ドリアン助川のレビュー一覧

  • あん

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    樹木希林、永瀬正敏をイメージしながら入った。仔細な描写がある分、より刺さった。単純に可哀そうとか言う話ではない。

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    2021年02月11日
  • 新宿の猫

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    あっというまに読んだ。

    目。瞳。
    みんな違う色だし、みんな違うものが見える。
    でもそこがすてきなところ。

    そして最後の注釈がまたいい。

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    2020年03月08日
  • 新宿の猫

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    1962年生まれ、ドリアン助川さん、初読みです。「新宿の猫」、2019.1発行。新宿ゴールデン街が栄えた時代、斜視の夢ちゃん22歳が働いている「花梨花」という居酒屋を舞台にした物語。猫たちは自分の家族として、17匹の猫の家族図を冷蔵庫に貼り、廃墟となったホテルの一室で猫たちを世話し続ける夢ちゃん。そんな夢ちゃんに魅かれる構成作家で色弱の山ちゃん。「猫たちに幸せあれ」、そんな気持ちがこみあげてくる作品です。

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    2019年10月30日
  • 星の降る町 六甲山の奇跡

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    二人の言葉のやりとりが心地よく、読んでいて楽しめたが、結末が曖昧な感じで、その後の展開が気になった。

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    2019年06月14日
  • 新宿の猫

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    お互いの気持ちを最後に詩として表現しているところが、読んでいて一番ホッとした場面だった。
    別々の道に別れてしまったけど、再び会うことができ本当に良かったと思えた一冊だった。

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    2019年05月15日
  • あん

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    ずっと気になってた映画の原作。
    今まであまりふれてこなかった、ハンセン病の小説。樹木さんはどう演じたんだろう。
    ドリアン助川さんは、思春期の頃ラジオ聞いてたので、小説を書かれていることにびっくり。
    季節の移り変わりに、桜の描写が描かれているので、想像しながら読むこともすごくきれい。
    美味しい和菓子、どら焼、あんこが無性に食べたくなる!映像もぜひ見てみたい一冊でした。

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    2019年03月21日
  • 新宿の猫

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    売れない構成作家の卵と過去に傷を持つ女性の淡い恋の物語。

    バブル期の新宿ゴールデン街にたたずむ居酒屋・花梨花。

    山崎は色弱で、希望した就職ができず、有名構成作家の元で仕事を始めたが、大勢の人に向けたメッセージを生み出すことに喘いでいた。

    花梨花にふらりと入った山崎は、店員の夢ちゃんと出会う。

    夢ちゃんは斜視があり、不思議な雰囲気を持つ女性で、猫好きでもあった。

    その店では、店の窓に現れる猫を予想して賭けをする「猫じゃん」をしていて、夢ちゃんお手製の「猫の家族図」が張ってあった。

    次第に夢ちゃんに惹かれていく山崎は、ある日、夢ちゃんの悩みを聞くことになったが、2人の間は突然引き裂かれ

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    2019年03月17日
  • 新宿の猫

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    新宿ゴールデン街。ちょっと怖くて胡散臭いけれどちょっと憧れます。
    かつての捻じれた若者達が大人になった今、昔どうしてそうなったのか分からない事だらけで、どの扉を開ければ未来につながっているのか全然分からなくて、悶えていた時の気持ちは今も残っているでしょうか。
    たくさんの猫がひょっこり顔を出す居酒屋。店員の女の子の書いた猫の家族図。猥雑でどこか暖かな人々。色弱というハンデを背負って夢であった映像の道を絶たれ、いつも背中を丸めてもがいているような主人公。初速は遅いけれど読んでいるうちに心に加速がついて、心が次々追い抜かしていく風景はかつて自分が見た風景だったような気がしました。
    昔が懐かしく、過ぎ

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    2019年02月25日
  • あん

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    小さな街のどら焼き屋、千太郎は毎日鉄板の前でどら焼きを焼いていた。
    ある日、店先の求人を見た70代の手の不自由なお婆さんが、自分を雇って欲しいと言ってきた。

    前科のある千太郎と元ハンセン病患者の吉井さんの交流。
    ニュースで見た記憶は薄くはあるものの、ハンセン病に対する認識がなく、その偏見に苦しんだ人達のことを、今回改めて知ることが出来ました。
    読んで良かった。

    この先、千太郎がまたどら焼きをやき始めたらいいなと望みます。
    桜の塩漬けとともに食べるどら焼き、美味しそう。

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    2018年11月08日
  • あん

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    先日亡くなった樹木希林さんに敬意を表して読みました。
    映画は見ていませんが、プロログの徳江さん(おばあさん)登場の場面は希林さんの演技を彷彿させました。なるほど映画の脚本のような書きぶりの小説でもありました。

    どら焼きの中身、小豆の美味しい煮方指南などは微笑ましいが、すぐに徳江がハンセン氏病完治者とわかってくるのにしたがって、じっとりと空気が重くなってくる。

    登場人物の3人が3人とも、それぞれ社会から疎外されている屈託を抱えている。それをことさら怒るんではなく、恨むのでもなく淡々としているように描写しているのが、かえって胸迫るのだろう。

    そういうことはみんなあるよね、といいながらそれ

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    2018年11月03日
  • あなたという国―ニューヨーク・サン・ソウル―

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    ドリアン助川さんの書くものって、いつも心に深く食い込んでくる。短いエッセイでも、人生相談の回答でも。映画にもなった「あん」の読後感など忘れがたい。これもまた、胸の奥に沈んでずっとそこに残るに違いない一冊。

    音楽で生きようとニューヨークで苦闘する三十過ぎの拓人が主人公だ。語学学校で出会う若者たちや、バンドを組む仲間たちと、ぶつかったり心をふれあわせたりしながら、なんとか道を開いていこうとする姿が語られていく。みなそれぞれに、自覚しているか否かにかかわらず国や民族を背負っていて、その軋轢やそれを苦しみながら乗り越えようとする姿に胸が痛くなる。

    これだけでも異国の地でもがく若者(三十過ぎてるけど

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    2016年03月02日
  • 多摩川物語

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    多摩川、京王線、土手沿いの遊歩道の風景、これはまさに地元です。京王線沿線の啓文堂さん(これも地元の本屋さん)にお勧めのポップと一緒に平積みされてあり、思わず手にとった次第です。

    8つの短いストーリーが微妙に絡み合い、そこかしこに出てくる多摩川周辺の風景に、地元ごひいきには、幾度となく”あるある”、”そう、あそこの風景”とうなずいておりました。

    ストーリーはどれも仄かに切なく、じんわりと心にしみてくるお話し。中でもバードウォッチングの絡んだ「越冬」は、大栗川と多摩川の交差する知る人ぞ知る野鳥のスポットでもあり、私も幾度となく足を運んだ場所。どこかで作者のドリアン助川さんと出会っていないだろう

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    2015年03月02日
  • 多摩川物語

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    多摩川を舞台にした連作短編集。多摩川沿いに住んでいるので、気になって購入。

    目新しいようなストーリーではないかもしれませんが、多摩川という舞台が良い味を出しています。近隣住民の贔屓目かもしれませんが。

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    2015年01月11日
  • ピンザの島

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    ネタバレ

    一気読みした。

    最近、軽めの本が多かったから、しっかり読んだという満足感。
    ただ、最後が物足りなかった。台風後の島の様子を書いてほしかった。書かれていないのが良さなのかもしれないけれど、手紙の内容とか先生のこととかいろいろ気になって……。

    「命あれば」とよく言われえるけど、ほんと生きてさえいれば、やり直せるんだろうね。
    「敗北は大事ですよ」というハシさんの言葉は重みがあった。

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    2014年11月26日
  • ピンザの島

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    ネタバレ

    人が生きていくうえで背負っていかなければならないもの。
    プーノとの別れのシーンでは歯を食いしばらずにはいられなかった。

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    2014年04月22日
  • 青とうずしお

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    高校の人形浄瑠璃部。
    人には言えない様々な事情を抱えてながらも、地域の伝統芸能である人形浄瑠璃に汗を流す高校生。

    それぞれが抱える家庭などの事情が重く、苦しかった。

    人形浄瑠璃というものを見たことがないので、なかなか想像するのが難しいかった。
    でも、その分興味が湧いたので、今後観てみたいと思う。

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    2026年01月23日
  • 寂しさから290円儲ける方法

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    大好きなドリアン助川さん。ふと思い出して未読のままだったこの本を手に取った。

    なんだか回想したり懐かしんだり、常に人を育てようとしていたり、随分お年をとった感じがするなぁと読んでいてしみじみ。以前読んだ『カラスのジョンソン』や『新宿の猫』は衝撃を受けるほど好きだったが、随分様子が変わってきた気がする。色々と方向性を悩まれてきたんだろうなとは思っていたけれど。
    そんなにお年なんだろうか?と思い調べると、まだ63歳。文から想像していたよりかなりお若い。

    食や旅と共に進むタイプの物語があまり好みでないため、途中断念しかけたが、大好きなドリアン助川さんの本なので最後まで読むことにした。

    最後まで

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    2025年12月06日
  • 寂しさから290円儲ける方法

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    麦わらさんの言葉が染みわたります

    私は基本的にネガティブなので、他の人からみたらきっとつまんないことで落ち込んだり悩んだりしています
    そういう時に、麦わらさんの言葉を思い出して心が軽くなるといいなと思います

    ここは、自分が居てもいい場所
    そう思えたら、ほかの場所でも頑張れそうです

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    2025年09月30日
  • あん

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     千太郎の成長、そしてどら春の繁盛記録だと思って読んでたら、あらあら、徳江さんが違う方向へ引っ張っていく❢❢

     重たい話なのに、多少なりとも理解し、爽やかな気持ちに少しなれたかな❢

     前向きになれます❢❢

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    2025年09月24日
  • あん

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    まちの小さなどら焼きやが舞台。長年、苦労してきた徳江の生き方が素晴らしい。
    ※ただひたすらに置かれた状況に愚痴を言うこともなく飾らず何事にも感謝。人に親切に。物を大切にいたわる。人を動かすのは人。

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    2025年04月18日