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銀行ATM停止、座席予約不能、株の誤発注――原因とメカニズムを徹底解説!
24時間利用できて当たり前、正常稼働して当然。社会インフラとして便利な世の中を支えている企業や官公庁の情報システムが、ひとたびダウンすると大きなトラブルを生みます。多くの情報システムのトラブル事例を追ってきた日経コンピュータ誌の記者が、過去10年間に発生したダウン事例を冷静な視点で分析。システムを正常稼働させる技術とダウンの原因を、多くの実例を交えながら体系だって解説します。
特徴1:「ダウン」という切り口から見る信頼性のしくみ
情報システムは、例外的な状況も想定して正常に動くためにさまざまな技術を取り入れ、運用ルールにもとづいて利用しています。しかしそうした技術や工夫を施し、テストを繰り返しても、システム・ダウンは起きています。本書では、まず、正常稼働のための
基本的技術や運用方法を説明し、続いて、そうした技術があるにもかかわらず、実際に起きたダウン事例を取り上げて、現実にどの部分にダウンの要因が潜んでいたかを見ていきます。
特徴2:システム・ダウンの原因を4つに分類し解説!
システム・ダウンの原因はさまざまで、複数の要因が絡んでいることもありますが、突きつめると1つの原因にたどり着きます。本書では、「ソフトウエアの不具合」「性能・容量不足」「設定・操作ミス」「不慮の事故」の4つに分類し、根本原因がどういう不具合を次々に引き起こしダウンにつながっていたか、複雑に絡みあう原因をひも解いてきます。
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Posted by ブクログ
システム基盤の構築や運用に携わって、(今現在)8年になります。後輩や協力会社の育成が課題です。自分自身が作業自体になかなか関われないため、ほぼ未経験の担当者に手取り足取り指導できない状況にあります。そんな中、経験なり知識を少しでも身につけさせるための副読本を探しており、この本を見つけました。
内容は主に、システムダウンの原因を4つのジャンルに分け、その原因ごとの事例を元にしたケーススタディが中心です。事例は実際に発生したものが取り上げられております。実際のダウンを経験する代わりとして、実際のダウン事例を取り上げることで、ダウンからの復旧や、ダウン自体の削減に役立てたい、という筆者の意向のようです。
読んだ感想ですが、第一印象を一言で言えば「あー、わかる!」という感じです。システム運用を経験したことがある人ならば、自分が直面したことのある事例に近いものが、1つや2つはあるのではないかと思います。また、実際にシステム障害に直面したときの思考や挙動について、経験的で感覚的になりがちな部分をきちんと体系立てて記述されていると感じました。そのため、運用をある程度経験した人も、改めて障害に関する知識を整理することができると思いました。
私の場合は、経験不足なメンバの経験を補う目的で、この本を購入しました。手順書ベースでしか動くことができないメンバに対して、より応用力のある対応ができるようになることを期待しているためです。この書籍では、細かい技術に関することは扱っていません。従って、コマンドリファレンスなど、もっとオペレーション技術に特化した本と合わせて読ませる必要があるかと考えてます。しかし、コマンドリファレンスだけではわからない、根本的な知識を身につけるには、具体的な事例が丁寧に説明してあるこの本が最適ではないかと感じました。
完全な初心者が、この書籍だけでシステム基盤や運用のすべてを理解できる、というものではありません。ただし、少しでも経験がある人であれば、自分の経験と照らし合わせながら丁寧に読むことで、小手先の対応だけでなく、応用力を身につけるための根本的な知識を習得することができるのではないかと期待しています。運用に関する多少の勘所も必要だと思われます。おそらく、システム基盤や運用について全く知識がない状態だと、この書籍がいったい何を言いたいのか、理解することはできないと思います。基盤や運用について一歩ステップアップするための位置づけで、この書籍を読むことをお勧めします。
ちなみに、私がこっそり気に入ってたのは、間にある運用に関するコラムでした。「運用担当者は叱られ役?」って言葉は、なかなか胸に響きました。経験者にしかわからない言葉だと思います。
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ビジネス・実用
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