ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ

ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ

1,540円 (税込)

7pt

進路、競争、同調圧力、貧困・格差……。

気鋭の財政社会学者が贈る
未来をつくる君たちへの物語。

障害がある、ないにかかわらず、女の人も男の人も、
お年寄りも若い人も、すべての人が
お互いの人権や尊厳を大切にし、支え合い、
誰もが生き生きとした人生を送ることができる社会、
これを「共生社会」といいます。

本書では、小学5年生の主人公・愉太郎が、
日々の暮らしの中でさまざまな疑問と出合い、悩みます。
そして、生きづらい社会の中で、お互いに支え合うことの
大切さに気づいていく過程が描かれています。
母子家庭で育った著者の実体験に基づいた物語で、
社会のあり方を読者に主体的に考えてもらいたい
という願いが込められています。

自己責任社会から、頼りあえる社会へ。
誰もが安心して暮らせる社会を実現するために、
私たちにできることとは何か?
財政社会学者ならではのアプローチを大切にしながら、
子どもたちに生き方を問いかけ、
また親世代の大人たちにも気づきをもたらす内容です。

※こちらの作品は過去に他出版社より配信していた内容と同様となります。重複購入にはお気を付けください

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ふつうに生きるって何? 小学生の僕が考えたみんなの幸せ のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    ベーシックサービスを考える。学校の道徳のテキストより、この本一冊読みとおしたほうがいいじゃないかい。

    0
    2025年03月09日

    Posted by ブクログ

    「今、頑張らないと、ふつうの生活を将来
    送ることができなくなるぞ」

    大人が子どもに言うよくある言葉です。

    でも「ふつう」って何でしょうか。

    何か基準があるのでしょうか。

    世間には明らかに「ふつう」の生活を送れ
    ていなさそうな人は存在します。その人た
    ちは、頑張らなかったからそうなったので

    0
    2022年04月05日

    Posted by ブクログ

    「ふつう」とは何なのか。「ふつう」とは正解なのか。人によって違う「ふつう」を多くの人が理解し合い、尊重し合えば、僕たちはもっとのびのびと生きていけるんだと感じた。
    今という今にしかない時間を精一杯生きる人生をこれからも送りたいです。

    0
    2022年01月24日

    Posted by ブクログ

    感動した。
    登場する愉太郎みたいな人になりたい。
    こんな風に過ごしたいなと思う。
    読んでみてください!

    0
    2021年09月01日

    Posted by ブクログ

    友達に紹介されて読んでみました。
    主人公は小学生。でも中身は、大人向きかも。と思いながら読んでいました。

    大人じゃなかなか口に出せない疑問を
    聞いてみる。考える。
    世の中での不思議に思っていることを率直に聞いてみる。
    大人として考えるさせられる本でした。

    0
    2024年01月27日

    Posted by ブクログ

    設定は小学生ですが、大人向けの本。
    やや社会主義的な感じがしたが、色々と考えるきっかけを作ってくれる。
    大人も子供も正解がない中で悩みながら迷いながら生きているのです、ということが伝わればいいなと思いました。

    息子たちに読ませたいが、勝手に興味をもって読みださないと読んでくれなさそうなので目立つと

    0
    2023年01月02日

    Posted by ブクログ

    小説家が書いたものかと思っていたら財政社会学の専門家であった。財政社会学を子どもの生活にしてよく書いてある。自分が勉強ばかりでできなかったことを書いているとあとがきであった。わかりやすくて小学生がすぐ読める本である。

    0
    2021年09月03日

    Posted by ブクログ

    このコロナ禍を生きる子どもたちに、そして大人たちにも読んでもらいたい。

    負けたことではなく、負けたことの意味を考える。
    毎日数字に踊らされ、何が正しいのか、どう行動すればいいのかも人それぞれになってしまっている今、大事なことを語りかけてくれているように感じる。

    これ以上、不要な分断を招かないため

    0
    2021年08月24日

    Posted by ブクログ

    「公」「共」「私」の新しい関係を提案し続けける財政学者、井手英策。「経済の時代の終焉」からずっと気になる論者でしたが、最新刊は、こどもたちに向けた本です。毎日小学生新聞の2018年4月から2020年3月までの連載をまとめたもの、ということでコロナ禍の小学生ライフには触れていませんが、アンダーコロナで

    0
    2021年08月28日

    Posted by ブクログ

    主人公である小学生の目を通して世の中の仕組みの矛盾や生きづらさが書かれた本。
    今の子供たちは主人公のようにはっきり言語化できているわけではないが、生きづらさを感じているのだろうな。私たちの時(80年代生まれ)はそこまで生きづらくなかったような。
    これが新自由主義なのかな?格差社会、自己責任…。

    0
    2025年08月13日

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