北康利のレビュー一覧
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要素分解からの地図作成(事業全体がどうなっているのか?)が重要である
→スポーツ事業を「チケット」「グッズ」「放映権」「スポンサー」「飲食」「ファンクラブ」に分けたら、それぞれにおける成功事例をマトリックスで調べる
→何するのか?のwhatを決める
→どんなコンセプトでビジネスするのか?の打ち出し角度を設定する
→あとは、早く走るのみ!
投資は消費。
→金は全て出す。上手くいかなくても返さなくて良い
小澤起業家牧場!調べてみる
事業戦略のアイデアを宿題として出された時
→3〜4つ持っていく
→1つ目に当初の期待値に最も高いものを用意し、リアクション見ながら残りを話して、擦り合わせをしてい -
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本多静六『若者よ、人生に投資せよ』は、一人の学者・投資家としての軌跡を通じて「人生をいかに活かすか」という根源的な問いを投げかける一冊です。倹約と努力に始まり、山林投資で経済的自立を果たし、最終的には自然環境や公共事業へと還元していく。その姿は、金銭的投資の枠を超えた「人生そのものへの投資」として読むことができます。
読後に残ったのは、単なる成功譚ではなく「人は何に時間と労力を注ぐべきか」という哲学的な問いでした。まさに人生を長期的なプロジェクトと捉える視点を与えてくれる本であり、若者だけでなく幅広い世代にとって示唆に富む内容だと感じます。 -
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再読。
GHQが「従順ならざる唯一の日本人」と本国に報告している通り、占領者のGHQという強い相手に対しても卑屈にならずに立ち向かって行った白洲次郎の後半生が描かれている。GHQ民生局のケーディスとの国家主権をかけた血みどろの争い、通産省の創設、只見川電源開発、サンフランシスコ講和条約締結など、戦後の日本復興のために吉田茂と二人三脚で力の限りを尽くした白洲次郎の生き方は誰にも真似できない魅力的で格好いい生き方だなぁとつくづく思った。
エピソードもたくさん書かれていて読み応えがある。特に、調印式の前日に吉田茂が講和条約の受諾演説をする草稿が英文であることを白洲次郎が見て、日本語で書き直させたエピ -
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本多静六の生涯を詳しく綴った本。
仏教用語で喜捨という言葉があり、社会にお返しする、という考えを取り入れたい。
人生必ずしも意のごとく運ぶものとは限らない。そこで、運んでもよし、運ばないでもよしで、人は常に最善の用意をしておかなければならぬ。
豊かにならないとやりたいこともできない!
周囲を幸せにすることもできない。できるだけ早く始める、後悔はしても仕方がない。
本多静六の手帳は、
納養 自分の欠点や金言
残用 やり残した仕事
カレンダー 毎朝チェック
当用 TODOシート
日記
資料
家計
住所録
適宜、更新して1cmほどの小型にして持ち歩く。
食べたつもり貯金、買ったつもり貯金
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購入済み
奥只見湖は別
11月くらいだとハイシーズンですが、時代はもう少し降る話なのでその辺もきちんと書いて欲しかったですね。
燃料買う金がないから水力発電所を設置した考えなのでしょうが、火力にしろ原子力にしろ燃料輸入して発電してるようでは
後の世代に負荷をかけるので、頭の良い人たちに頑張って欲しいものです。
お好みで。 -
ネタバレ 購入済み
面白かった
上巻が若い頃の写真、下巻が活動中の写真。
下巻の方がカッコいいですね。
めちゃくちゃお金持ちの家に生まれて、
それゆえ留学できて、でも父親の破産で留学を切り上げて帰国して、借金あるから
がむしゃらに働いて、村田簿記とかで勉強もして、奥さんと出会って、
歳が離れているけど朋友と呼んでいいかもしれない吉田茂と出会って、
バリバリ仕事して、いい歳こいても殴り合いの喧嘩とかして、
でも奥さんとか家庭内は円満で、奥さんも随筆家とかでヤンチャな人みたいだったけど、
仲が良くて、車の運転とかもヤンチャで、年取ったらうるせえジジイになって、
ぽっくり亡くなった方みたいです。
小気味良い、かっこいい、筋を通す生 -
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再読。「日本でいちばん格好いいといわれている男」白洲次郎さんの前半生が描かれている。
2009年にNHKでドラマ化もされている。
日本国憲法制定の際に無理難題を押し付けてくるGHQを相手に互角に渡り合った壮絶なやり取りが印象的。揺るがない「principle」をもって、表舞台には立たず裏方に徹する白洲次郎さんの生き方がステキでとてもカッコいいと思った。
いろいろなエピソードも書かれていて面白い。
日本国憲法がどうやってできたのかを知る上でもおすすめの本。
町田市の鶴川にある白洲次郎さんの邸宅だった「武相荘」にも行ってみたい。
心に残った言葉
・彼(白洲次郎)は吉田茂に見込まれ、戦後、日本復 -
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はじめにー空前絶後の成功者
千両分限者になる夢
父親のことば
「ただ漫然と日常を過ごすだけであれば、動物と何ら変わるところはない。規則正しい生活を送りながらそれぞれの天分を尽くし、持って自分と家族との繁栄発展を期することで初めて、万物の霊長としての人間の本文が果たせるのである」
「たとえ思わぬ災難に出会っても他人に迷惑をかけず、独立独歩で処しえるように平成の準備を立てておくことは人間第一の務めである」
”三つの誓い”をたてた
一、独立独行で世を渡り他人の力を当てにしない。一生懸命働き、女遊びをしない。遊び、怠け、他人に縋るときは天罰を与えてもらいたい
二、嘘を言わない。誘惑に負けない。
三、 -
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生い立ちから学生時代、松風工業に始まり、京セラ設立、第二電電設立、JAL支援だけでなく、その間、救済を求める企業への支援など、詳細に描写されており、今まで読んだ稲盛さんに関する書籍の中で、最も稲盛さんの根底にある考えに多少触れることが出来たような感覚を覚えた。
常に正しい判断をすることに努め、心を高める為に良い仕事をするなど、各企業に最適化されたフィロソフィを従業員皆んなで共有し、ベクトルを合わせて、企業全体の推進力を増大させている。
近頃では、働き方改革が過剰に叫ばれ、自分が新入社員であった頃に比べれば、随分と生ぬるい職場になってしまったと感じるのは私だけではないと思う。
この本の全てをその