岸本葉子のレビュー一覧

  • わたしのひとり暮らし手帖 安心・快適・健康な毎日にする52のコツ
    この本は、一人暮らしを初めて経験する、二十代~アラサー女性をターゲットにしているようだ。
    ひとりで暮らす楽しさと、気を付けなければならない要所を、押しつけがましくなく伝えていく。

    自分も学生時代から一人暮らしをはじめた。
    あのころ、たしかに防犯関係にかなり神経質になっていたことを思い出した。
    今は...続きを読む
  • わたしの週末なごみ旅
    旅エッセイの部分を読もうと思ったら
    意外や…前半の「もの」に関するエッセイが
    なんだか楽しかったです。

    骨董の食器との一期一会
    惹かれて手に入れたものを飾っておかず
    日常使いして愛おしむところが素敵。
    100年経っても輝く
    銀のスプーンでかきまぜる紅茶は
    きっと美味しいことでしょう。
  • 50代からしたくなるコト、なくていいモノ
    岸本葉子さん、私より一回り若いので今年還暦と思います。「50代からしたくなるコト、なくていいモノ」、2021.3発行。シニアへ向う世代を応援するエッセイとか。尾道を一人旅したくだりが数ページあり、懐かしく読みました。タイトルがユニークで面白いなと感じました。断捨離の分野でいくらかタイトルに見合うエッ...続きを読む
  • 週末の人生 カフェ、はじめます
    カフェを始めるためにはどうすればいいのかはよくわかりましたが、お話としてはちょっと重たいというか、せっかくならもう少しうまくいかないとしても色んなお客様が来て話をしたりカフェとしての空間の描写が欲しかったです。
  • 週末の人生 カフェ、はじめます
    最初文章読みにくくて、慣れなかった
    でも読み進めていくとどんどん読める。

    大体省くような開業までのストーリーも事細かに書かれてて、何に主軸置いてるのかあやふやな感じも悪くない。
    まあ、主に古民家なんだけど、それに関わる人々も意外と鮮やか。
    食べ物もシンプルながら若干深い、古い?
    最後の家主の姿にぐ...続きを読む
  • 人生の夕凪 古民家再生ツアー
     岸本葉子さん初の小説ということで、かなり期待して読み始めました。「人生の夕凪」(2019.9)、タイトルも読むテンションを高めます。「空き家再生ツアー」(2010.11)の改題とのこと。5編が収録されています。第4話「多生の縁」は読み応えがありました。他の4話はタイトルになってる「古民家再生ツアー...続きを読む
  • 50代からしたくなるコト、なくていいモノ
    隙間時間にちょこちょこ読めて、「うんうん、わかるわかる!」って事がたくさん。
    まだまだ物欲もやりたい事もたくさんあるけれど、親の家を最近片付けた私もモノの「余分」を実感し、生活をスリムでシンプルにしていきたいと感じていたところ。これからは「足していいもの、引いていいもの」を考えながら"ふつうの日々を...続きを読む
  • ひとり老後、賢く楽しむ
    老後をどう迎え、どう過ごすか。
    エッセイスト岸本葉子さんが、いろんな人に話を聞いて、考えてみたという話。
    シニアライフを考える本をいくつか読んでいるけれど、平均的な内容だった。
    繋がりを大事にしようとか、新しいことを始めてみようとか。
    なるほどと思ったのは、紹介されていた上野千鶴子さんの、孤独死では...続きを読む
  • ひとり老後、賢く楽しむ
    残り一割が老後はいいヒントになった
    年長のかたがたの話を伺って、孤独死がすごく心配という人がいなかったのが意外で印象的でした
    この辺りが勉強になった
  • 週末の人生 カフェ、はじめます
    43才、一人暮らし、小さな会社で事務員をしている井本正美が、ひょんなことから週末だけのおむすびカフェを開くまでを描いた話。

    正美はよく行く店で見かける老人、ムツが買った商品を家に持ち帰るのを手伝い、そこで、焼きおむすびと糠漬けをごちそうになる。
    ムツのところには、その土地を狙って、不動産屋の仁岡と...続きを読む
  • 二人の親を見送って
    80近いエッセイが収録されていますが、そこには二人の親を見送った著者の素直な思いが書かれていて読み入りました。

    又著者自身の闘病であったり、日々の生活、食事に関しての話であったり、興味深い内容が多々ありました。

    「おわりに」に書かれていた最後の言葉  >想像は今現在の想像でしかなく、未来は常...続きを読む
  • わたしの週末なごみ旅
    身の回りの古びたものへの愛着を語るパートと、小さな散歩旅を綴るパートの2部構成。
    日常を楽しむコツを教わる。
    私も亡き母お手製の洋服などとっておけばよかったなあ。断捨離ばかりが人生じゃないよね←いやそんなに断捨離してないやろ
  • ちょっと早めの老い支度
    それほど老いてはいないけど、ちょっとずつ老いを感じている時に先々のことを考えることは良いと思いました。が、そこまで悲観しなくても…と思うときもありました。
  • 「和」のある暮らししています
    二読目。「和」と一緒に「昭和」の懐かしさを含み、妙に著者の生活感が滲むエッセイでホッと一息つけた。初読のときは全体の空気感を楽しんだが、今回は特に「風呂敷デビュー」の章に心惹かれた。綿の風呂敷は、一枚持っておくと便利かも。
  • 週末の人生 カフェ、はじめます
    かわいい昭和レトロな家のおにぎり「茶房」行ってみたくなります。兼代さんも本当は自分の育った家が残ってくれて嬉しいんじゃないかな。社会の厳しさとかわかっているリアリストなのだとは思うけど。
  • ひとり老後、賢く楽しむ
    老後への不安が少し減る。
    先のことを心配しすぎるより、今、目の前のことに全力を注げるようにしたい。
    いくつになっても楽しく暮らすために、本当の信頼関係を築き、自分自身も他者のことも大切にしたい。
  • 捨てきらなくてもいいじゃない?
    4連休を前にして、モノ減らしを決意し、リストアップして一日一日進めてたところ、4日目突然エネルギーが尽きた(意欲が湧かなくなった)そうです。それで、あることの幸福感より負担が上回ったら処分することにしたそうです。たぶん、負担に感じたことはないでしょうね(^-^) 「捨てきらなくてもいいじゃない?」、...続きを読む
  • エッセイの書き方 読んでもらえる文章のコツ
    文章を書く商売をしているので、幅を広げるために一読。

    エッセイという、分かりそうで分かりにくい文章の書き方を理論的に解説しているのでイメージしやすい。

    仕組みがわかればあとは練習あるのみ。

  • ひとり老後、賢く楽しむ
    自分にない視点を得るきっかけになった。一口に独身とはいっても、色々な人がいるので、本の全ての内容が役に立たなくても全く構わないと思う。
  • 本がなくても生きてはいける
    16年ぶりの再読。
    著者が読んだ、ノンフィクションや小説の感想や、その本に纏わる話題などを綴ったエッセイ集。
    巻末の「本書で取り上げた本」によると、105冊にもなる。その膨大な読書量からは、題名の何とアイロニカルなことか。
    ある伝記小説を語った際に綴られた言葉が心に残った。
    「世界はときどき、誰かを...続きを読む