野﨑まどの作品一覧
「野﨑まど」の「【合本版】 野崎まど新装版」「タイタン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「野﨑まど」の「【合本版】 野崎まど新装版」「タイタン」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
あらゆる年代の社会人に刺さって欲しい神話
久しぶりにSFを読みましたが、素晴らしい設定と「仕事」という命題とのAIは相性が悪いわけがないですよね。
物語は皆が誰もが知るAIのタイタンが世界を統括しているもの。仕事は全てタイタンによってなされ、人類から労働や貨幣経済を概念ごと持ち去っています。そんなタイタンですが、ある日一部地域に機能不全が訪れてしまい、人間の遺伝子データが元であるタイタンを機能回復に導くため心理学に詳しい主人公がカウンセリングをするという。つまりAIがうつ病になる物語なんです笑、めっちゃ面白いですよね。
一部地域の人間生活が人質に取られた中で、果たして主人公は無事にAIの機能
Posted by ブクログ
かなり面白かった!
未来、AI“タイタン”が人間の生活全ての基盤となっている日本。趣味で心理研究をしていた主人公が、ひょんなことから病んだタイタンへのカウンセリングの仕事を頼まれる。人間を模ったAIと共に、仕事とは何かという問いの中で手を取り前へ進む展開が、ハラハラしつつも凄く身につまされた。
旅をしながら感じること、食事を作り味わうこと、誰かと関わること。仕事は生活を基盤として行うこと。そして、最後に辿り着いた「やり甲斐」という答え。
現実で言えば仕事には金銭が関わり命が関わる事が多いので全て間に受ける訳にはいかないが、それでも心のどこかにはこの本を置いておきたいと思った。
428ページで
Posted by ブクログ
面白かったです。野崎まどさんの作品は「タイタン」ではじめて読みましたが、さかのぼってこちらの本も読んでみました。満足しています。
まず舞台が良い。1000年以上の歴史を持つ古都京都を舞台にSFを書くというギャップ。本書の設定として、2081年、世界は超情報化社会になっていて、人造の脳葉「電子葉」の移植が義務化されている世界が描かれています。つまり人間の情報処理能力が格段にあがっているわけですが、それに加えて、国民1人ずつの「情報格」なるものが設定されているという設定も興味深い(いわゆる情報格差社会)。
レベル0から3が一般市民で、最高レベル6は内閣総理大臣などごく少数の人間にわりあてられてい
Posted by ブクログ
遠い未来の、人間が仕事をすることが無くなった世界。その世界では人間の代わりにAIが全ての仕事をする。
あれが欲しいといえば、その要求を受理したAIが素材から制作、配送まで全てこなす。
もはや通貨のようなものはなく欲すれば何でもAIが提供してくれる。食事も物も移動も記録も。
誰も働いたことなどなく、仕事にまつわる概念自体が失われている世界。
そんな世界で、人間を模倣して発達したAIが「うつ」のような状態になり仕事の機能が低下してしまう。それを人間がカウンセリングするという、無機物と対話する不思議な話。
ここからがとても面白い…‼️
仕事って一体何なのかという本質を、仕事をしなくても暮らして