北康利のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
面白かった
上巻が若い頃の写真、下巻が活動中の写真。
下巻の方がカッコいいですね。
めちゃくちゃお金持ちの家に生まれて、
それゆえ留学できて、でも父親の破産で留学を切り上げて帰国して、借金あるから
がむしゃらに働いて、村田簿記とかで勉強もして、奥さんと出会って、
歳が離れているけど朋友と呼んでいいかもしれない吉田茂と出会って、
バリバリ仕事して、いい歳こいても殴り合いの喧嘩とかして、
でも奥さんとか家庭内は円満で、奥さんも随筆家とかでヤンチャな人みたいだったけど、
仲が良くて、車の運転とかもヤンチャで、年取ったらうるせえジジイになって、
ぽっくり亡くなった方みたいです。
小気味良い、かっこいい、筋を通す生 -
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再読。「日本でいちばん格好いいといわれている男」白洲次郎さんの前半生が描かれている。
2009年にNHKでドラマ化もされている。
日本国憲法制定の際に無理難題を押し付けてくるGHQを相手に互角に渡り合った壮絶なやり取りが印象的。揺るがない「principle」をもって、表舞台には立たず裏方に徹する白洲次郎さんの生き方がステキでとてもカッコいいと思った。
いろいろなエピソードも書かれていて面白い。
日本国憲法がどうやってできたのかを知る上でもおすすめの本。
町田市の鶴川にある白洲次郎さんの邸宅だった「武相荘」にも行ってみたい。
心に残った言葉
・彼(白洲次郎)は吉田茂に見込まれ、戦後、日本復 -
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はじめにー空前絶後の成功者
千両分限者になる夢
父親のことば
「ただ漫然と日常を過ごすだけであれば、動物と何ら変わるところはない。規則正しい生活を送りながらそれぞれの天分を尽くし、持って自分と家族との繁栄発展を期することで初めて、万物の霊長としての人間の本文が果たせるのである」
「たとえ思わぬ災難に出会っても他人に迷惑をかけず、独立独歩で処しえるように平成の準備を立てておくことは人間第一の務めである」
”三つの誓い”をたてた
一、独立独行で世を渡り他人の力を当てにしない。一生懸命働き、女遊びをしない。遊び、怠け、他人に縋るときは天罰を与えてもらいたい
二、嘘を言わない。誘惑に負けない。
三、 -
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生い立ちから学生時代、松風工業に始まり、京セラ設立、第二電電設立、JAL支援だけでなく、その間、救済を求める企業への支援など、詳細に描写されており、今まで読んだ稲盛さんに関する書籍の中で、最も稲盛さんの根底にある考えに多少触れることが出来たような感覚を覚えた。
常に正しい判断をすることに努め、心を高める為に良い仕事をするなど、各企業に最適化されたフィロソフィを従業員皆んなで共有し、ベクトルを合わせて、企業全体の推進力を増大させている。
近頃では、働き方改革が過剰に叫ばれ、自分が新入社員であった頃に比べれば、随分と生ぬるい職場になってしまったと感じるのは私だけではないと思う。
この本の全てをその -
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日本初の林学博士であり、日比谷公園をはじめ多くの公園を手掛け、明治神宮の杜の設計者である本田静六さん。勤勉と節約、先見の明により、莫大な財産を築いた。林学の泰斗として森林保護や適正な活用を行なったのはもちろん、新年と行動力で多くの偉人と交流を持ち、また多くの逸材を育てた。木だけでなく、人も育てた。こんな偉人がまだまだいるんだなあ。恥ずかしながら知りませんでした。「見返りを求めて人脈を広げようとする人間に幸運の女神は微笑まないが、巧まずして育んだ人間関係は人背にとって最良の投資となる」「「天才−努力」には「凡才+努力」の方が必ず勝てる。」「人生の最大幸福は職業の道楽化にある。富も名誉も美衣美食も
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北康利さんはノンフィクションの名手である。
比較的中立的な立場で著述するため非常にわかりやすい。
本多静六は自分にとって、日比谷公園を設計した日本公園の父とも言える方とは
存じていたが、それ以外は知らなかった。
知らないことで無色透明な本多静六像がわかるのではと思ったが、この著作は成功しているのではと思う。
今ある金儲け本の源流はここに行き着くのではという印象である。
蓄財、投資よりも「正しい金の使い方」を実践しているのが本来伝えたいところであろう。
金を貯めた後に何をしたいというアウトプットがしっかりしているのは、最近の投資本でも欠けることが多い点で参考になる。
本編でも大隈、渋沢、後 -
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「道をひらく」を読んで感銘を受けたので、松下幸之助がどのような人だったかを知りたくなり読んだ。
(松下幸之助さん自身が書いた自叙伝的なものは無いようだったが伝記のこちらはあった)
読んでいくととにかく面白い。
政治の塾とか人間とはどう生きるべきか、など経営者としてというより哲学者のようなイメージが強かったが、幼いときから苦労を重ねたバリバリの経営者だったのだなとわかる。
同時代の成功者として名を並べる本田宗一郎氏は根っからの技術者だったので、二人は全然タイプが違う事も理解した。
松下氏がどのようにしてPHPを立ち上げて哲学者のようになっていったのかが興味深かった。
▼自分の今の悩んでいる -
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思い邪なし 京セラ創業者稲盛和夫著
1.本書
就職、京セラ、KDDIそしてJAL再生。
稲盛さんの全ての足跡が残されています。
ここで見えてくるのは、スキルではありません。
稲盛さんの考え方、生き方です。
2.玩具タイトーの売却
買い手スクエアエニックス当時の和田社長の回想があります。
「京セラとの交渉は金額ではなかった。
タイトーをどう成長させるのか?」
3.JAL最終日
「謙虚にして驕らず。さらに努力を。」
本書の、いえ稲盛さんの全てが凝縮されている言霊です。そのため抜粋しました。
4.最後に
500ページのボリュームです。
全く飽きない、いえ、益々引き込まれていきます。
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京セラ創業者の稲盛和夫の評伝。評伝の中でも、もっともよくまとまっているのではないかと思う。KDDI合併の話やJAL再生の話もその内幕にも触れられている。
まずは、生まれから鹿児島時代、家族の関係や受験の失敗、そして就職しての上京(京都)、松風工業時代のセラミックスとの出会い、京セラ創業と結婚、組合との向き合い、世界進出、第二電電創業、JAL再生までが年代記として綴られる。その中には、創業時の血判状の話、通信参入のきっかけとなった千本さんとの出会い、有名な孫正義とのアダプタのエピソードにも触れられる。こうした歴史が、稲盛さん本人だけではなく、多くの関係者への取材を通して書き上げられたものである