岸本葉子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日々の興味や関心、体験してみて感じたことを綴ったエッセイ。
この作者のエッセイは2作目だが、タイトルにもあるように「やってみたいこと」「やってみたこと」に関する作品だった。一つ一つが短く、さくっと読めた。
作者の独特な表現(鎌倉を散策で出会った獰猛な蚊の"差し違えも辞さない"という表現など)はとてもおもしろく、私自身語彙力を増やしたいと思った。
後半に作者自身の20代後半で感じた働くことへの悩み、30代、40代での歳の取り方などを率直に書いてあり、まさに「本当にしたい仕事とは?」を考えていたので、なるほどと思いながら読めた。
私自身も、"じたばた"して -
Posted by ブクログ
この本は、一人暮らしを初めて経験する、二十代~アラサー女性をターゲットにしているようだ。
ひとりで暮らす楽しさと、気を付けなければならない要所を、押しつけがましくなく伝えていく。
自分も学生時代から一人暮らしをはじめた。
あのころ、たしかに防犯関係にかなり神経質になっていたことを思い出した。
今は家族がいるので、ちょっと緩んでいる。
でも、いつか高齢者の独り暮らしになることもある気もする。
そのときは、ここに書かれていることとはまた別の生活のコツが必要になるんだろうなあ。
家選び、お金と食材のやりくりなど実践的なアイディアが並んでいく。
だいたい、今読んでも通用する内容。
エスニックのかご -
Posted by ブクログ
43才、一人暮らし、小さな会社で事務員をしている井本正美が、ひょんなことから週末だけのおむすびカフェを開くまでを描いた話。
正美はよく行く店で見かける老人、ムツが買った商品を家に持ち帰るのを手伝い、そこで、焼きおむすびと糠漬けをごちそうになる。
ムツのところには、その土地を狙って、不動産屋の仁岡と加奈子が足繁く通ってきていたが、その家のかわいさに一目惚れした正美は、家を売ってほしくないばかりに、借りたいと申し出る。
ある種、勢いで家を借りることになり、そこで週末だけおむすびカフェを開くことにして、周りの人たちのアドバイスを得ながら開店にこぎ着ける。
開店しても、お客はなかなか来ないが、それ