根来龍之のレビュー一覧

  • 事業創造のロジック ダントツのビジネスを発想する

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    【要約】答えはないがヒントはある、そのために定石(ビジネスモデル)を学べ
    【所感】とてもいい先生だと思う
    【メモ】
    ・ノイジーマイノリティ、あるお客さんから届いた声が必ずしも全体と一致している訳ではない。
    ・玉子屋モデル
    ・規模創発的
    ☆規模(単位あたりコスト低下、規模創発的効果、クリティカルマスに達するまで効果は無い。換言すれば意図的に狙う)、経験(経験蓄積にる単位あたりコスト低下)、範囲(製品拡大、シナジー)、ネットワーク(利用便益の拡大) の経済
    ・ソフトバンク初期のホワイトプラン、セブン銀行の
    ・自己強化のループ、例トヨタ
    ☆利益率よりも資源蓄積を優先、CSKのおおかわさんはシステ

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    2017年07月29日
  • ビジネス思考実験 「何が起きるか?」を見通すための経営学100命題

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    ビジネスの考え方、各種モデルについて、思考法・考え方などについて整理された本。考える力、使う力が養われる点で良著。

    <メモ>
    ・因果関係について。
     自然科学①AはBに時間的に先立つ(先行性)
     ②AがなければBは起きない(不可欠性)
     ③Aだけ起きればBは起きる(普遍性)があるもの。
     一方、社会科学は①の先行性はあるが、
     ②Aがなくても、CがあればBは起きる(代替原因の存在)③Aに加えて、DもなければBは起きない(原因の部分性)などが存在する。自然科学のように強い法則性を主張することは難しいが、それをやった方が成功しやすい。といったようなそういう性質は確かに存在する。経営学は普遍法則で

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    2016年06月05日
  • MBAビジネスデザイン 戦略設計の基本と応用

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    顧客セグメント、もうかるか、知恵がつくか、一緒に成長できるか
    現場で起きるばらつきを一定範囲内におさめることもマーケティングの大事な役割
    代替製品によるイノベーションのスピード、範囲の大きさによって、自社のコントロールの可能範囲、やり方は異なる。
    MAの目的 シナジーとコスト削減
    グローバルビジネスフレームワーク
    CAGE 文化的距離 制度、物理、経済
    グローバル戦略 集約標準化 専門化 現地化
    このバランスをとることが重要

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    2016年04月10日
  • ビジネス思考実験 「何が起きるか?」を見通すための経営学100命題

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    早稲田大学根来教授の著書。同期が紹介してくれて琴線に触れたので読んでみた。フレームワークや理論を実務で使えるためのヒントが分かりやすく詳細に書かれている。

    まず、今の自分の置かれた状況における「答え」を探すことが必要であり、そのためには経営学を知っていると仮説の精度が高まったりしたり、また理論の限界を意識することはとても大事であることを学んだ。さらにインプット(学習)、例えば理論、フレームワーク、成功者体験、事例を基に自分の中で①どんな問いをして、②どうやって推論して、③どうモデル化するか、を考える必要がある。その結果戦略やビジネスモデルと言ったアウトプットが創出される。

    優秀なビジネスパ

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    2016年03月22日
  • ビジネス思考実験 「何が起きるか?」を見通すための経営学100命題

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    経営学的なテーマが大半を占めているし、
    それはそれで興味深かったが、
    個人的にはその前提となるpart1までの部分が非常に参考になった。

    帯に書いてある「仮説の精度を高めるポイントを集大成」とかいてあるが、
    このpart1だけでも価値があると感じた。
    ※part2以降も実例含めて面白いが、個人的にはこの前提となるpart1に関わるパートがあるからこそ納得感が増した

    経営というところに関わらなくても、ビジネスとして「分析」に関わる人は一度読んで確認しておいてもよいと思う。

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    2015年12月28日
  • プラットフォームビジネス最前線 26の分野を図解とデータで徹底解剖

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    プラットフォーム戦略論に関して、早稲田ビジネススクールの根来氏を始めとした研究の系譜について記載されている。
    最初のほうの章がその内容がコンパクトにまとめられており、参考になった。

    それ以降のページでは、各分野における対象企業の紹介とそのビジネスを提唱されているフレームワークで表現するという内容の繰り返しなので、興味ある企業メインで読み進めた。

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    2015年10月05日
  • MBAビジネスデザイン 戦略設計の基本と応用

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    特段目新しいことは書いてなかったかなぁ。収穫としてはBtoBではまだまだマーケティングが発展していないけれど、今後は必須というところ。ちょうどBtoBのマーケティングに興味を持っていたところだったので。

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    2015年08月16日
  • 事業創造のロジック ダントツのビジネスを発想する

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    一般的な経営戦略ノウハウ本より実態に即していて役立つ内容になっている。個別の事例を丁寧に解説していることもさることながら、複数の論理を組み合わせていることが目新しいのだと思う。例えば、サウスウェスト航空の経営戦略をブルーオーシャンで語る例は多いが、やはり物足りない。この本では、それに加えてポーターの競争戦略と、筆者オリジナルの分析手法を用いていて、この方が実態に即していると思われる。やはり経営は複数領域にまたがって進められるものであることを実感。

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    2014年09月16日
  • 事業創造のロジック ダントツのビジネスを発想する

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    ネタバレ

    [読んだ理由]==================
    新聞の書籍紹介コーナーにあって興味をもった。「定石を超えた独創的なビジネスモデルを構築した企業の経営方針をわかりやすく解説」という所が気になった。


    [読んだ後の感想]==============
    独創的な企業の例が色々と挙げられているけど、単発の紹介で終わるのではなくて、それを単なる偶然としてではなく、論理的な理由を持って説明してくれてるので、参考になった。


    ■出発点
    ・ビジネスモデルは「理想・意図」、対してビジネスシステムは「現実」。
     前者は整合性を志向するが、後者は常に不整合な部分を含んでいる。
     この不整合を如何に手直しし続け

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    2014年09月07日
  • 事業創造のロジック ダントツのビジネスを発想する

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    数あるサービスの中から選ばれるためには、ということを考えるときにとてもいい視点をもらえる本だと思います。お弁当の玉子屋さんなんかもそう。1種類しかお弁当売らない。1種類しかないの?!って普通はなりますが、1種類しかないからこそできることを考えてやりぬく。逆転の発想。独自性。やっぱり常に自分たちのサービスでしかできないことを前向きに考えたいですねー。

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    2014年06月28日
  • 事業創造のロジック ダントツのビジネスを発想する

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    我が地元のお弁当屋である玉子屋がケースとして出ているとのことで読んでみることに。玉子屋の話しは非常に解りやすく面白かったです。
    また、このテの本にしては非常に読みやすく、あっと言う間に読むことができました。ビジネスモデルに興味のある人にはお勧めの一冊です。

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    2014年05月31日
  • 事業創造のロジック ダントツのビジネスを発想する

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    実在する企業を例にとって事業創造のあるべき姿を解説

    お弁当屋さんの玉子屋、ソフトバンク、セブンイレブン、DeNA、アメリカのLCC系の航空会社など各企業の事業構造の特徴を知ることが出来て面白かった。

    他社が真似出来ないビジネスモデルが良いとよく聞くが、その辺を実例を元に分かり易く解説しており良かった。

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    2014年04月12日
  • プラットフォームビジネス最前線 26の分野を図解とデータで徹底解剖

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    ●典型的なネットサービスは5%の有料サービス利用者が95%の無料サービス利用者を支える構造になっている。(P42)

    ● 情報マッチングサービス(P94)

    ●口コミ&レビューサービス(P120)

    ●クラウドソーシングサービス(P148)

    ●健康・スポーツ関連(P219)

    ●補完プレイヤーとしてプラットフォームに参加する(P252)

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    2014年03月12日
  • 資源ベースの経営戦略論

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    経営というとなんだかたいそうなことに聞こえますが、

    まずは、なぜその企業が存在するのか?そして、どう成長するのか?
    なんてことを考えるときの優位性を持って存在し続け、成長するときの本質的な視点を網羅している。

    パッと見、字も大きく言葉も平易で読みやすい一冊。

    まずは言葉を知ること、そして、経営者と話をするときに文脈をつかむのに役立つのではないでしょうか?

    ところで、たくさんの要素が詰め込まれているのでいっぺんには頭に残せません。。。辞書的に使っていこうと思います。

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    2013年06月27日
  • 資源ベースの経営戦略論

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    RBV(Resource Based View)のコンパクトな教科書。RBVを含めた戦略論全般を学ぶには、『企業戦略論』(Jay.B. Barney)が良いと思うが、端的にRVBを学びたい場合には本書を利用するとよいと思う。

    内容的には意外にさらっと読めてしまうかもしれないが、背景にある理論等はかなり高度。Barneyの教科書もそうだが、紹介されている推薦図書や論文などを読み始めると、真の理解に至るには数年はかかるかもしれない。

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    2012年11月08日
  • 資源ベースの経営戦略論

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    ハーバードビジネススクールで使っている教科書ということで、RBVやVRIOなどの言葉に代表されるリソースベース戦略論がよくまとまっていると思います。この内容このテーマにしては、少し前提の知識があれば非常にさらっと読めてしまうのではないかと思います。それが実は難点なのかもしれません。

    この本だと少し足りなくて、しっかりリソースベースの戦略論を、という人にはやはり本書の中でも何度か参照されているJ.B.バーニーの『企業戦略論』になるのでしょうが、この本も、5つの要素の企業戦略トライアングルのまとめ方など、悪くはないです。

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    2009年12月26日
  • ビジネス思考実験 「何が起きるか?」を見通すための経営学100命題

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    項目ごとに細かく区切られており、図表でも細く解説するなど、読者を飽きさせない工夫がされている。

    ただ、私にはこういう事例や考え方があるんだなぁという程度で、実務に落とし込もうと思うほど刺さらなかった。

    大きな組織で、マネジメントする立場の人であれば参考になる良書。

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    2025年08月25日
  • この一冊で全部わかる ビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる

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    この一冊で全部わかるかどうかは微妙だが、ビジネスモデルについては、具体例やイラストがあり、とてもわかりやすかった。
    ビジネスモデルのケーススタディを学ぶ超入門書としては良いと思う。

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    2024年11月07日
  • DX実行戦略 デジタルで稼ぐ組織をつくる

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     企業の組織環境における「規模」や「相互依存性」「ダイナミズム」を把握し、そうした状況下で変革を実現するための方法を理解することには困難がつきまとう。使えるのが従来の技術と概念的なツールだけなら、なおさらだ。これこそが、実践者のまえに立ちはだかる「変革のジレンマ」の本質だ。


     ジョン・コッターはチェンジマネジメントの創始者とされている(実際、そのとおりだ)が、彼が考案した組織変革のための有名なフレームワーク「8つのステップ」は、その性質上、直線的なプロセスを採ることになる(注12)(図表1-8)。しかし、デジタルビジネス・トランスフォーメーションとは、事業の「複数」の側面に大きな変化を起こ

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    2024年07月31日
  • この一冊で全部わかる ビジネスモデル 基本・成功パターン・作り方が一気に学べる

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     初学者向けにビジネスモデルの基本や成功パターンをわかりやすく説明されている。様々なビジネスモデルの種類、そして事例を学べる点はよかったと思う。

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    2024年07月22日