小室淑恵のレビュー一覧
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ネタバレ小室さんは最初の著作から読み続けています。
提案の骨子と方法論は11年間ブレることなく、ご自身が仰っているように集大成的な1冊です。多くの方に(特に年配の中間管理職男性に)、今すぐ読んでいただきたい。
今回、胸に刺さったのが、
「心理的安全性(psychological safety)が共有されたチームの生産性が高い」の言葉。
この10年、ヒラ〜マネまで様々な立ち位置でその時々のチームの改善に貢献すべく努め続けてきたつもりですが、納得のいく展開にはなかなか到らず…。その最大の理由がコレだなぁと。
経験から言うと「心理的安全性のなさを拗らせてる」職場では、生産性を上げようという発想自体が長や -
Posted by ブクログ
どんどん労働力が減っていく一方で、
生産性をいかに落とさずに、むしろ上げるには?
といったことを考えるためには、まずは自分の働き方、
そしてチームの働き方を把握することが大切。
現在と理想の姿のギャップを把握するためにも、
まずは働き方のレコーディングが重要。
手間がかかるかもしれないけど、実態を知らないと、
アクションには移せないので、まずはそこからやろう。
また、チームの生産性を上げるのに効果があるのは、
関係性を改善すること。これは納得。
【勉強になったこと】
・残業ゼロのチームをつくるステップ
STEP1:マネジャー自身の時間の使い方を可視化
STEP2:マネジメントに軸足を -
Posted by ブクログ
うちの会社は裁量労働制だが、残業を減らす仕組みには、そこにひとつ大きな欠点があることを感じた。
それは、社員全体が時間意識があるわけではないということ。
長い時間をかけた方がよりクリエイティブな仕事ができる人もいる。
そうなると、時間をどう考えるかが人それぞれまちまちになる。
それが残業時間の超過を招く。
けれど、残業時間が減ったほうが良いかはわからない。
もう少しワークライフバランスについては何冊か読んで考えないと、と思った。
ただ、この本で良いと思ったのは
褒め合い制度。
他人が褒めてたことを伝えることは良いことなのでやっていこうと思う。
あと、自分のプライベートを話すことも。
プライ -
Posted by ブクログ
凝り固まった思考回路に、別の切り口、視点を与えてくれるという意味では、こういうビジネス書はいいんだけれど、読んでいて面白いという感覚がないのは、読書は私にとっては趣味であり、好きだから読むのであって、何かのためになどというものとは関係のない世界だから、なのだと思う。
自分の職場にも働き方改革の嵐は吹き荒れていて、道具や制度は揃うのだけれど、全然使えないし、使ったところで残業時間が減らない。
なんでだろう、と思った時、もっと根本原因があって、そこを正していかなければならないのだけれど、それは1年とか2年とか、スタート地点に立つだけでもそれくらいのスパンで考えないといけなくて、成果が出始めて軌道 -
Posted by ブクログ
ネタバレチームで戦わねばならない背景の解説と、ではどうチームの力を引き出すかの具体的手法として25個のツールを紹介した一冊。生産性やらワークライフバランスやら、やたらと取沙汰される今日この頃からさかのぼること9年前、2008年に書かれた本だが、今でもまんま使えそうな内容でした。
08年。俺は残業しまくりの滅私奉公しまくりだった時に、すでにこういう働き方をしているチームがあったんだな。
・時代の変化が激しく、前提条件が大きく変わってしまっているのに、前例主義、慣例主義、ことなかれ主義では立ち行かない。
・6時にカエルをマストにし、時間の制約があるからこそ、必死に考えるようになり、生産性があがる。時間 -
Posted by ブクログ
,時間の見積もりと優先順位を共有し現状の見える化をする。朝メールのルールは1)時間は15分単位 2)業務とそれにかける時間(時間見積もり)をセットで考える 3)残業は見込まず、就業時間内で終わるようにスケジュールを立てる 4)各業務に優先順位をつける。夜メールは実際にかかった時間を振り返る。1日の業務が終わる前に「朝メール」に5)時間見積もりと実際にかかった時間の差異 6)反省点とよかった点 7)翌日の予定 を追記。マネジャーは夜メールに承認とアドバイスを返す。
・時間の使い方の傾向を把握する。一週間という期間を区切って、出社から退社まで、会社でどんな風に仕事をしているか書き出す。
・業務