國分功一郎の作品一覧
「國分功一郎」の「暇と退屈の倫理学(新潮文庫)」「中動態の世界―意志と責任の考古学―(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「國分功一郎」の「暇と退屈の倫理学(新潮文庫)」「中動態の世界―意志と責任の考古学―(新潮文庫)」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
嗜好品とは何なのか。そうした疑問へのヒントを得るために、今回はカントの哲学の深淵に迫る。
カントはその認識論で有名であるが、今回は、カントの著作をもとに、享受の解を探る。
途中の理屈付けはやや納得できない、理解が難しいところもあったが、カントは何かの目的のために行うことを低次の欲求能力を満たすものと位置付けた。定言命法によって理屈付けられる、つまりそれ自体が目的となるような(目的なき合目的性)事象は崇高や美とされるが、なんらかの目的があるからそれを行う、接種するというような事象はレベルの低い欲求とされる。
本書を読んで、個人的に腹落ちした部分としては、『健康経営』というコンセプトへの生理的な
Posted by ブクログ
2025/03/22
積まれていた本のうちの一つでいい加減読まなくては!と思って読んでみたらやっぱりとても面白い倫理学の本でした。
というか倫理学が全然なんだか分かっていない自分でもすごく読みやすかったし、この本を最後まで読み通して見ることこそ、タイトルに立ち返ってくることができるようになっています。
「暇」であることと「退屈」であることはどうしてそういう状態になるのか、人間はなぜそうした状態になれるのか、という一見ものすごく単純な問いに思えるのですが、人間が「暇」や「退屈」という状態に至るようになるまでの歴史的な見方、なぜそのように感じるのかという心理学的な見方やとにかくいろいろな学問が深く