石崎洋司のレビュー一覧
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講談の神田伯山が監修 朝ドラ「おちょやん」のオープニングのイラスト担当 いぬんこが絵を描いている 講談絵本
雷電は伝説の力士だとか。(私は知らなかった)
その生まれてから初土俵までを描いた絵本
講談は数回しか聞いたことがないのだけれど、神田伯山監修ということで、黙読をすると まぁ 伯山調で言葉が飛び込んできて 忙しい
絵を目で追いながら 言葉が頭を走り抜けていく。
そして 雷電の半生は面白い。
これは プロの講談師さんから 聞いてみたい作品だった。
さぁ これを小学生に読み聞かせると・・・・
話術の巧みさが 必要かも。
その後も ちょっと 雷電が気になってしまった 私です。 -
購入済み
杉原は政府の命令で動いた
なぜ「政府の命令に反して」という嘘のプロパガンダにこだわらないと、本を書けないのだろうか?
ただこの本でよかったのは、彼が志願兵として兵役をこなしていることを書いている。1年で陸軍少尉で退官。恐らく、その後も予備役軍人であったと思われるが、これを無視する伝記が多い。もう一つは、敗戦時にソ連軍に拘束されたのに、何故かすぐに解放されたという事実を記載していることだ。ほかの外交官はシベリア抑留の憂き目にあっている。彼が何故すぐに解放されたか謎だ。素直に読めば、「あの件」とはまさしく、ソ連からすぐに解放された事以外に無い。
彼は終戦まで懲戒も受けずに、順調に栄転している。筆者は、どうしても「政府の命令に背いて罷免された」という虚構を強制され、良心から事実を持って語らせる手段に出たと考える。
しかし、ここまでが筆者の限界なのであろう。
巻末に 彼と縁もゆかりも無いアンネ・フランクをあげているのに、杉原に先立つこと2年前に満州・オトポールで2万人のユダヤ人を救った樋口中将、東条英機、松岡洋右の名前を挙げることは許されなかったのである。 -
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"「おう!チョコ!助けに来たぜ!」
ギュービッドさま!
「おい、ワッハとモーチャント。話は、ぜんぶ聞かせてもらったぜ。」
ギュービッドは、そういうと、一直線に肖像画の下へ。
「あたしのかわいい弟子を、ひどいめにあわせやがって。ただですむと思うなよっ。」
すると、肖像画のなかの、ワッハさんとモーチャントさん、ぶるぶるふるえはじめて。
「い、いや、これには深いわけがあるんだ……。」
「モー、チャントあやまります。ご、ごめんなさい……。」
「ごめんですむなら、魔界警察も暴れん坊将軍もいらないんだよっ。成敗してやる!」
ギュービッドは、かっと、肖像画をにらむと、右手をあげた。"[p.154] -
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"「あのう……。」
あたしが目をむけたのは、自分のベッド。
そこには、黒革コートに身をつつみ、ほおづえをつきながら、スマホを操作するわかい女の人がすわってる。黒革フードの下からのぞく髪は銀色、おはだは、ぬけるように白く、アーモンド形の目のなかで、黄色いひとみをきらきらさせるそのお顔は、超美人さん。だけど……。
「あーん?」
反応がオヤジ……。そもそも、すわりかたも、でーんと、あぐらをかいてるんだけどね。"[p.9]
1巻刊行から11年、チョコの進級と共にナンバリングがリセット。
これからもぜひ大形くんには"ときどき黒鳥にいいかっこ"をしてほしい。 -
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"今日も、二人は、あたしの顔をみるなり、そっぽをむき。さらにいまは、あたしからわざとはなれるように、いちばんうしろのほうにすわってる……。
七日まえの卒業式のときは、あたしも、いちばんうしろにすわってたんだよ。あのときは、二人に両側をはさまれて、めんどくさいなぁって思ったんだけどねぇ。
ああ、結局、絶交状態のまま、春休みに突入かぁ。
って、そんなに落ちこむな、あたし。これは『絶交の曲』の呪いのせいなんだから。
でも、やっぱり、悲願花、ギュービッドさまにお願いしとけばよかった……。"[p.76]
2人と無事に仲直りできたのかどうかは次巻持ち越し。 -
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"「ねえ、大形くん。ほかに、なにか、準備したほうがいいことない?」
すると、大形くん、テーブルの下から、透明なパックをとりだした。で、おはぎにおはしをつきさすと、パックのなかにぽとり。さらに、もうひとつ、ぽとり。それから、おばさんくさく、手首にまいていた輪ゴムをとって、パックにまきつけて。
「持っていくといいねぇ。」"[p.150]
大形くんと二人でご飯食べてどきどきしてるチョコちゃんかわいい。手をもじもじしてるのかわいい。
"「おねえちゃん、先輩がいってるのは、麻倉くんと東海寺くんのことですよ。」
え?麻倉くんたちが、どうかしたの?
「ベントーベンの絶交の曲で、絶交されちゃったでしょ?先輩は、おねえちゃんが、あの二人との仲直りを願ってるだろうからって、悲願花を用意したんです。」
仲直り?麻倉くんたちと?い、いや、そんなこと……。
「考えてないのか?」
そ、それはそのう、絶交のままっていうのも、なんだけど、べつに悲願ってほど、おおげさなものじゃないし……。"[p.298] -
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"「どうして、あたしだけなの!帰るときは、ギューバッドもいっしょよ!」
そのとたん、ギューバッドの下品な笑顔が、すっと消えて。
「なにいってんだよ、メリュジーヌ、それじゃあ、いつまでたっても帰れない……。」
ひとりだけ帰って、どうなるっていうの?あたし、そんなのぜったいいや!
一生、ギューバッドのことを心配しながら、生きていくなんて、考えたくもない!"[p.91]
2巻目。
ラムエルテが自分の子供であったあたりが、魔法が使えなかった理由かな?
ギューバッドはイケメンだなぁ……。
"「……考えなさい!」
あ、あたし、なにいってるんだろ。考えなさいだなんて、無責任な……。
マリスさんたちが、ぎょっとしたように、あたしを見つめてる。二人だけじゃない。ゴンサロさんも、フレデラーさんも、そして、ギューバッドやエグジリさん、旅人さんまで、あっけにとられた顔をしていて。
で、でも、いっちゃった以上、最後まで責任を取らなくちゃ。それが先生だもの!
「なんだっていいの!どんな小さなことでもいいから、自分になにができるのか、考えなさい!」"[p.221] -
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“「安心しろ、黒鳥!おれがついているからな!」
あ、麻倉くん。日曜日の朝から、こんなところでなにしてるの!
「黒鳥が保育園でマジックショーをやるっていうから、駆けつけたんだよ。マジシャンには、たよりになるアシスタントが必要だからな。」
ア、アシスタント?って、それより、このシチュエーションでは、とうぜん……。
「ひっこめ、麻倉!黒鳥のアシスタントは、おれじゃなくちゃ、だめなんだ!」
東海寺くんも、日曜日の朝から、白装束で、うろつかないでください!
「黒鳥。おれがアシスタントとして、真言を唱えれば、どんな大マジックも大成功だ。自由の女神でも、レインボーブリッジでも、なんでも消せるよ!」
そんなものは、消しません!百円玉一枚すら、うまくできなかったんだから。
それに、こっちには、魔界直送の手品グッズがあるので、アシスタントもけっこうです。
「チョコちゃんて、やっぱりモテモテだね〜。」
へ?足もとから、かわいい声がするけど。
あれ、灯子ちゃんの弟の雄一くんじゃない。大きな目をくりくりさせて、笑ってる。
「雄一くん、あたし、モテモテなんかじゃ……。」
「またまたぁ、てれちゃって。ぼく、聞いたもん。チョコちゃんは、やくざの組長の孫と、インチキ霊能者を、手玉にとってる、魔性の女だって。」”[P.117]
他作品とかだと17巻にもなれば、主人公の好きな相手ってちょっと落ち着いたりするけれど、この本は相変わらずどっちにも寄らない関係でそこも正直面白い。
来年で10周年と知り、非常にびっくりする。
“バーン!
とつぜん、ものすごい音をたてて、体育館のドアがあいて。
「それは、インストラクター黒魔女が、しっかりしてるからだぜ!」
ギュ、ギュービッドさま!
「チョコ!あやとり魔法で川を出すとは、たいしたもんだ!あたしも、ぜんぜんっ、思いつかなかったぜ。だから、ほうびに、ちょびっと、魔力を足してやったのさ!」
そ、それじゃあ、ほんものの川になったのは、ギュービッドさまのおかげ……。
「おいっ、卒霊生!あたしの弟子を、低級だの、ダメだの、へちゃむくれだのって、さんざんなこと、いってくれたみたいだな!」
あのう、こんなときですが、卒霊生も「へちゃむくれ」とまでは、いってませんが。”[P.281] -
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“「心配いらないって。いいから、行こうぜ。あたしはさ、この秘密の脱出路を発見したときから、ずっと思ってたんだよ。」
「ずっとって、なにを?」
「卒業までには、絶対に一回はここを使ってみよう、メリュジーヌと二人でって。」
あたしと?
「ティカがいなくなってから、ずっと二人でやってきたけど、卒業したら、ばらばらだ。だから、それまでには、絶対、おまえといっしょに冒険したいなって。」
ギューバッド……。
「これは最初で最後のチャンスなんだ。わかったか?わかったな!じゃ、行くぞ!」”[P.35]
ジャンプスーツ姿がえろ恰好いい。
ギューバッドと旅人の息が合う辺りがちょっと気になる。
part1なので次に続く。
“黒いベルベットの上着を着た男が見えた。ぴったりとした黒パンツに、黒ブーツも。頭には、羽根飾りのついた特大ベレー帽。その下からは、長い巻き髪がのぞいている……。
「た、旅人さん?」
「ふふっ。おぼえていてくださって、光栄だな。黒魔女さんよ。」
ああ、その、ワシ鼻をならす笑いは、まぎれもなく、旅人さん!
「旅人っ。おまえ、なんだって、こんなところにいるんだよっ。あ、まさか、おまえ、あのグロ騎士とつながってたのか?最初から、あたしたちをつかまえるつもりで……。」
すると、暗闇のむこうで、ちっと、舌打ちが聞こえて。
「ったく、おまえは、ほんとにバカ黒魔女だな。」
「なんだと!」
「オレも、囚われの身なんだよ。黒騎士団の仲間のわけがないだろ。」
囚われの身?あ、見て、ギューバッド。旅人さん、反対側の牢屋に入れられてる!
「ふん、ざまぁみろってんだ。あたしのことを、バカっていった罰だよ。おまえ、知らないだろ。『バカっていったら、おまえがバカ』って、ことわざ。」
そ、そんな、ことわざ、ないと思うけど……。”[P.162]