柳広司の作品一覧
「柳広司」の「ロマンス」「ジョーカー・ゲーム THE ANIMATION」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「柳広司」の「ロマンス」「ジョーカー・ゲーム THE ANIMATION」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
堺さん、粋だ。そしてそれを支える存在の1人として登場する山崎さんも、主人公にローマ字を教えてくれた荒畑さんも、みんな粋だ。
ラストシーンの堺さんいわくの「戦争や搾取で金持ちになったとて、ちっとも偉くない」「みんなで富を分かち合い、戦争のない世の中になる方がよほどいい」「そんな社会を実現するためにどうしたらいいのか、私たちには考えることができる」「黙っていたら、金持ち連中にとってますます都合いい世の中になるだけ」「そんな社会が嫌だということは、命懸けの道楽」「死ぬときに「よく生きた」と思えるなら、それは道楽をやりきった人生」ーーとのこと。ほんとそのとおり。戦争や搾取に加担している人、非難しない人
Posted by ブクログ
・ワルキューレ
かなり早い段階で疑念を抱いていた。現場を逸見に見られ、屋上から何者かに鉢を落とされる。D機関のスパイにしてはあまりに軽率すぎる。彼は佐久間のように軍人上がりの人間なのか、飛崎のようにD機関の人間でありながらD機関に馴染めない人間(かつ落ちこぼれ)なのかと。その疑念は話が進む程大きくなり、新進気鋭の映画監督であるランゲを個人的な事情で見逃す、逸見との派手な逃走劇でMAXまで膨らんだ。もはや彼はD機関の人間ではない。作中そうであっても私が認めない。そう思った頃、彼は海軍のスパイであるという唐突なネタバラシ。膨らんだ疑念は強烈なカタルシスを生んだ。私は作中の無能な軍人のように鮮やかに
Posted by ブクログ
ジョーカー・ゲームシリーズ第3弾
・誤算
記憶を失いながらも任務を遂行する話。このシリーズの魅力には「人間離れしたD機関の活躍」がある。久々にそれが見れたので良かった。
・失楽園
キャンベルの披露した「パーカー大尉と揉み合った時にブラントは死んでいたが、自分が殺してしまったと思ったジュリアはありもしない罪に悩み自主した」という仮説あまりに無理がありすぎるのではないか。推理力のないキャンベルが披露したとはいえ周囲の人間を納得させているのだからそれなりの説得力は欲しい。まず、ジュリアがなぜ自分が殺したと思ったのかという動機付けが一切ない。これは後に真相らしきもののように、ジュリアが死に関与したか
Posted by ブクログ
上野のカフェー〈聚楽〉の仕切りのある小部屋で発見された刺殺体。子爵の麻倉清彬は、第一発見者となり警察に疑われることになった友人をその場限りの嘘を使って助ける。それで関わり合いになくなったかに思われた事件だったが、後日、特高に所属する黒崎が清彬のもとを訪ねてくる。反体制活動の取り締まりが主な仕事の彼らが何故、自分のもとに? 黒崎は事件解決のために協力してほしい、と言ってくるが……。
舞台は昭和八年。軍靴の音が聞こえる時代を背景に起こった殺人事件は、ある人物の逮捕とともに意外な方向へと進んでいきます。そのひとは何故すべてを話さないのか。何を隠そうとしているのか。そして清彬は何に気付いてしまう
Posted by ブクログ
・ダブルジョーカー
もう1つのスパイ機関「風機関」が登場する話。D機関を下に見ている風機関がスパイであることを一般人にも見抜かれD機関にしてやられる様子はスカッとした。
・蠅の王
ほとんど話に登場せず裏で糸を引くD機関の話。そういえばD機関以外の人間の視点から書かれた話が増えたような気がする。まあそちらの方が書きやすいのだろう
・仏印作戦
これまたD機関が裏で糸を引いていた話。永瀬はD機関の人間かと思ったが有能な詐欺師で驚いた。
・柩
恐らく初めてD機関の人間の死が描かれた話。完璧超人であっても不慮の事故では命を落としてしまうようだ。だが死してなお情報を伝達するのは流石D機関の男だが、佐久間や