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初めてその胸にしまった「秘密」。初めて知った「愛」というもの。学校の自分と、本当の自分とのギャップ。父の古いノートのはじっこに見つけた落書き……。誰もがほろ苦く思い出す、思春期の少女特有の気持ちを綴る
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Posted by ブクログ
岸本さんのエッセイはすごく読みやすい。軽い読み物との言い方は良くないか。 乙一のすっきりしない感じの話やら有栖川さんの本格推理小説やらで疲れた頭にはやはり女性のエッセイが優しい。中山さんが一番のお気に入りなんだけど、五十冊を超えるコレクションは実家にあるのでしばらくおあずけ。 小説は男性のものが...続きを読む好き。エッセイは女性のものが好き。基本的には。
☆4.5 くらいの気持ちです。 終盤とてもおもしろく、共感するところが多かった。 サン・テグジュペリの『人間の土地』からの一文に出会えたことだけでも、この本を読んで良かったなと思います。
【あらかわさんは実は知らない、本の匂いを】 本の匂いと言われてすぐにイメージできますか?あのなんとも言えない匂い。僕は焦げ茶の匂いと呼んでいる。若しくは熱くなった携帯電話の鉄っぽい匂い。僕はケータイでも本を読める人間だから。 読む少女というタイトルによるイメージよりも、もう少し年齢が高く、なんと...続きを読むなく違和感を覚える。 行間が広く一般的には読みやすいが、僕のリズムには合わなかった。
著者が少女時代の記憶をたどりながら、本との関係について語ったエッセイです。 取り上げられている本は、高村光太郎の『千恵子抄』、林芙美子の『放浪記』、藤原道綱母の『蜻蛉日記』、パスカルの『パンセ』、サン=テグジュペリの『人間の土地』など、多くはありませんが、人生を歩むときにいつも傍らに本があった、著...続きを読む者の少女時代が描かれています。ただ、本好きの子どもの回想にしては、ちょっとさわやかすぎるような気がしてしまいます。私自身が、本を読むというよりも本に溺れるといったような、痛々しい子どもだったせいかもしれませんが。
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読む少女
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岸本葉子
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