日経コンピュータのレビュー一覧

  • ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告

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    専門用語も多く、システム素人の私には難しいところもあったが、システム障害の全体像・問題点が分かりやすく整理されている。いくらみずほFG・みずほ銀行が対外公表している資料を読み込んでも、理解はできないだろうが、本書のおかげですっきり分かった。
    旧3行のシステム駆け引きから、すでに不幸が始まっており、何度も障害を繰り返しながらも抜本的なアクションがとられなかった。唯我独尊で、他のメガバンクや海外の動向から学ぶことはあろうに、忖度や馴れ合いの結果、不確実性を増していったということだろう。
    私が一昨年まで暮らしたシンガポールのネットバンクは、UIが良く統一感があり、大変利用しやすい。一方、みずほ銀行(

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    2022年03月30日
  • ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告

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    2020年にみずほ銀行システム統合史を上梓した日経コンピュータが、2021年から起こったみずほ銀行のシステムトラブルを整理した一冊。IT業界にみをおくものとしては読んでいて居た堪れなくなってしまうが、前書よりも価値のある一冊と言える。
    みずほで起こったトラブルを淡々とインシデント分析を繰り返し、問題の本質に迫ろうとしている。往々にして、みずほのトラブルは三行の体制によるガバナンスの効かなさが生み出したものと語られがちだが(場合によってはドロドロの情念を絡めた読み物として)、情実的な部分を排除してあくまでシステム的観点から分析している。
    この書は、みずほのトラブルに学ぶことはもちろん、インシデン

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    2022年03月27日
  • ポストモーテム みずほ銀行システム障害 事後検証報告

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    みずほ銀行で1年に11回発生したシステム障害の内容、原因と再発防止策がまとまった一冊。冒頭から、読んでいると具合が悪くなる大規模障害の話題で、五千件を超えるカード・通帳がATMに取り込まれていく経緯が緊迫感あふれる様子で描かれる。
    直近の大規模システム改修に問題があったというより、運用手順が不明確、組織の連携が遅い、障害レベルを人が判断…など障害発生後の対応が後手に回ったことが障害影響を拡大させたことが分かる。
    特に恐ろしかったのが、為替送金の取引遅延障害で、遅延を取り戻すためにAML(資金洗浄防止)システムを省略しても問題ないと最高コンプラ責任者が判断し省略した結果、外為法違反した一件。現場

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    2022年03月21日
  • みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

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    みずほフィナンシャルグループは、メガバンク史上初めてシステムを新たに再構築した。MINORIと呼ばれるシステムは、事務作業を大きく削減し、新しい機能を付加させるための開発費用を減らし、オープンイノベーションを促進する事が期待され、システムが寿命を迎える2025年の崖から転落しないよう各企業が見習うべき良いケースである。と思われていた。しかし結果は今の通りである笑

    不具合続きの今から振り返ると、第1部の成功ケースよりも第2部・第3部の失敗学の方が遥かに有益であるように感じる。そもそも、失敗の原因として「システムのブラックボックス化」「風通しが悪く、責任者への報告が遅れ、対応が後手に回る」「経営

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    2022年02月02日
  • みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

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    みずほをこき下ろすだけではなく、システム統合の難しさと統合によって目指していた事も描かれており、公平なドキュメンタリー本だった。

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    2021年09月26日
  • みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

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    銀行の既存の疎結合なシステムをどう新規開発していったかがメインな話
    ニュースにもなったみずほのトラブルの裏側など読み応えがあった

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    2021年09月04日
  • みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

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    なぜ失敗していたのか、について主に銀行やベンダー同士の関係性まわりの事情を書いた本。ざっくり概要はわかるが、SEとしてはもうちょっとシステムに踏み込んだ内容があると面白かった。しかし割と短めに何が起こってたかをまとめてあるのはよかった。
    書いてあるのは、おそらくちゃんと失敗を分析した結果ではなく著者から見えてる範囲のことな気はする。

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    2021年09月03日
  • なぜデジタル政府は失敗し続けるのか 消えた年金からコロナ対策まで

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    タイトル惚れ。

    2000年初頭からITを高々と掲げ、ハードとソフトの両面で国民がITのメリットを享受できる社会を作る方向を示した日本政府。

    民間企業の努力でハード・インフラ面では大きな実績を残したが、ソフトウェア・行政手続きの面については全く進まなかった。各官庁が縦割りで作るシステムについて、横串をさして俯瞰する監督者がいなかったからだ。

    しかしここ数年、民間のIT技術を持った担当者を採用することで、少しずつ整備が進んでいる。国の行政手続きの一体化、またそれをいかに地方自治体まで降ろして浸透させるかが鍵となるだろう。

    そしてそれは、マイナンバーカードが鍵になるのかもしれない。

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    2021年07月08日
  • なぜデジタル政府は失敗し続けるのか 消えた年金からコロナ対策まで

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    評判が良い (これ読むとデジ庁もだいぶ危ういことがわかるという意味で) ので読んでみた。

    日経コンピュータだからこそ作れた本という感じ。各章のテーマ設計やインタビュイー選定も興味深い。竹中平蔵のインタビューとか読んでみて。

    結論だめなのはわかったし成功のために何が必要なのかもわかったけど、これらの失敗から学んで成功といえる成果が出る気が全くせず、そっと本を閉じた。

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    2021年07月07日
  • なぜデジタル政府は失敗し続けるのか 消えた年金からコロナ対策まで

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    新型コロナウィルス対応であらためて明るみになった政府のデジタル施策ですが、実は2001年に策定された「e-Japan重点計画」以降、失敗の連続でした。

    縦割り組織、丸投げ体質(と、そこに起因する政府/自治体の発注能力低下)などが主な要因として考えられます。
    加えて、中央と地方自治体との間に横たわる壁(横割り)であったり、政府内に優秀なIT人材が不足していたなど、問題点を挙げればキリがありません。

    こうした課題を解決すべく2021年9月に発足する「デジタル庁」には、自ずと大きな期待が寄せられます。
    各省庁がバラバラで動いていたデジタル施策をデジタル庁が横串で関与することで、デジタル化予算を効

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    2021年05月16日
  • なぜデジタル政府は失敗し続けるのか 消えた年金からコロナ対策まで

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    特別定額給付金のマイナンバーカードを使うオンライン申請、感染者情報管理「HER-SYS」、接触確認アプリ「COCOA」の相次ぐ不具合を皮切りに、年金システムや特許庁システムなど過去の失敗プロジェクトを振り返り、入札から開発そして検収のプロセスを検証する。移動の多い公務員ならではの理由で発注側(行政)の力量が不足しているとのことです。自分のシステム開発を振り返っても顧客側の力量不足は致命傷であることは間違い無いところですが、こちらでRFPを書いていると豪語する大手SIerが受注して顧客側の力量不足に帰結するのもなんかもやもやします。デジタル庁にもその期待を込めてページが割かれてますが、約73億円

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    2021年04月25日
  • みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史 史上最大のITプロジェクト「3度目の正直」

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    ホラー小説より恐ろしい 。SE必読の快作!- 「みずほ銀行システム統合、苦闘の19年史」 ★★★★☆

    恐ろしい。心底おそろしい。私もシステム開発を仕事として行っているので、こんなプロジェクトに配属されたらダウンする自信がある。
    大きく3章で構成されており、1章は新システム「MINORI」の機能と開発秘話になります。大して面白くないです。SOA開発なんて普通じゃんか。
    2章は「MINORI」の開発を始めるきっかけとなった東日本大震災直後のシステムトラブルの原因になります。恐ろしい。
    3章は2章を引き起こすことになった真因である2002年の3行合併のいざこざと、合併直後のトラブルについて。まぢ恐

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    2023年10月27日
  • まるわかり!AI開発 2019 人材戦略

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    AIにおいて、いかにアメリカや中国が進んでいて、日本が遅れているかを思い知らされました。日本も頑張らねば!
    AI人材の育成のところは参考になります。

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    2020年07月26日
  • システムはなぜダウンするのか 知っておきたいシステム障害、信頼性の基礎知識

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    システムダウンとは、そのシステムにおいて期待されるサービスが利用不可となること。

    本書では、様々なシステムダウンの事例にあたりながら、その原因と対応策について迫っていく。

    「システムダウンを100%防ぐことはできない」「人はミスをする生き物である」といったメッセージを受け取った。

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    2020年02月17日
  • システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓(日経BP Next ICT選書)

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    読んでて突き刺さる点が多く、自分の行動を振り返りたくなる。
    ITがどれだけ経営の重要な要素か改めて感じる。

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    2019年06月12日
  • システムはなぜダウンするのか 知っておきたいシステム障害、信頼性の基礎知識

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    システムのダウンする経緯、原因を
    企業名を伏せたままで現実の話をたくさん
    載せている。
    システム管理者が自分の経験を増やすのに最適!

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    2019年05月04日
  • すべてわかる IoT大全 2017

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    日経コンピュータなどの日経系雑誌に掲載された記事を「IoT」というキーワードで拾って編集したムック本。したがって、まとまりにはやや欠ける。しかし、事例についてひとまず知るという点では、日経のIT系雑誌の取材でもあり、まずよいかと思う。

    レオパレスのSTBの事例は、自分のやっている仕事の観点から興味深かったし、Preferred Networkについては知っておかないといけない話だと感じた。そういう事例がそこそこにある。LPWAの動向も必須アイテムにすでになっている。
    また、IoTのセキュリティの事例はtelnetポートが危険であるとか、ダークネットを使って検体を集めるとか、特定のアドレス空間

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    2017年03月20日
  • システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓(日経BP Next ICT選書)

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    安定稼働しているシステムほど忘れられ、障害を頻発するシステムの担当者ほど目をかけられる、ということもある。

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    2017年03月12日
  • システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓(日経BP Next ICT選書)

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    システム統合は技術じゃなく経営の問題というのは含蓄に富む
    ITシステムとは言っても、結局は人の問題になるんだなぁと思った
    とくに大銀行の合併となるとしがらみも多いし、単純にシステム部門と事業部門の軋轢もあって、トップの決断が重要なのはうなずける
    絶対上には立ちたくない。
    システムは最重要なのに効果が見えにくいという厄介な問題があることが分かった
    そのためにITに疎い経営者は投資をコストとしかとらえられず沈没していく。
    人間は可視化してないものは見過ごすという好例だ。

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    2017年03月11日
  • システム障害はなぜ二度起きたか みずほ、12年の教訓(日経BP Next ICT選書)

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    2011年3月におきたみずほ銀行のシステム障害。
    みずほ銀行としては二度目の大規模な障害。
    後半の教訓は前のシステム障害はなぜ起きたかと同じ。

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    2016年08月18日