岸本葉子のレビュー一覧

  • 俳句、やめられません~季節の言葉と暮らす幸せ~

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    著者の俳句愛につられて、俳句に興味をもつ機会になった。俳句初心者には入門としてちょうどいい。読みやすい。

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    2019年06月24日
  • ひとりを楽しむ ゆる気持ちいい暮らし

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    ネタバレ

    やっぱり岸本さんの文章はいいなあ。
    あとがきに書かれていたことに共感。
    『仕事や社会全般における成果主義、競争主義、自己責任を重んずる新自由主義的風潮など何かと「きつ苦しい」時代』に、「ゆる」が求められていると。
    自己責任ばかりクローズアップされてる世の中、本当に幸せなのかなあと疑問だった。心を幸せにするために、ゆるいつながりとか、グレーな判断で許される部分を求めているんだろうなあ。

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    2019年05月18日
  • ちょっと早めの老い支度

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    女性独身エッセイスト岸本葉子さんが、50代に突入して老いから色々不便を感じてこれからの老境どう過ごすかの考えをまとめた本。ひとつ言えることは、今のまま年を取っていくことはなく、必ずなんらかの衰えはあるので、そこを想像した上で準備していく必要があるということ。かくいう自分も40になり、身体にガタがきてるなと思うので、心して受け止めたい。まずは要らないものを捨てるところからかな。女性ならではの話も多いので、女性におすすめなのかも知れません。

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    2018年11月26日
  • エッセイの書き方 読んでもらえる文章のコツ

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    エッセイとは何か。著者はつぎのように定義する。

    「自分の書きたいことを,他者が読みたくなるように書く」

    なるほど,と思った。

    「自分の書きたいことを,自分が書きたいように書く」のはブログであり,これがブログとエッセイの違いだと,著者は語る。

    エッセイストの著者の頭の中で起きていることを,著者自身が分析し,その文章にいたるまでの道筋を解説する。

    本書をあたまから読んだ後で,文庫版のあとがきを読むと,それまでの解説にあったすべてが詰まっていることに気づく。

    読み手に配慮した,やさしい文章をかけるようになりたいものです。

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    2018年09月28日
  • ぼんやり生きてはもったいない

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    表紙とタイトル借りのエッセイ集です。岸田葉子氏の著書は初めて読んだが、その思考にいちいち共感させられる。人のふり見ておっといかん、我が身もそうなるとこでした(汗;)みたいな話しがふんだんに語られてます。そして後半!「逆境に強くなる」あたりから。生きていく上で遭遇するであろう問題に対して「自分だけに特別なことと思わない」「自分で決めたことと割り切る」「ユーモアを忘れない」「問題を分割して知恵をめぐらす」「心の遠近法を使い分ける」「自分の不機嫌に無関心でいる」「他人の意志はコントロールできないと心する」...必読♪

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    2018年02月07日
  • 楽で元気な人になる

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    岸本さんの本は初めて読みました。「楽で元気な人になる」コツを教えて頂けたりくすりと笑わせたり。楽しい一冊でした。

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    2016年11月10日
  • ぼんやり生きてはもったいない

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    物事を全否定しない書き方が読んでいて心地よかったです。
    あたたかい雰囲気もこの作者さんいいな~と思わせてくれました。
    最初のほうは句読点が多く読みにくかったですが、後半はそんなこともなく、すらすら読めました。

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    2014年06月16日
  • 四十になるって、どんなこと?

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    ネタバレ

    たぶん読んだのは2回目。岸本さんの文章はリズムがよくて、さっと読めていいなあ。独身女性が四十になると結婚よりも介護の心配の方が先にやってくる。。。なかなか現実的な指摘。

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    2013年12月29日
  • 30前後、やや美人

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    きっと こんなふうに
    暮しているのだろうなぁ

    その人を重ねて読ませてもらっている

    何気ない暮らしの中に
    ちゃんと 新鮮さ を
    見出していく
    その感性が
    素敵です

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    2013年10月19日
  • ブータンしあわせ旅ノート

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    ブータンには今のブームの大分前から行きたくて、でも何の情報も持ち合わせていなかったのだけど、この本を読む限り、私に行けるか不安になった笑 でもミャンマーもブータンもラオスも変に発展する前に見ておきたいな。

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    2012年09月23日
  • ブータンしあわせ旅ノート

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    お国の事情を抱えながらもどうして国民のほとんどが幸せだと感じられるのか、その秘密がなんとなくわかる本。

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    2012年05月31日
  • ブータンしあわせ旅ノート

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    いつか行きたい国ブータンの本。想像と近いこと、遠いことがあった。飛行機でブータンに着くところや、山道を移動しているとこや、ヤクがいるとこは九寨溝を思い出しながら読んだ。想像と違うかも⁈って、感じたのは、予想以上に開発が進んでいないようだ。九寨溝よりも田舎みたいだな。テレビの映像で見るのと、実際に行って経験した人の話しはずいぶん違うように感じた。やっぱり、自分で行って、見て、感じたいな〜

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    2012年04月28日
  • 楽で元気な人になる

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    日常の何気ないことが題材。この人のエッセイを読んでいると、「そうそう、私も同じことを思う」とか、「正直な感想だなあ」と思うことしきり。有名なエッセイストなのに、財布の紐が堅いようで、親近感も感じる。

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    2012年01月23日
  • 読む少女

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    ☆4.5 くらいの気持ちです。
    終盤とてもおもしろく、共感するところが多かった。
    サン・テグジュペリの『人間の土地』からの一文に出会えたことだけでも、この本を読んで良かったなと思います。

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    2010年02月28日
  • 家にいるのが何より好き

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    家にいるのが何より好きな私としては、タイトルを見た瞬間「おぉっ」と手にとり、後ろ書きを読んで、最初の数行を読み、個人的に好きな、読みやすい文章だったので購入しました。
    一緒にもう一冊も。
    そして、それまでの既刊文庫をほとんど購入するのに時間はかからず。

    やさしく、やわらかい文章で、でも決して自分の考えを押し付けるのではなく、こういう生き方があり、同じ独身女性として同じような悩みや不安、また楽しみもあり、安心感を覚えます。

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    2010年02月01日
  • 三十過ぎたら楽しくなった!

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    本書と『家にいるのが何より好き』をタイトル買いしました。
    それまではエッセイより小説が多かったのですが、これ以降、エッセイ(特に岸本葉子さん)にハマっていきました。
    家にいるのが何より好きな30前後の女子だったのでっ。

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    2010年02月01日
  • 家にいるのが何より好き

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    家で過ごすことの日常をつらつらと綴った「家本」

    とても文章の上手な方が書いた日常の日記をブログで拝見するような感覚で読めます。

    自分の事を、良い部分も悪い部分も正直にサラッと描けるところが、とても好感がもてます。

    あーわかる、とか、共感の得やすい文章で、一人の時間も上手に過ごせるって素敵!と思わせてくれる本。

    内容から飾り気のない素敵な方なのだろうな、と思います。

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    2009年10月28日
  • ぼんやり生きてはもったいない

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    タイトルのイメージで自己啓蒙本の類かと思っていたけれど、
    全然違った。
    岸本葉子さんの日々の暮らしなどを綴ったエッセイ。
    自分が良いなと思ったものを紹介していたりするのだけれど、
    変に押し付けがましい感じじゃなくて好感がもてる。

    40歳で独身。
    世間でいう「負け犬」だけど、
    日々を楽しく過ごしている感じがして、負け犬も良いのではないかなと思えてきた。

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    2009年10月04日
  • 30前後、やや美人

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    仕事で、女性向けの商品、それも当時(半年〜1年ほど前)それとなく流行っていた“負け組”単身女性向けの広告をやる事になって読んでみたエッセイ集。 どちらかというと(というかモロ)タイトルどおりの世代の女性に向けたメッセージが多い、と思う。 内容は同じくらいの世代の男の僕が共感できたり、面白かったり、それはないでしょうって反発したり。。なんか、こういう事思っててあ〜んななのかとか妙に納得しちゃったりして。同世代のリアルがあるような気がします。 同世代(20代後半)の男女にオススメ本。

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    2009年10月04日
  • おひとりさま日和

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    さくっと読める。
    物語性を出すためか最初から一人が良くて悠々楽しんでる漫喫系がどうしても少ない気がしてそこがちょっと不満かも。
    まわりのしがらみ描写多すぎておひとりさまってそんなに難易度高いっけ?という疑問はすごくある笑
    そういう点から最後の最上階が一番好きかな。

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    2025年11月16日