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Posted by ブクログ
13巻シリーズの2巻目です。この巻から主人公顔回の生得の能力、巫儒の一族としての呪力発揮の場面が盛んに登場します。俄然物語は面白くなります。そして、このシリーズでは欠かせない悪役たち(少正卯、悪悦 )の正体、そして謎の美女、子蓉がとうとう顔回の前に姿を現します。念の入った唐変木であるという巷の評価のある顔回が、彼女に心を動かされた様子なので、これもこの先の展開が楽しみになります。
本の扉に巻のタイトル文字を白川静の「字統」から引用した解説が載っています。今回は呪という文字ですが、これはもとの文字が祝(しゅう)ということです。呪と祝は正反対の意味を持つものと捉えていたのですが、これによると、・・呪は必ずしも呪詛のことのみではなく、禁忌全般のことにわたるもので、古くは祝の字を用いた。とありますから、現代では単純に祝い事とされていることも古くは、祭り事としての意義が大きかったのだろうと想像できます。それにしても、この本は中国史を語るので当然ですが、見たこともないような画数の多い漢字が頻繁に登場します。今回登場した妖怪の饕餮(とうてつ)はその代表的なもので、作者も感想を述べていますが漢字を見ただけでその凄まじさが分かります。・・というわけでこの本はいろいろな楽しみ方ができます。
Posted by ブクログ
面白い・・・陽虎との対決、怪物、饕餮(とうてつ)とのやり取りはもう面白すぎ。だけどこの巻の一番は八佾(はちいつ)の事だったりします。
これは天子のまえで礼のために八人八列で踊る舞の事。天子にしかゆるされません。八X八は易の八卦にもつうじ、64の卦で世界を表します。なので世界(宇宙)を統べるのは世界に一人(天子)しか許されない。なんて凄いんだ。こういったことが色々とでてきてもう、凄すぎて面白い。陽虎が失墜して謎の巫士、小正卯(しょうせいぼう)が登場、その弟子、白顔子、悪悦と魔女の様な美女、悪子蓉。呪術のやりとりが面白いです。顔回と妤も頑張れ~
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