小室淑恵のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
育休取得に当たり男性育休について知りたいと思い読書。20年の本であり23年現在から見ると日本の男性育休取得環境は異なるが、国別の男性育児参加率や育休取得率と出生率の相関など長期的に見る必要がある指標は現状認識の参考になった。
以下感想
◾️男性の育休を生産性改善のきっかけに利用する
男性の育休は周囲の理解・環境整備不足で取得が難しい場合も多いが、社員が育休を取得する事は会社にとってもメリットが大きくなって来ている。社員のエンゲージメントを高め、休む社員の業務調整を通じて脱属人ができ、マネジメントの意識改革の結果生産性が上がる可能性がある。
生産性向上には誰が抜けても仕組みとして成立する職 -
Posted by ブクログ
筆者の仕事(ワーク)と子育て(ライフ)が完全にリンクしてる(ほぼセルフプロデュース本。)という前提はあっても、新しく取り入れたいと思える発見が幾つかあった。
26 仕事を手伝って下さった方へのお礼メールに上司を同報に加える
27 被害妄想に陥らないためにも自分で自分の成果を発信する
子育てうんぬんではなく、いかに能動的主体的に働くか、という話なんだと思う。
子育てに影響されない人(今までであれば、オジサンたち。)は、受動的で何も考えずに働いてても責められることはない(長時間居れば評価される時代もあった)。
一方で、子育ては私自身ではコントロールできない要素を強くはらむ。そのため、「本当にコ -
Posted by ブクログ
会社の同僚から勧められ「小室淑恵」の『なぜ、あの部門は「残業なし」で「好成績」なのか? 6時に帰るチーム術』を読みました。
最近、愉しむ系の読書ばかりしていたので、ビジネス書は久しぶりですね。
昨年の11月に読んだ『戦略的な人の超速★仕事術』以来かな。
-----story-------------
「生産性を上げるには、チームでやらなきゃダメだった!」
600社へのコンサルティング経験の中から編み出した、リーダー・マネジャーのための新しい仕事術。
付加価値勝負の時代には、仕事を効率化して、「アイデアの引き出しを満たす時間」を確保することが大切です。
定時で帰るために、コミュニケーションを -
Posted by ブクログ
ネタバレ実際にその立場になって経験してみるということは、当事者意識を持つ絶好の機会になります。
「一時的にせよ担当業務を引継ぐと会社に迷惑がかかる」
→業務の棚卸や非・属人化は経営上大きなメリット
家計のリスク分散と収支を考えれば、「妻に正社員での勤務を継続してもらう」ことは理にかなっています。そのためには、男性自身が仕事と家庭の両立ができるように「妻を支援する」という考え方から、「自らが担う」という考え方に変化する
なお「残業しない国」として知られるドイツの男性育休取得率は34.2%。取得率では北欧諸侯に及びませんが、ドイツの制度にはユニークな点が多くあります。給付金を半額にする代わりに育休軌 -
Posted by ブクログ
自分の働き方やプレイングマネジャーとしての振る舞い方を見直したく手に取った本。
「まず、気持ちをラクにしてください。 」
「プレイングマネジャーが「自分がチームを引っ張らなければ」という
過剰な「責任感」や「プライド」を捨てるのが第一歩。 」
という言葉が一番印象に残った。
まさに、毎日自分が頑張らなければと肩に力がずっと入っていて、毎日責任とプレッシャーで疲弊していた。
本書を読み少しずつだが、メンバーを信じて改善していこうと考えられるようになったことは大きい。
メンバーの力を引き出して、健全なチームワークをつくるのがマネジャーの仕事。
そのことを意識して、メンバーやチームの育成にも -
Posted by ブクログ
マネジャーがチームの成果を上げるための具体策が書かれている。
何点かは実際にマネジャーになった際にやってみたいと思った。
第1章 8割マネジメントの働き方
・プレイングマネジャーの本職はマネジメント
8割マネジメント、2割プレイを目指すくらいの気持ちでのざむのがよい
・マネジャーが充実した生活を送っている姿をみせることが、メンバーのモチベーションアップに直結する
→日々の仕事に疲れ果て、悲壮感が漂っているマネジャーを目の当たりにしたメンバーが、「マネジャーにはなりたくない」とキャリアアップの意欲を失ってしまいかねない
・生産性=得られた成果 / 投入した資源(人、モノ、金、時間)