図子慧のレビュー一覧
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正体不明の美しき善良な殺し屋と過去を背負った美形の天才ハッカー…美青年ふたり!この設定だけでも十分魅力的なのだが、何かを隠ぺいしてる登場人物達、少年少女達が暮らす隔離された地下施設「ホーム」、過去の災厄、ウイルス感染、SFや先端医療の用語が散りばめられ、私好みのぞくぞくする設定で、前半3分1くらいは読むのがもったいない気がして少しずつ読んでた。
中盤から後は先を知りたい衝動が強くなり夜更かしして一気にラストまで読みふけった。
読後感は割とすっきりしている。
が、正直疑問やもやもやした部分もある。
三井は最後までブレることなく三井だ。これはいい。
ラストの方は清水玲子の「月の子」を思い出した -
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相続問題に恋愛相談、今日も良く当たるという占い師『ヨンバンセン』のもとに様々な人がやってくる。『章平』も妹が母親と喧嘩して家出してきたり、はたまた≪天下一仙術大会≫とやらに出場させられたりと大忙しだ。そんな中、『ヨンバンセン』の名を騙る占い師が現れたと共に、父親の進退問題も浮上してきて・・
占い人情ミステリー第二弾。
ストーリー的には今回の方が面白かったです。占いの結果はちょっとあやふやでしたがね。
「妹の恋人」では、恋愛問題かと思えば親子の問題だったり・・なんかほろっときました。
にしても章平はどんどんヘタレて行く気がしますね。最初はもっとしっかりしてたように思うんだけど。まあ人の良さは -
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『下田にいるか』 坂本司
(『和菓子のアン』の坂本さん)
コロナ禍の鬱屈した日常に、ふと「そうだ! 伊豆に行こう」。会社員の主人公が思い立ったが吉日とばかりに、電車に飛び乗って一泊旅へ。美味しい海の幸やご当地グルメに舌鼓を打ち、イルカショーでは童心に返る。
いつもモヤモヤとしていた仕事の悩みも、潮風と旅先の景色に浄化されていく。
ひと言
「まずは行ってみればいい。おいしい景色は逃げない。」
『情熱のパイナップルケーキ』 松尾由美
初読作家さん
パイナップルケーキの香りに誘われて、ひとり台湾へ。
職場に馴染めず、派遣という立場の曖昧さに息苦しさを覚える主人公。けれど旅先で出会う味と空気が、凝 -
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ネタバレお金にまつわる短編のアンソロジー。編者のアミの会は実力派女性作家集団としていくつかアンソロジーを刊行している。
新津きよみ「百万円分の無駄」:女の恨みは怖い
原田ひ香「一生遊んで暮らせる方法」:そろそろふぁいやぁ太郎さんのお金の使い方に共感。ただし奥さんに同じことを強要してはいけません
大崎梢「12万円わんこ」:バーニーズマウンテンドッグのタレント犬ハティの値段はお安くなって12万円、我が家のトイプードルも12万円。高いか安いか?
永嶋恵美「廃課金兵は買物依存症の夢を見るか?」:廃課金兵の実態を面白く読んだ。
福田和代「わらしべ長者のつくりかた」:いい話です。読書感想文にぴったり
図子慧「塾に