【感想・ネタバレ】資源ベースの経営戦略論のレビュー

あらすじ

ポーターに代表されるポジショニング派の対抗パラダイム、「リソース・ベースト・ビュー」による戦略論。2つの新しいフレームワークを用い、戦略の策定から実行までを論じる。

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Posted by ブクログ

コリス&モンゴメリーの資源ベース戦略論(リソース・ベースド・ビュー)の立場をとる戦略論のテキストである。
 1:ビジョン、2:目的と目標、3:事業群、4:資源セット、5:組織構造、システム、プロセスの5つの要素からなる「企業戦略トライアングル」が、本書の中核である。
 本書の特徴は、「企業戦略と事業戦略の統合」「戦略と実行の非分離」である。
 資源ベース戦略論のテキストとして、一番シンプルにまとまっているので、しかっりと勉強したい最初の1冊には最適な本ではないでしょうか。
 翻訳の質や、注釈や索引も充実しております。

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2013年02月18日

Posted by ブクログ

経営というとなんだかたいそうなことに聞こえますが、

まずは、なぜその企業が存在するのか?そして、どう成長するのか?
なんてことを考えるときの優位性を持って存在し続け、成長するときの本質的な視点を網羅している。

パッと見、字も大きく言葉も平易で読みやすい一冊。

まずは言葉を知ること、そして、経営者と話をするときに文脈をつかむのに役立つのではないでしょうか?

ところで、たくさんの要素が詰め込まれているのでいっぺんには頭に残せません。。。辞書的に使っていこうと思います。

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2013年06月27日

Posted by ブクログ

RBV(Resource Based View)のコンパクトな教科書。RBVを含めた戦略論全般を学ぶには、『企業戦略論』(Jay.B. Barney)が良いと思うが、端的にRVBを学びたい場合には本書を利用するとよいと思う。

内容的には意外にさらっと読めてしまうかもしれないが、背景にある理論等はかなり高度。Barneyの教科書もそうだが、紹介されている推薦図書や論文などを読み始めると、真の理解に至るには数年はかかるかもしれない。

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2012年11月08日

Posted by ブクログ

ハーバードビジネススクールで使っている教科書ということで、RBVやVRIOなどの言葉に代表されるリソースベース戦略論がよくまとまっていると思います。この内容このテーマにしては、少し前提の知識があれば非常にさらっと読めてしまうのではないかと思います。それが実は難点なのかもしれません。

この本だと少し足りなくて、しっかりリソースベースの戦略論を、という人にはやはり本書の中でも何度か参照されているJ.B.バーニーの『企業戦略論』になるのでしょうが、この本も、5つの要素の企業戦略トライアングルのまとめ方など、悪くはないです。

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2009年12月26日

Posted by ブクログ



学校の授業で使った本。

これの前に読んだのが「戦略不全の論理」だったからか、
一般的で読みやすい印象を受けました。

国は関係なく、成功・失敗あるんだよなと
改めて感じることができましたよー

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2009年10月07日

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