梅松町江のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
胸に残る温かなお話
作家買い。編み物を縁に出会った二人の物語。先生は奥様に先立たれ、その心の痛みを昇華出来ないまま。途中まで編んだ靴下という形で残っています。主人公は祖父が英国人であり編み物を日常にする人だったためか、編み物と先生にハマってます。ちょうど先生に海外の仕事が入ってきて、アシスタントのような位置に。美味しい、けれど辛い位置。けれど、少しずつ先生の心は変わっていくのです。じんわり泣けるお話でした。
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購入済み
好きな漫画家さん
独特の雰囲気のある漫画家さん。表紙を見て、外国人?と思いましたが日本人でした。表題作は年齢高めかな。サラリーマンの人生の転機です。ほんのり温かくなる話。
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Posted by ブクログ
短編集。
担当さんからボツにされたり、到底書けないと思われたものを集めたもの。
…そのコンセプトに惹かれて発売日までドキドキしていました。市内にある大きめの本屋に発売日にいったらなくて、迷った末にネットで注文。
届いた瞬間にがっちり読みました。
「ちょっとだけ!最初のだけ読むだけだからね!」と思って開いたのに、雲田さんの足フェチマンガでスッコーーーンと落ち、15分かけて全部読んじゃいました……。
恐るべしダメBL…。
一人で立つぐらい自立した子なのに、なんだろうこの魔力…。
読んだ感想ですが…「どこがダメなのかさっぱりわからない」という…(笑)
たしかにアンケートはとれないかもしれない、 -
購入済み
出会い方が稀だけど、すぐにお互いのこと好きになってキュンとしてるのが良い。割と展開が一足飛びに早かったので、もう一組入れるよりもじっくり2人の話が読みたかったかも。
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ネタバレ
三作品あります。
表題のCPは、大学のサークルの先輩後輩。先輩は、人の感情が形で見える人。しれっとした顔の後輩からでてくるハートで、好意を寄せられている事を知っている。ただ、感情が見える事はいいことばかりではなく、嫌な感情もキャッチしてしまい、気がつく事も。そんなこんなの二人の話。
2作目も大学生同士。初見は三角関係になりそうな雰囲気だけど、読み終わって始めから読み直すと、なるほどなぁ〜となる展開。
3作目は作家と担当者が実は高校の同級生だった展開。しかも、作家が担当者を好きだった、という王道展開。一途な片想いが沁みる〜。