日経コンピュータのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
今日動いているものが、明日動くとは限らない。
トップマネジメント層が全社戦略としてシステム化を推進することが何よりも重要である。
言うは易し、行うは・・・・
以下、引用
「動かないコンピュータ」撲滅のための10ヶ条
一、経営トップが先頭に立ってシステム導入の指揮を執り、前者の理解を得ながら社員をプロジェクトに巻き込む
一、複数のシステム開発会社を比較し、最も自社業務に精通している業者を選ぶ
一、システム開発会社を下請け扱いしたり、開発費をむやみに値切ったりしない
一、自社のシステム構築に関する力を見極め、無理のない計画を立てる
一、社内の責任体制を明確に決める
一、要件定義や設計など上流工程 -
Posted by ブクログ
ネタバレフォトリーディングNo.69
目的:システム全体の不安要素をおさらい
トリガーワード:バグ、性能、テスト、データ移行、デッドロック、冗長化、要領、処理遅延、メモリ不足、バッチ処理、環境、保守、運用、待機系、故障、RAID、設定
質問:①ソフトの不具合は何があるか?
②環境設定ミスには何があるか?
~20120716ポストレビューここまで~
~20120717アクティベーションここから~
質問に対するまとめ:
①テストでつぶせないバグ、データ移行での不具合、日付問題、トランザクション制御の不備、パッチ適用やバージョンアップ、メモリリーク
②端末追加時の情報追加、変更ミス、モジュール登録 -
Posted by ブクログ
システム・ダウンの事例と原因が数多く紹介されている。
ありとあらゆる部分にダウンの危険が潜んでいて、読んでいるとだんだん落ち込んでくる。
今まで何の問題もなく動いていたとしても、1時間後も正常に動いているとは限らないというなんとも憂鬱な事実が繰り返し語られる。
二次災害とか…やってられるか!と言いたくなるレベルの話だ。
手をかければかけるほど良くなっていくわけではないと分かった時の失望を思い出した。
何か問題を指摘されても「いやぁ、そんなはずないんですけど…」と、弱気に返すしかないという事態。
「テストしなかったの?」というお決まりのセリフに怯える日々。
そしてこの本を読んで知る、さらに最悪 -
Posted by ブクログ
日経コンピュータの連載をまとめた本。
技術書ではなく、SEとしての喜びや、情報化投資についての洞察、仕事への心構えがまとめられている。
何より、筆者はSEの仕事に誇りを持っているのが伝わってきた。
また、努力している自社のSEは我が子のように慈しんで育てている。
こういう社長の元で働きたいものだ。
【ココメモポイント】
・二十一世紀のSEには「問題解決型」のアプローチは適用しにくい。未知のビジネスモデルを作る作業が求められる
・情報化投資にはビジネスモデルの変革を推進する力がある
・商品やサービス、ビジネスプロセスの「ToBeモデル(あるべき姿)」を考える作業について、物事の構造を整理