ぶーたのレビュー一覧
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この逃避行の果てには何がある?
強制終了の影が見え始めて、ようやく吉田と沙優との関係性にお互いが踏み込める様になるなんて、何とも皮肉ですが仕方がない事かも知れませんね。
夏祭りが最後の想い出に…?
その先も茨の道でしょうし。
三島は当初から負けヒロインキャラ的な描き方が見えていましたが、告白シチュぐらいはきっと望みがあったでしょうに…
神田先輩とのエピソード、アニメ版では削られてしまいましたが、OVAででも出して欲しかったです。
吉田フィルターを直接的に表現されていたキャラだっただけに残念。
その分は、コミック版・原作小説で補充してはいますが… -
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将来のビジョンを明確にって案外
逃げ続ける事から漸く前を向く事が出来そうになった沙優だけど、将来のビジョンを考えようとしても、足下が不安定な今の状況は難しい筈だけどどうなるんでしょう?
不穏な足音も近付いてきていそうですし…
アニメ版ではカットされてしまった神田先輩、後藤も三島も気付いてしまった様で、局所戦が展開され始めましたが、次巻では大分激しくなりそうで果たしてどうなるのか…怖いけど楽しみです。 -
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価値観の絶対的な齟齬って
矢口恭弥みたいにどうにも価値観が共有出来ない人って世の中には少なからず存在しますが、ここまで酷いと幾らフィクションとは言え読んでいくのが辛いですね。
アサミは両親との価値観の違いに幼少の頃から悩みながらも、偽善的でない正義感を絶妙な距離感で強要ではなく共感出来るって、悪い出会いだけではなかったってのがこの物語の救いです。
次巻はアニメ版ではカットされてしまった神田先輩の登場ですね。楽しみです。 -
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Posted by ブクログ
単行本と、角川文庫版を読んでから角川つばさ文庫版も読んでみました。
「小学上級から」ということで、小学生で森見登美彦の文章は難しくないかな?と思ったのですが、文中に注釈がついていて(文豪の作品のよう)、大人でも参考になりました!また、注釈のおかげで、思っていた以上に、色々な文学的表現?をもじった言い回しが入ってるんだなぁー、と再発見できました。
そして、文庫のレーベルとイラストが変わると、すごく印象が変わるものだと驚きました(「一部を書きかえて、よみやすくした」とありましたが、どこかわからなかった)。ぜひ、小学生〜の方たちにも読んでもらいたいです! -
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完結
いつのまにか積ん読にしてたら、完結してた。
完結か…スピンオフあるんだろうけど、本編は完結。
衝撃的なタイトルと紹介文章で内容に驚いたけれど、以後同様な作品も出てきたから、間違いなくパイオニア