違うなあ!」と思うのですが、それを体感したお話でした。
一方で、登場人物たちがあらゆる形で繋がっているのがフィクションらしく、おもしろかったです。
『好きだと思える自分になればいい。自分で好きだと思えないのに、隣にいる人には愛してもらおうなんて矛盾している。相手の愛情に不安になる前に、わたしが倍じられるわたしでいること。それでも裏切られるなら、自分の愛に悔いはない。』
ぜひ恋愛に悩んでいたり、自分に自信 -
Posted by ブクログ
大好き。
この作品が伝えたかった核心は、“当たり前だと思って見落としている他者の優しさや愛に気づくことの大切さ” なのかも知れない。
作中で描かれる愛は、恋愛・情熱・大きな犠牲のような派手なものではなく、
そばにいてくれること、見守ってくれていること、存在を認めてくれること といった静かな形。
題名にある、隣人とは単なる隣に住む人ではなく、
家族でも親友でも恋人でもないけれど、自分を救っていたり、気づかないうちに支えてくれている存在。
この物語は、相手が愛を“くれるか”ではなく、自分が愛を“知れるか・感じられるか”の物語 。
みんな愛し、愛され、繋がっている。