石崎洋司のレビュー一覧
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講談の神田伯山が監修 朝ドラ「おちょやん」のオープニングのイラスト担当 いぬんこが絵を描いている 講談絵本
雷電は伝説の力士だとか。(私は知らなかった)
その生まれてから初土俵までを描いた絵本
講談は数回しか聞いたことがないのだけれど、神田伯山監修ということで、黙読をすると まぁ 伯山調で言葉が飛び込んできて 忙しい
絵を目で追いながら 言葉が頭を走り抜けていく。
そして 雷電の半生は面白い。
これは プロの講談師さんから 聞いてみたい作品だった。
さぁ これを小学生に読み聞かせると・・・・
話術の巧みさが 必要かも。
その後も ちょっと 雷電が気になってしまった 私です。 -
購入済み
杉原は政府の命令で動いた
なぜ「政府の命令に反して」という嘘のプロパガンダにこだわらないと、本を書けないのだろうか?
ただこの本でよかったのは、彼が志願兵として兵役をこなしていることを書いている。1年で陸軍少尉で退官。恐らく、その後も予備役軍人であったと思われるが、これを無視する伝記が多い。もう一つは、敗戦時にソ連軍に拘束されたのに、何故かすぐに解放されたという事実を記載していることだ。ほかの外交官はシベリア抑留の憂き目にあっている。彼が何故すぐに解放されたか謎だ。素直に読めば、「あの件」とはまさしく、ソ連からすぐに解放された事以外に無い。
彼は終戦まで懲戒も受けずに、順調に栄転している。筆者は、どうしても「政府の命令 -
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"「おう!チョコ!助けに来たぜ!」
ギュービッドさま!
「おい、ワッハとモーチャント。話は、ぜんぶ聞かせてもらったぜ。」
ギュービッドは、そういうと、一直線に肖像画の下へ。
「あたしのかわいい弟子を、ひどいめにあわせやがって。ただですむと思うなよっ。」
すると、肖像画のなかの、ワッハさんとモーチャントさん、ぶるぶるふるえはじめて。
「い、いや、これには深いわけがあるんだ……。」
「モー、チャントあやまります。ご、ごめんなさい……。」
「ごめんですむなら、魔界警察も暴れん坊将軍もいらないんだよっ。成敗してやる!」
ギュービッドは、かっと、肖像画をにらむと、右手をあげた。"[p -
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"「あのう……。」
あたしが目をむけたのは、自分のベッド。
そこには、黒革コートに身をつつみ、ほおづえをつきながら、スマホを操作するわかい女の人がすわってる。黒革フードの下からのぞく髪は銀色、おはだは、ぬけるように白く、アーモンド形の目のなかで、黄色いひとみをきらきらさせるそのお顔は、超美人さん。だけど……。
「あーん?」
反応がオヤジ……。そもそも、すわりかたも、でーんと、あぐらをかいてるんだけどね。"[p.9]
1巻刊行から11年、チョコの進級と共にナンバリングがリセット。
これからもぜひ大形くんには"ときどき黒鳥にいいかっこ"をしてほしい。