作品一覧

  • アルパートンの天使たち
    4.1
    1巻1,925円 (税込)
    2003年、ロンドン北西部の廃倉庫で、自分たちは人間の姿をした天使だと信じるカルト教団《アルパートンの天使》信者数人の凄惨な遺体が見つかった。指導者の自称・大天使ガブリエルは逮捕され、現場で保護された17歳の男女と生後まもない乳児のその後は不明・・・・・・。事件から18年、巧妙に隠蔽されてきた不都合な真相を、犯罪ノンフィクション作家の「取材記録」があぶり出す。圧巻のミステリー!
  • ポピーのためにできること
    3.9
    1巻1,518円 (税込)
    イギリスの田舎町で劇団を主宰するマーティン・ヘイワードは地元の名士。次回公演を控えたある日、彼は劇団員に一斉メールを送り、2歳の孫娘ポピーが難病を患っていると告白。高額な治療費を支援するため人々は募金活動を開始したが、この活動が思わぬ悲劇を引き起こす。関係者が残した大量のメール、テキスト・メッセージ、メモ書き、新聞記事、SNS投稿。資料の山から浮かび上がる、殺人事件の真相とは?――イギリスで20万部突破、タイムズ紙が「21世紀のアガサ・クリスティー」と評した犯人探しミステリー。圧巻のデビュー作!
  • 死はすぐそばに
    4.1
    1巻1,200円 (税込)
    ロンドンはテムズ川沿いの閑静な高級住宅地リヴァービュー・クロースで、金融業界のやり手がクロスボウの矢を喉に突き立てられて殺された。門と塀で外部と隔てられた、昔の英国の村を思わせる敷地のなかで6軒の家の住人が穏やかに暮らす──この理想的な環境を、新参者の被害者は騒音やプール建設計画などで乱していた。我慢を重ねてきた住人全員が同じ動機を持っているこの難事件に、警察から招聘された探偵ホーソーンは……。あらゆる期待を超えつづける、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ第5弾!/解説=古山裕樹
  • ナイフをひねれば
    4.0
    1巻1,200円 (税込)
    「われわれの契約は、これで終わりだ」彼が主人公のミステリを書くことに耐えかねて、わたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは探偵ダニエル・ホーソーンにこう告げた。翌週、ロンドンの劇場でわたしの戯曲『マインドゲーム』の公演が始まる。初日の夜、劇評家の酷評を目にして落胆するわたし。翌朝、その劇評家の死体が発見された。凶器はなんとわたしの短剣。かくして逮捕されたわたしにはわかっていた。自分を救ってくれるのは、あの男だけだと。〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズの新たな傑作!/解説=三橋曉
  • 殺しへのライン
    3.7
    1巻1,200円 (税込)
    『メインテーマは殺人』の刊行まであと3ヵ月。プロモーションとして、探偵ダニエル・ホーソーンとわたし、作家のアンソニー・ホロヴィッツは、初めて開催される文芸フェスに参加するため、チャンネル諸島のオルダニー島を訪れた。どことなく不穏な雰囲気が漂っていたところ、文芸フェスの関係者のひとりが死体で発見される。椅子に手足をテープで固定されていたが、なぜか右手だけは自由なままで……。傑作『メインテーマは殺人』『その裁きは死』に並ぶ、〈ホーソーン&ホロヴィッツ〉シリーズ最新刊!/解説=若林踏
  • その裁きは死
    3.9
    1巻1,200円 (税込)
    【ミステリランキング4冠! 第1位『このミステリーがすごい! 2021年版』海外編・第1位〈週刊文春〉2020ミステリーベスト10 海外部門・第1位〈ハヤカワ・ミステリマガジン〉ミステリが読みたい! 海外篇・第1位『2021本格ミステリ・ベスト10』海外編】実直さが評判の離婚専門の弁護士が殺害された。裁判の相手方だった人気作家が口走った脅しに似た方法で。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた数字“182”。被害者が殺される直前に残した謎の言葉。脚本を手がけた『刑事フォイル』の撮影に立ち会っていたわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンによって、奇妙な事件の捜査にふたたび引きずりこまれて──。年末ミステリランキングを完全制覇した『メインテーマは殺人』に並ぶ、シリーズ第2弾! 驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。/解説=大矢博子
  • メインテーマは殺人
    3.8
    1巻1,119円 (税込)
    自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は自分が殺されると知っていたのか? 作家のわたし、アンソニー・ホロヴィッツは、ドラマ『インジャスティス』の脚本執筆で知りあったホーソーンという元刑事から連絡を受ける。この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかというのだ。かくしてわたしは、きわめて有能だが偏屈な男と行動をともにすることに……。ワトスン役は著者自身、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ! 7冠制覇『カササギ殺人事件』に並ぶ圧倒的な傑作登場。/解説=杉江松恋
  • カササギ殺人事件 上
    4.0
    1~6巻1,018~1,200円 (税込)
    1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけて転落したのか、あるいは……。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。燃やされた肖像画、屋敷への空巣、謎の訪問者、そして第二の無惨な死。病を得て、余命幾許もない名探偵アティカス・ピュントの推理は――。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!
  • 新訳 ジャングル・ブック
    -
    1巻792円 (税込)
    オオカミが暮らすジャングルに、人間の赤んぼうが迷いこんできた!? 母オオカミは、この子をモーグリと名づけ、オオカミの子として育てることに! こわい教師のクマのバルーや、狩りの名手の黒ヒョウのバギーラが、ジャングルのおきてを教えてくれた。少年になったモーグリは、トラのシア・カーンと命をかけて戦う。その結末は!? 少年モーグリと野生の動物たちとの大冒険! ノーベル文学賞作家キップリングの代表作! 小学校中学年から読みやすい新訳による名作物語の決定版。【小学中級から ★★】
  • ガリバー旅行記
    値引きあり
    3.9
    1巻492円 (税込)
    寝ている間に手足と体をしばられ、台車にのせられて小人国の都につれてこられたガリバー。小山のような人間に、都は大さわぎ! 左足を鎖でつながれたガリバーは、小さな皇帝と会うが……。
  • ジャングル・ブック
    値引きあり
    4.0
    1~2巻431~492円 (税込)
    ある夜、ジャングルで虎に追われた男の子が、狼の住む洞穴に迷い込んできた。母狼にモーグリと名付けられ、ジャングルの掟を学びながらたくましく成長し、十年後ついにオオカミの王者となる。名作が甦る!

ユーザーレビュー

  • マーブル館殺人事件 下

    Posted by ブクログ

    下巻では、上巻で張られた伏線が一気に回収され、怒涛の展開に引き込まれていくのが本当に楽しかったです。 作中作と現実の二つの事件が、予想もしない形で絡み合い、最後に鮮やかな読後感を残してくれました。これは何度も読み返し、構成の巧みさを味わいたくなる一冊です。 今回、前作2作を未読のまま読み始めましたが、シリーズを最初から読破し、その上で改めて『マーブル館殺人事件』に戻ってきたいと思っています。また、同じ著者の他の作品にも手を伸ばし、彼の仕掛ける新たなミステリー体験を楽しみたいです。

    0
    2025年12月07日
  • マーブル館殺人事件 上

    Posted by ブクログ

    本作は前作2作に続くシリーズ作品ですが、物語は独立しており、既読でなくても問題なく楽しめました。
    最大の魅力は、主人公が編集者として読んでいる「作中作のミステリー小説」と、その原稿を巡って現実で起こる「もう一つのミステリー」という、二重構造になっている点です。同時に2つの謎を追体験するのは初めてで、この斬新な構成に強く引き込まれました。

    0
    2025年12月07日
  • ヨルガオ殺人事件 下

    Posted by ブクログ

    面白かった...終盤の怒涛の伏線回収、点と点が繋がっていく爽快感!前作からの繋がりがあるのですぐ読んでよかった。

    0
    2025年12月06日
  • マーブル館殺人事件 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    ・感想
    面白かった!!
    何度も「スーザン…あんた何でめんどくさい事に巻き込まれるって自分で分かってて首を突っ込んでいくの…ばか!」と思ったけども。
    そして締めの言葉のお約束通りに4作目も決まってるらしいし次も楽しみ!
    ホロヴィッツには健康に長生きしてもらわなければ。

    新キャラクターが良かった。
    ヴォルテールとピュントの最後の言葉はお互いを認め合った二人にピッタリな締めだった。

    ブレイクニーも良い人。
    エリオットが死んだことでピュントシリーズの解決編はどうなるのかと思ったら「お前が書くんかい!!!」って展開になって普通に突っ込んでしまったw
    短期間でこんなに書けるなんて才能ありすぎる。

    0
    2025年12月06日
  • マーブル館殺人事件 上

    Posted by ブクログ

    ・あらすじ
    クレタ島での生活に区切りをつけ単身ロンドンに戻ってきたスーザンは、フリーの編集者としてコーストンブックスで外部編集者として働いていた。
    ある日社長のマイケルからアティカス•ピュントシリーズの続編編集担当の打診を受ける。
    作者は以前スーザンも担当したことがあるエリオット•クレイス。
    エリオットはイギリス中で最も有名な児童文学作家の孫であった。

    気乗りしないながらもエリオットの書いた作品を読むうちに、アラン同様エリオットも作中にクレイス家の暗い秘密をまぜこんでいる事に気づく。

    ・感想は後編

    0
    2025年12月06日

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