鈴倉温のレビュー一覧
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あらすじ
幼い頃、避暑地で野犬に襲われそうになったところを相楽森哉という少年に助けられた斎京瑠加。大病院の理事長である父にねだって身寄りのない相楽を引き取らせ彼の人生を手に入れた瑠加だが、心までは自分のものにならないと知っていた。やがて成長した瑠加は父の跡を継がぬまま将来を決めかね、相楽は理事長の運転手として斎京家に仕えていたが!?―。
甘ちゃんの受を守る設定は好き。
でも、思ってたよりシビアな設定と進行で面白いって感じとは違ったかな?この本に関しては、もう少しご都合設定でもいいわ~。
攻には、何かしら秀でた部分があって欲しかった。引き取られて憐れまれて育っただけじゃ、なんかね、ヒーローとし -
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「俺たちのおまじないは、絶対になくならないよ」(帯より)
かわいいお話でした。
授業さぼって転校する霧生を見送りに行ったり、同級生たちの目の前で泣きながら抱き合っちゃったりして、いろいろ大丈夫だろうかと心配してしまうほど、序盤から両想いでした。それなのに、くっついたはずのあたりから擦れ違いというか、草の勘違いというか、相思相愛になるまでが長かった。ほんと長かった。
とってもファンタジーで乙女チックでイラストの泣き顔もかわいいのですが、草の勘違いが、そこまで卑下しなくても……というくらいとことん勘違いして終いには暴走してくれます。
そこまでしないと気付けないのか、と興ざめしてしまいましたが、こ -
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こういう系統のお話大好き!
年下わんこしっかり者の受け大好き×ちょっと臆病で後ろ向き頑固、攻めが好きなのに表に出せないのに気持ちが固まれば前向きな受け
フリーランスのデザイナーの受けが鎌倉に引っ越して、打ち合わせで訪れたお店の店主と仲良くなっていくお話。
偶然街のカフェであい、相席することになって食べ物の好みでどんどん仲良くなって、日常を共にすることが多くなる。
お互い、他人とどこか一線置いて付き合うタイプだったのが、時に頼り寄りかかり合いながら過ごすうちに思い合う。
最初に攻めが「つきあってるつもりでいる」って言ってから、受けも受け入れるようになって。
すごくほのぼの優しいお話で良か -
購入済み
へぇ、ふーん?
神江さんのお話ってやり過ぎ感がなく順を追った展開に引き込まれます、キャラも穏やかで癒やされるので好きです。本作も朔のおトボけキャラと圭一郎の純真さがコミカルな上に微笑ましくもあるお話でした。朔が圭一郎ラブになるまでが薄いのと圭一郎が割とアッサリ朔に落ちたので何でどーして感は残るのですが、なんか合ってる2人。朔の可愛い執着独占欲にはどんだけだよとゆーツッコミは何度となく出ましたが(笑)ただもう少し甘さと切ない展開が欲しかったかな〜。あと「高校生なのでキス止まりでも良かった」とゆーレビューも見かけましたが個人的にソコ大事!なのでポイントは低くめです(笑)
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Posted by ブクログ
たとえ警察もので硬派な設定だったとしても、鳥谷しずセンセはどこまでも鳥谷しずセンセだったのでした…!
品性を感じさせながらも、あらゆる場面に変態臭さが。
巨○自慢の変態検事の友利×DT警部補の鈴原。鈴原は弟から“恋人”として友利を紹介されてひと目惚れしますが、それは叶わぬ恋。しかしながら、仕事がら友利と接することを避けられない鈴原は、やがて彼と道ならぬ関係になってしまうことに。
シリアスかな…と思いながらもセリフがぶっ飛んでいて、コメディじゃないですよね?と念を押しながら読んでしまいました。
一番はやっぱり、
「鬱陶しいぞ、粗チン野郎!死ね、租チン野郎!」と鈴原が連呼したあの場面です。とて -
購入済み
お、今度はイイかも。
青坂シリーズ2、今回の絵師さんの絵柄とお話のイメージが合ってたし角倉の八方塞がりな気持ちも伝わってきて、まあ良かったかな。貴間がね〜分かりずらかったけどおかげでスレ違いとジレジレした感じは楽しめました。