北康利のレビュー一覧

  • 小澤隆生 起業の地図 困難をいかに乗り越え、事業を成功させるのか

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    小澤さんが出ているYouTubeを見て、小澤さん自身に興味を持ち、購入。
    小澤さんの人生を追いながら、小澤さんがビジネスをする上で大事にしている「おざーんの法則」と絡めた解説は、分かりやすく、頷く場面が多かった。
    一つ一つの法則は、理屈では理解できるし、当たり前と感じることも思うが、「言うは易し、行うは難し」で、意識しないとなかなか実行は難しいと感じるものもあり、改めて日々の仕事や生活で自分の考えや行動を見直そうと思った。
    起業を考えている人はもちろん、これから働くことになる学生にとっても、学びは多いと感じた。

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    2025年09月27日
  • 小澤隆生 起業の地図 困難をいかに乗り越え、事業を成功させるのか

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    若いうちに知りたかった内容が多数。弁当屋の仕入れ業者トラックをタクシーで追いかけて、インターフォン鳴らして仕入れ交渉など。圧倒的行動力。最近デスクにいることが多いので猛省。

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    2025年09月20日
  • 白洲次郎 占領を背負った男(上)

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    白洲次郎の半生の前半。
    GHQとの憲法制定の件など、(別の書籍含めて確認が必要かとは思うが)こんなに突貫で日本国の憲法が作られていたとは驚いた。
    また、交渉する場合、相手がどのような思惑で動いているのか(GHQ・マッカーサーは自国の法律は自国で作るというハーグ国際条約違反と極東会議による憲法制定への横槍を恐れて憲法制定を急いでいた)をput feet in their shoesするのが大切だと思った。

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    2025年06月29日
  • ブラジャーで天下をとった男――ワコール創業者 塚本幸一

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    太平洋戦争でのインパール(白骨街道)の生き残りだと聞くと迫力が違う。ワコール創業者、塚本幸一氏の話だ。戦争で生かされた、という自覚をもって、事業に臨む。正攻法ばかりではないが、とにかく熱量と行動力、決断力が伝わってくる内容であり、面白い。自己啓発にもなるし、経営者への指南書にもなるし、戦中戦後におけるドラマを見る楽しさもある。

    また、同社を語るに特徴的なのは、女性の活躍だ。いくら塚本氏に気迫や熱量があっても、女性の下着売り場での売り子は務まらない。それを担う女性がいたのだ。また、生産においても、開発においても、女性の力が輝いているのだ。女性の下着を扱うために、そのように自然となるという事もあ

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    2024年12月11日
  • 思い邪なし 京セラ創業者 稲森和夫

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    520ページの大作。読むのにすごく時間がかかりました。 それでも読みやすく、わかりやすく書かれている。これまで出版された自伝からも多く引用されており、集約版と位置付けても良さそう。 稲盛氏の功績や生い立ちがわかり、とても有意義。偉大な経営者なので伝記としてとても価値がある。

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    2024年06月29日
  • ブラジャーで天下をとった男――ワコール創業者 塚本幸一

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    インパールからの奇跡の復員から始まる、ワコールを一代で世界レベルの企業に仕立てた社長の一代記。ゼロから始めた会社経営のトップの苦悩も余す所なく書かれて、骨太な筆致で語られる人物像がとても魅力的だった。

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    2024年03月06日
  • 白洲次郎 占領を背負った男(上)

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    敗戦という国としての逆境から、如何にして再び復活するかを自らの使命とした男、白州次郎。時に荒々しく、時に強引でありながらも、いつも格好良くあり続ける魅力は何か。
    やはりそれは本文でも繰り返し述べられている「プリンシプル」なのだろう。周囲からは突拍子がないように見える態度や行動も、実は彼が貫く筋、信念があるからこそであり、GHQとも対等に渡り合える強さであると感じた。
    同調圧力の強い日本において、その存在の大きさや果たした役割を知ることができるいい機会となった。
    自分のプリンシプルは何か?を考えるきっかけにもしたい。

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    2023年11月23日
  • 白洲次郎 占領を背負った男(上)

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    北康利による白洲次郎の伝記。次郎の幼少期から戦後GHQ統治時代の憲法改正プロジェクトへの関わりまでを描き、サイドストーリーとして妻の正子や父の文平、祖父の退蔵、また友人となった近衛文麿や福沢諭吉など著名な人物たちの背景まで語られる。戦争に向かってゆく・敗戦後処理を行う日本における重要人物が白州次郎のストーリーを軸にしながらこれでもかというほど登場するため、歴史の勉強になる。また、白洲次郎に期待される豪快なエピソードも多く登場するため、面白い。

    超上流階級・大金持ちの生まれで、留学などもしながらのびのびとした生活を送る中で育まれたのが、「プリンシプル」と考えると、この人が「プリンシプルのない日

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    2023年10月20日
  • ブラジャーで天下をとった男――ワコール創業者 塚本幸一

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    晩年の、国を愛して憂う発言の数々は
    頼もしく思っていたし
    過酷なインパールの戦で生き残った方だとも
    知っていましたが
    滋賀県の方だったんですね。

    私もルーツが近江八幡なので一挙に親近感が。
    スケールが違い過ぎるけどw

    今度は彼の人間の中身に迫る伝記が読みたいです。
    どなたか!

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    2023年09月24日
  • 叛骨の宰相 岸信介

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    ネタバレ

    2023/08/02 読み終わった
    Twitterでジャーナリストの方がおすすめされていたので。
    政治家の、特に近現代日本の政治家の伝記を読んだのは初めてかもしれない。
    他の方のレビューで「安保闘争のイメージしか無かったが180度変わりました」などとあったが、俺は安保闘争のイメージも無かった。安倍晋三元首相のおじいちゃんのイメージしか無かった。そんなレベルから読んだ。

    青年期〜戦時中までは歴史物として、戦後〜組閣あたりはルポルタージュとしてなんとなく勝手に頭が整理して読んでた感じ。
    どちらかというと青年期〜戦時中の方が楽しんで読めた。当時の日本官僚がどんなことを考えてどう行動していたのか。当

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    2023年08月27日
  • 白洲次郎・正子 珠玉の言葉

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    見開きに2人の短い言葉
    それだけなので
    すぐに読める
    それだけなのに
    2人の人柄が
    浮かび上がってくる

    正子怖い婆ちゃんだったと思う
    次郎根の優しい気遣いの人だったと思う

    サンデービルヂングマーケット
    BooksVictorにて購入

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    2023年05月22日
  • 白洲次郎 占領を背負った男(下)

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    日本人としてとても学びのある良書だと感じた。戦後のマッカーサー率いるGHQ占領下で日本の将来の為暗躍し、外交の場においても前に立って奔走。特にGHQ民政局との憲法作成のやり取りは悔しささえ覚える。米との関係性は今でも通ずる部分があるんだろうな。

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    2023年05月08日
  • 本多静六 若者よ、人生に投資せよ

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    本多静六の激動の人生が書かれている。
    人並外れた勤勉さ、頭脳、行動力、そして運も持ち合わせていたことが伺える。

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    2023年04月04日
  • 本多静六 若者よ、人生に投資せよ

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    2022年77冊目。440ページ、累計21,307ページ。満足度★★★★☆

    『私の財産告白』などのベストセラーで知られる日本初の林学博士・本多静六の生涯を安田善次郎などの生涯を書籍として著した北康利氏が同様に書籍化したもの

    1866年生まれの本多の生涯を通して、日本や海外の状況、当時本多と交流のあった人物像などを知ることができる

    「職業の道楽化」を理想に掲げた本多だが、「豊かにならねば、やりたいことも実現できない。周囲を幸せにすることもできない。」と蓄財は社会の継続発展には不可欠と確信していたことを強調しておきたい

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    2022年12月29日
  • 白洲次郎 占領を背負った男(下)

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    久しぶりにこういった本を読んだ。
    あまり詳しくなかったが白洲次郎という人物像と過去の歴史を知ることができてよかった。
    想いを持った行動でなければ世の中は変わらないと言う良話

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    2022年09月25日
  • 白洲次郎 占領を背負った男(上)

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    面白かった。信念•意志の強さですね。
    モチベーションあげるためにビジネス本の間に挟みましたが、こういった本のジャンルは初めてでした。
    下巻読みます。

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    2022年09月06日
  • 佐治敬三と開高健 最強のふたり〈下〉

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    下巻は、佐治さんと開高さんの話が本格的に始まり、二人がどのような人生を歩んできたか、それと同時にサントリーがどのように成長していくかが語られていきます。

    良くも悪くも破天荒な時代を生きていた二人の人生は、熱くそして太いものであり、とても心に残るものでした。

    二人の別れのシーンは涙無くしては読めない感じでしたね。

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    2022年05月18日
  • 乃公出でずんば 渋沢栄一伝

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    日本に資本主義を導入し、幕末を終わらせた人物。
    どこまでも自分事として国を思い、行動する。

    現代の日本企業のそこかしこに面影。

    ・知識を吸収する吸収魔、絶えず提案する建白魔、人と人とを結びつけてやまない結合魔
    →何事に対しても、改善策はないかと考える。リスクを取ってでも自分の意見として出す。そのことが、彼に人生のチャンスを与え続ける

    ・蚕が孵化するように「君子豹変す」

    ・八百万の神の一柱としての国づくり

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    2021年10月31日
  • 白洲次郎 占領を背負った男(上)

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    ネタバレ

    長谷部の『心を整える』に出てきてて、本田も読んでいたということで興味が湧いて読んでみた。
    マッカーサーを怒鳴りつけたエピソードが一番印象に残った。
    誇りを持ち、自分の考えをはっきり伝えられるところが凄い。
    憲法が駆け引きでこんなドタバタして創られたものとは知らず、敗北を感じた。

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    2021年05月16日
  • 白洲次郎 占領を背負った男(上)

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    評伝とか苦手だと思ってたけど、めちゃおもしろい。
    理由は白洲次郎という題材のおかげか、それとも筆者の文章のうまさか。

    ちょっとこた小噺が散りばめられていて、それぞれの人が魅力的に描かれている。

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    2020年09月06日