ドリアン助川のレビュー一覧

  • 新宿の猫

    Posted by ブクログ

    新宿ゴールデン街。

    夢ちゃんと「猫の家族図」

    「金のあじさいと銀のあじさい」のエピソードがとても悲しい

    猫しか信じられなかった…

    0
    2022年07月17日
  • 新宿の猫

    Posted by ブクログ

    新しく改装などしたら絶対に復原できない、新宿のゴールデン街。

    そのひとつの飲み屋さんに通うようになった1人の若者。

    夢ちゃんと呼ばれる店員さんと、お店に貼られていた猫の家族図

    切ないけれど希望の光が見えるお話

    猫達だけが信じられる 猫達だけしか信じられない

    「金のあじさい 銀のあじさい」のエピソードがこころが痛む

    0
    2022年07月15日
  • 夕焼けポスト

    Posted by ブクログ

    最後に会いたい人に会えたのかな…。
    後悔なんて山程あるよ。
    悩みや苦しみを聞いてくれるポスト、本当にあればいいのに

    0
    2022年07月06日
  • 水辺のブッダ

    Posted by ブクログ

    重くて、最後まで暗い。
    ホームレスになった父と、
    家族に蔑ろにされ、どんどん道を踏み外す娘。
    どこかで救われてほしかったけど、悪循環は断ち切れず。
    どんより。

    0
    2021年06月21日
  • ピンザの島

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    芯に迫る言葉はいくつも出てきたけれど、物語じたいはあまり目新しさはなかったように感じた。ラストで何か変わるかな、と期待しながら読み進めたけれどわりと予定通りだった気がする。チーズはたべたくなった。前の読んだ本でも感じたがこの作者は食べ物を書くのが上手い気がする。言葉の使い方が上手だからかなぁ。

    0
    2021年04月08日
  • 夕焼けポスト

    Posted by ブクログ

    毎度毎度祈りのような本を書く人です。「あん」でブレイクしたにもかかわらずあまり売れていない所には、この内面に根差した真摯な姿勢が逆作用しているのでしょうか。
    特定の人にしか見えない夕焼けポストに届く時空を超えた悩み相談。チャップリンやリンゴスターからも届く悩みの手紙。何ともワールドワイドです。主人公は自ら娘を亡くした痛みに耐えながら、他者の悩みに真摯に答えようとします。娘の死を乗り越えられない自分が人の悩みに相談を受ける事の矛盾に苦しみます。
    直球では出てきませんがインドとブッダに基盤を置く寓話です。小説というより寓話という方がしっくりくる気がします。

    0
    2019年11月21日
  • 水辺のブッダ

    Posted by ブクログ

    読後感がスッキリ!という作品ではない。
    この作品から得たものを、自分で抱え込んで、考え続けていくんだろうなと思う、そんな本だった。

    やむを得ない事由から人を殺めた男は、殺人犯の子という誹りを我が子に与えないためという理由で、妻と子を捨てる。
    服役し、ホームレスとなった男は、その暮らす河原で師とも思える男と出会う。
    ホームレス生活の中で、男は人生と向き合い直すことをことを考え始める.....

    そして、あとは読者が考え続けていくことなのだろう。

    0
    2019年11月21日
  • 水辺のブッダ

    Posted by ブクログ

    過ち犯しててしまった父と孤独になった娘の物語。

    殺人で服役し、出所して最終的に多摩川にたどり着いた望太は、多摩川のホームレスのカリスマ的存在・ブンさんに出会う。

    ブンさんの生きる姿に魅了されながら、娘の姿を追う望太。

    娘の絵里は、継父との折り合いが付かず、道を外れ、DVに耐えながら、体を張って生きていた。

    そんな二人が多摩川の近辺で奇跡の再会を果たそうとするが。。。


    抽象的な表現が過多で、イメージを今ひとつ掴めにくかったのと、ブンさんのキャラが確立してなかったのが惜しいところかな。

    0
    2019年10月19日
  • 水辺のブッダ

    Posted by ブクログ

    テレフォン人生相談のドリアンさんが、書かれた小説。あの優しい声の感じが本当に伝わってくるような本でした。

    0
    2019年09月08日
  • 水辺のブッダ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    人生捨てたもんじゃないと思えるような物語ではないのに、優しい気持ちになる。
    今回は婉曲的でなく、ブンさんに語らせ、望太が体現するストレートな表現だった。

    0
    2019年07月27日
  • 水辺のブッダ

    Posted by ブクログ

    映画化されなかなかのヒットとなった「あん」。今回、第67回日本エッセイスト・クラブ賞受賞を受賞した「線量計と奥の細道」
    出版点数も順調に増えていて、前回の「新宿の猫」なかなかの佳作で個人的には存在感が増している作家です。
    ところが「線量計と奥の細道」は重版かからず早くもプレミアが付いている状況で、他の著書に関してもあまり置いておらず、買おうと思っても見当たらなかったりします。何とも不遇な作家だなと思います。
    さて、本書もひっそりと販売されています。表紙がなかなか綺麗なので是非皆さま手に取って頂きたい。題名が「水辺のブッダ」なので宗教的な話なのかと思われるかもしれませんが、宗教というよりも哲学と

    0
    2019年07月16日
  • 新宿の猫

    Posted by ブクログ

    テレフォン人生相談のドリアン助川さんとして知っていたのですが、小説はどうなのかなあと、読んでみました。やはり優しい人の書かれる小説だなあと思いました。これからも色々読んでみたいです。

    0
    2019年07月05日
  • あん

    Posted by ブクログ

    甘い話かと思っていたらハンセン病がテーマだったのでびっくりした。
    主人公の人物設定が曖昧で、しかもお約束の手紙オチ。
    全体的に人物像がすべて曖昧でハンセン病にむりやり製あんを盛り込んだ感があった。
    話そのものは悪くなく、一日で一気読み出来るほど退屈は無く、よって次点。

    0
    2019年05月30日
  • ピンザの島

    Posted by ブクログ

    ピンザとは宮古島の言葉でヤギの事を指すようです。でも本作は創作なので宮古島とは無関係です。
    わざわざそういう書き方をするという事は、この本がその島を題材にしていたら著しくマイナスになるという事です。外部から新しい血を入れたいという心と、それに反して島の秩序を乱す方向になる可能性のある風はいらないという相反する感情。前回読んだ額賀さんの本と妙に方向性が似ているので偶然ってすごいなと思いましたが、こちらは沈み込むように重い澱を底から掻き混ぜているような感じです。
    ドリアンさんが、島の人々をやたらとがさつに描いているのと、風習の描き方が陰惨でそこに引っ掛かりを憶えました。自分が離島の出身だったら読ん

    0
    2019年04月22日
  • 新宿の猫

    Posted by ブクログ

    バブルを迎えた頃の新宿ゴールデン街を舞台にした恋愛小説。
    主人公と、主人公が恋をする飲み屋の女の子夢ちゃんのどちらも視覚に問題があり、それが色や感覚や猫につながっていくところは上手いなと思った。
    みんなに、ではなく誰か一人の心にとどくものを、という思いは、この作者の全ての作品に通じるものかもしれない。
    大江健三郎の『個人的な体験』で、個人的な体験を掘り下げていけば、普遍的な道にたどり着く、みたいな表現があったけど、それと似ている気がする。
    実体験者だけにバブルの頃の勢いのある猥雑な雰囲気がよく出てて、こういうのは若い人が想像で書くのは難しいだろうなとも思った。
    読み始めたらイッキ読みで、このリ

    0
    2019年03月02日
  • あなたという国―ニューヨーク・サン・ソウル―

    Posted by ブクログ

    先日『あん』を読んで興味を持ったドリアン・助川さんの小説です。
    ニューヨークを舞台に、ミュージシャンを目指す日本人男性・拓人と韓国人女性・ユナの恋を描いた作品です。
    中盤までで印象に残るのは、ニューヨークの街の見事な描写です。そして人種のるつぼであるニューヨークで、人々の普段の姿のすぐ裏に潜む人種や歴史観に基づく偏見や憎悪です。助川さんの来歴を見ると「2000年3月から2002年9月までニューヨークに滞在。日米混成バンドAND SUN SUI CHIE(アンド・サン・スー・チー)を結成し、ライブハウスで歌う。」と書かれているので(時期は少しずれていますが)実体験を反映した物だと思います。私も海

    0
    2018年10月03日
  • ピンザの島

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    とある島で暮らすことを決めた若者の話。
    自身の弱さを知っているだけに、生きづらい人生を送ってきた主人公。島は閉鎖的な空間にありがちな住む人たちだけのしきたりがあり、人間関係があり、余程のことがない限りよそ者を歓迎することはないと思える。
    そこで、死んだ父親の夢であったチーズを、かつての父の親友と完成させようと奔走する。そして、自身の欠落した部分を埋めていく。
    島の自然やピンザ(ヤギ)などは生命力があふれていますが、島に突き出す急峻な山岳、山道の別れ道、断壁、森の原生林、海につながる洞窟など、位置関係や映像がうまくイメージできず。自分自身の想像力が足りないのか、疲れているのか・・・。
    最後をあえ

    0
    2017年06月14日
  • 星の降る町 六甲山の奇跡

    Posted by ブクログ

    老人サジの店からお菓子を万引きした少年トルリは、サジから逃げるために登った給水塔の屋上でサジと2人きりになってしまう。そしてそこで一夜を明かすことに。サジの悲しみに心が痛くなるけど、ハッピーエンドにほっとした。金平糖の話が好き。

    0
    2016年11月06日
  • 星の降る町 六甲山の奇跡

    Posted by ブクログ

    居場所の無いトルリは洋菓子店サジの店で万引きをして逃げ,追いかけたサジとともに古い給水塔の上で二人降りれなくなる.流星の降る寒い夜,二人の間に何かが通い,新しく何かが生まれる.一歩間違えば死ぬところだが,結果的には再生の物語である.

    0
    2016年09月30日
  • 多摩川物語

    Posted by ブクログ

    短編。暗い部分がありつつも希望を感じられる。感動する部分も結構あり、電車で読めないことも。

    皆が苦しくて悩ましい生活の中、いろいろ考えながら、いつの間にか助けになったり、助け合ったりしている。それぞれの登場人物の表現が個性があって良かった。

    0
    2016年04月18日