図子慧のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「アミの会」のアンソロジー。
『初めて編』ということで、七編のストーリーは、初めて訪れる旅先での初めての食べ物が登場する。
料理が美味しそうだったのは、乗り鉄・食べ鉄にも嬉しい「下田にいるか」坂木司さん。なんと言っても下田なら行けそう!と思えるのが嬉しい。観光も楽しそう。
もうひとつは、サハリンでのロシア料理がたっぷりの「地の果ては、隣」永嶋恵美さん。初めて読む作家さん。作中では、既にロシアとウクライナの戦争の気配が描かれていて、今は…まだ、いつになったらロシアに旅行に行こうと思えるのかわからないけれど。
コロナ禍のあと、旅に出る物語が描きにくくなっただろうと思うけれど、むしろ、だからこそ物語の中で旅ができることが楽しい。
活字で世界の料理が食べられる、その気になればリアルに味わえる、食いしん坊なわたしたちは幸せだ。 -
購入済み
色々な話が
お金に纏わる、色々な作家の色々な話。えっ?と思うもの有ったけれど、大体、面白く読めた。最近、ちょっと、ハズレの作品に当たって、腐っていたので、こんな、パッチワークみたいな短編集も、良いと思った。
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Posted by ブクログ
ネタバレお金にまつわる短篇アンソロジー。
7名の人気作家たちのお話だけあって、それぞれ楽しめる。
○百万円分の無駄〜新津きよみ
もし、自分が宝くじで当てたら誰かに言うだろうか?使い道は?と考えてしまった。
元同級生のお店には行かないだろうな。
○一生遊んで暮らせる方法〜原田ひ香
こんな相手との生活は耐えられないだろうな…と
価値観の違い⁇
投資人生って自分の中で全く想像つかない。
○12万円わんこ〜大崎梢
ペットモデルの実情が少しだけわかった気がした。
それを取材して得られたものは、覚悟や勇気や度胸で自分のスキルを磨こうと思えたことはよかったなと。
○廃課金兵は買い物依存症の夢を見るか?〜永嶋恵美
何にお金を使うのか、ほんとうに人それぞれだなぁと改めて感じた。
ゲーム課金は全くしないけど(そもそもゲームをしない)本はついポチッと買ってしまう。本屋へ行くと一冊は買っている。
洋服は今はすっかり興味もなく減らしていくだけ。
依存症、、自分では気がつかないのかもしれないと思うと怖いなと思った。
○わらしべ長者のつくりかた〜福田和代
棚からぼたもち。これわたしも好きだわ。
と思いながら読み進めると拓海の友人である健斗のおじいちゃんがとても良いことを言う。
わらしべ長者の話から何を提供するか?ってことになり、工作が得意で昔作った万華鏡を思い出して、手近にあった牛乳パックとアルミホイルや色紙で早速作り上げる。それを持って動き回っているうちに隠れたニーズ何ふたつ掘り起こされるという…。
実質、いくらにもならないけれど楽しい思いと喜んでもらえた、役に立ったと満足できた。
楽しく夢のある時間だと思えたことで、前向きに仕事についても考えることができた。
いやぁ、おじいちゃんさりげなく良いことおっしゃるわ。
○塾に行かない子どものための五つのクリンプス〜図子慧
子どものことで親は日々頭を悩ませる。
たんに塾に行く、行かないだけじゃなくてどうして行かないのか原因がわかれば対処できる。
しかし、塾ってこんなにもお金かかるんだと今更ながら思う。
○二千万円の差額〜松村比呂美
これは辛い話だなと。
夫が真面目な性格だったからこそ、なのか…。
金銭的に老後の心配がないとわかっていても、なくした自信を取り戻すことができなかった…
仕事がうまくいかずに会社を辞める、ということが耐えれなかったというのがわかったから余計に辛い。
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購入済み
旅に出て美味しいものを食べたい
旅行に行きたい!
多くの人が、そう思っているだろうな。
観光して、美味しいもの食べて…
そこには「人」がいる。
コロナ禍を過ごしてきたから、その大切さが理解できる。