あらすじ
あたし、片平サエ。魔法やオカルトが大好き。不思議なできごとに出会うと、わくわくするの。同級生の博士や、大学生の光一おじさんは、「すべての謎にはトリックがある!」なんていうんだけどね。で、あたしもついむきになって、謎解きしちゃって。今度の事件こそ、ほんとの超常現象だといいんだけどなあ。(「謎のラブレター」ほか全3編を収録。)
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Posted by ブクログ
「そのトリック、あばきます」の2巻目です。
そういえば科学ミステリーだったのを思い出させる内容でした。
「ガラスの龍は夜動く」は、
以前小説(ドラマだったかな?)で読んだ(見た?)ことがあるトリックだったので
すぐにトリックがわかってしまいました。
よくある科学トリックなんですかね?
Posted by ブクログ
“「おじさん、おじさんったら……。」
「むにゃむにゃ……。お、サエ!どうした、デザートがあまったか?のこしたら、もったいないぞ、おじさんが食べてあげよう。」
そういうことじゃなーい!
っていうか、食べ物になると、ぱっと目をさますの、やめなさいっ。
「ん?」
急に、光一おじさんの顔がまじめになった。
「どうしたの?」”[P.85]
2巻目。
1巻の幕間にいた犬はサエの飼い犬だったのか。
“「ほんとだ!サエ、すごいね!だけど……。」
博士が、めがねの奥から、じっとあたしを見つめてる。
「ほかにも、なにかあるんじゃないのかなぁ。」
なによ、そのいいかた。なんか気になるね。
「え?い、いや、ほら、このふんいきからして、やっぱりこれは暗号だってことはまちがいなさそうだろ。だから、とにかく解読しなくちゃ。コロを助けるために!」”[P.141]