石崎洋司のレビュー一覧
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ネタバレ2泊3日の移動教室で軽井沢に行くことになった、黒魔女さんのクラス。黒魔女さんの係であるレクリエーション係で、バスの中でシンデレラのDVDを流した途端に突然、4級黒魔女認定テストが始まってしまった。
4級魔女認定テストが合格しない限り、クラスメートたちが永遠と目覚めない…。
しかもこの認定テストには、大形京が関わっていた。
はたして黒魔女さんが無事テストに合格できて、クラスメートたちが解放されるかどうかという物語だった。
無事テストが合格できて良かったなと思った。
インストラクター黒魔女が学生だったころの話を黒魔女さんが関係者たちと座談会を開いて話している様子やおまけ漫画があって面白かった。 -
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杉原千畝の本は小学生の時に漫画の伝記で読んだきりだったが、印象的な名前もあってか、覚えていた。
改めて学び直してみると、自分の頭で物事をとてもよく考えて結論を出す人なのだな、ということが分かり、大いに尊敬できる人だと思った。
そして、ただの良心によって動いた人というのではなく、どうしたら皆が助かる可能性が高いのかを冷静に検討し動いていたというのが格好いい(日本政府への連絡の取り方や、ビザの発行の仕方など)。人の良心にすがるだけでは奇跡を期待することしかできないが、世の中は不条理で様々な人間がいる、というのをふまえた上で行動することが多くのユダヤ人が生き残る上で本当に重要だったのだと思う。
冷静に考えていたのはユダヤ人たちも一緒で、ただ杉原にビザを書いてくれ!と頼むだけでなく、その後の行動の準備がきちんとできていたこと、それを杉原に説明し、仕事をする上で動きやすくしていたことが素晴らしい。ハンコをつくったり、自分たちで手伝える範囲の効率的な体制づくりもできていた。皆が考えて行動したことで繋いだ命だったのだなぁと分かると、当時の状況の壮絶さがより現実味をおびて感じられる。
今、イスラエルとハマスの紛争に注目が集まっており、イスラエルの対応に非難が集まってもいる。私自身、「自分たちが迫害されてきた歴史をもつのに、今は迫害する側にまわっているのではないか?自分たちさえよければいいのか」と感じることがあった。
だが、当時はただ仕事でビザを発行していたと思われていた(実際は政府の意に反して行なっていた)杉原千畝を戦後何年間も探し続けていたこと(それも世界各地で、何人も)を考えると、ユダヤ人は決して恩を忘れない人たちなのだ、ということが分かる。
民族の一側面だけで安易に判断して、簡単に批判意識を持たないこと。それが私たちが本当に大切にすべき教訓なのだと思う。 -
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ネタバレ小学校に入学してから不運なことが起き続けていクラスメイトのために厄ばらいに挑戦する物語、
インストラクター黒魔女の友達に再会する物語、
ヤングケアラーのクラスメイトのために黒魔女さんが黒魔術で、そのクラスメイトを温泉旅行に行かせていたが、大形京が邪魔する物語だった。
まさかこの本に載っていた、全ての物語が伏線で最後の物語で伏線回収されるとは思わなかった。
クラスメイトである大形京は、インストラクター黒魔女の友達の黒魔女がインストラクターをしていた時、あまりにも魔力が強すぎるため手に ぬいぐるみをつけさせた。大形京の不運もカバーされていたため、その不運が小学校に入学してから不運なことが起き続けていクラスメイトに全て ふりかかっていた。
主人公の黒魔女が厄ばらいで大形京のぬいぐるみが取れてしまい、大形京の魔力が復活してしまった。大形京は男子なので、黒魔女ではなく魔法使いで、また会おうと約束しそのまま逃げていった。
まさか大形京が魔法使いとは思わなかった。 -
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ネタバレクラス全体の親睦を深めるためクラスのみんなでサイクリングをするのだが黒魔術を使ってあたかも自転車に乗っているように見せる物語、死霊のインチキ商売に騙されたクラスメートが手に負えなくなるほどの緊急事態になり黒魔女さんの黒魔術で状況を元に戻した物語、祈祷師の息子とヤクザの血筋を引いたおもちゃ屋の息子からアプローチされインストラクターの黒魔女と一緒に考えた黒魔術と作戦でアプローチを蹴った物語だった。
視聴者のアイデアとイラストでどんどんクラスメートが増えていって今後どのようなクラスメートが登場するのが楽しみだ。
黒魔女さんの黒魔術が効かないミステリアスなクラスメイト、大形京は一体何者なのかと思った。 -
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才能ある人が、まっとうに問題にぶつかり、真っ直ぐ成長するとこうなるのだな。なんだか気持ちよく読めた。
アリ・スミスの『両方になる』を読んだときと似た感覚。二項対立や、何か一つの考えを良しとするのではなく、色々なものが合わさって調和する感覚を持っている人(中性的?セクシャリティの話だけではなく)の話というのは、その人に全く触れていなくとも会ったことがなくとも、心に透明に入ってくる気がする。
そして、オードリータンのように、若くから良い道のりを歩んできた人を知ると、つい羨ましくなってもっと学ばなきゃ急がなきゃ追いつかなきゃ、と焦ってしまうけれど、そういうときこそ自分のペースで手の中にある様々な幸せを味わいたいなと思った。
あと非常に読みやすかった。