岸本葉子のレビュー一覧
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タイトルと裏表紙の「アラフォーにして人生初の冒険、休日に始めてみます!」に誘われて手にしたけれど、カフェオープンする迄がとにかく長い!笑
半分過ぎてもオープンせず、思わず表紙を確認。
そっか、カフェはじめます…だもんね、メインは始める迄なのか…と納得。
まあまあ素人がどんなふうに店を始めるのか、その辺りはそれはそれで楽しく読めた。
1から準備を始める感じは細かく描かれていたのにあらっ?と途中いきなりはしょられオープン!みたいな感じがした。
オープンしたけどお客様来ない…で終了。
古民家のようなおむすび茶房さんかくのその後はどうなったのでしょう?
アラフォー女子正美さんの生活スタイルなども織り交 -
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何かで紹介されていた。
40代半ばの独身女性が近所のスーパーで知り合った老婦人の家が気に入り、その家が不動産業者に買い取られて解体されそうであることを知る。それを阻止するために賃貸することを思い立ち、有効活用するためカフェを始めるという話。
地味で無難な人生を送ってきた女性が、思い切って新たなことを始めるという内容は興味深い。
カフェを始める準備も、ある程度実際に近い感じで書かれている。そして始めた途端に大繁盛!というのではなく、全然お客さんが来ないというのもリアル。
でもそのまま終わりなので、小説としては、そこから商売が、そして人生がどうなったかを書いてほしかった。 -
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買ったものに対する批評リポート&買い物エッセイ。
私は衝動買いしがちで、しかもあまり後悔しないからここまで真剣に買い物と向き合った事がないんですが、買ったもの一つ一つに対してここまで真剣に批評・リポート出来るのは率直にすごいと思います。
私は、物っていうのはいるいらない・使える使えないだけじゃない。自分の好きにできる、自分だけの所有物であるというところに最大の価値があると思っているので、今後もフィーリングだけで買い物してしまいそうですが、自分と買い物の基準や価値観の違う人の話を読むのもとても面白かったです。
時には慎重に、落ち着いて考えることも覚えないといけないかも……。 -
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日々の興味や関心、体験してみて感じたことを綴ったエッセイ。
この作者のエッセイは2作目だが、タイトルにもあるように「やってみたいこと」「やってみたこと」に関する作品だった。一つ一つが短く、さくっと読めた。
作者の独特な表現(鎌倉を散策で出会った獰猛な蚊の"差し違えも辞さない"という表現など)はとてもおもしろく、私自身語彙力を増やしたいと思った。
後半に作者自身の20代後半で感じた働くことへの悩み、30代、40代での歳の取り方などを率直に書いてあり、まさに「本当にしたい仕事とは?」を考えていたので、なるほどと思いながら読めた。
私自身も、"じたばた"して -
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この本は、一人暮らしを初めて経験する、二十代~アラサー女性をターゲットにしているようだ。
ひとりで暮らす楽しさと、気を付けなければならない要所を、押しつけがましくなく伝えていく。
自分も学生時代から一人暮らしをはじめた。
あのころ、たしかに防犯関係にかなり神経質になっていたことを思い出した。
今は家族がいるので、ちょっと緩んでいる。
でも、いつか高齢者の独り暮らしになることもある気もする。
そのときは、ここに書かれていることとはまた別の生活のコツが必要になるんだろうなあ。
家選び、お金と食材のやりくりなど実践的なアイディアが並んでいく。
だいたい、今読んでも通用する内容。
エスニックのかご