志水ゆきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
【あらすじより】
悪い子だ。発情してしまったのか?自覚のあるろくでなし・三浦倖生は、うだるように暑い夏のある日、会員制のデートクラブ『Pet Lovers』から『犬』として、寡黙で美しい男・轡田の屋敷に派遣される。そこで倖生を待っていたのは厳格な主人・轡田の厳しい躾の日々だった。人でありながら犬扱いされることへの屈辱と羞恥。そして、身体の奥底に感じる正体不明の熱…。次第に深みにはまっていくふたりだったが!?究極のコンプレックス・ラブ。
【感想】
話が進むにつれ終盤に近づくにつれ「愛」が形になっていくんだけどこれがもうどっちもすごい。何度も読み返しそうな一冊です♪ -
Posted by ブクログ
「是」の最終巻。
三刀一家のルーツの話。
っても、謎の人形師和記のことは、結局わからんかったなぁ。
うん、三刀家の人はいいんだよ。言霊使いで、それだけで超人的な感じだもの。しかし、和記はねぇ。まぁ、彼も常人とは違うところにある存在だから、結局のところ、常人ではない二人が出会ってしまったゆえに、紙様ができあがったわけだ。
うむ。
和記がいなくて、紙様がいなければ、ひっそりとほろんでいった一族だったのにね。
実際、作中で強力な頭首を失って、ほろびの方向に進んでいく。
が、それを踏みとどめる力になったのは、和記なのだ。
でもって、彼は彼の唯一の執着、真鉄のためにこの世に