配信予定・最新刊

作品一覧

  • SF生環境構築史大全
    NEW

    SF生環境構築史大全

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,970円 (税込)
    人類はいかに地球上に生きる場所を見出し、つくり、変えてきたのか。そして、産業革命以降の文明が地球を資源として消費してきた先に、私たちはどのような生存環境を構想できるのか。 「生環境構築史」は、人類の歴史と未来を、地球との関係のなかで捉え直す試みである。その第一号となる本書では、サイエンス・フィクションの想像力を手がかりに、地球と人類があらためて関係を結び直すための新たな構築様式を探る。 外宇宙、内宇宙、電脳空間、都市、植物、外来種、災害後の風景、ポストヒューマン的な生のかたちまで、多彩な論考と座談を収録。SFが描いてきたさまざまな世界を読み直しながら、私たちが地球とともに生きるための新しい視座をひらいていく。 未来予測としてのSFではなく、現実を別の角度から見つめ直すためのSFへ。建築、環境史、都市論、文学、災害論、エコロジーを横断しながら、これからの生環境を考えるための一冊。 ◼️目次 ・生環境構築史概念図 ・生環境構築史叢書の刊行にあたって 松田法子 ・構築4グラフィックス:ディアスポラのかたち 小阪淳 ・はじめに——SF生環境構築史大全 補遺 日埜直彦+中谷礼仁+藤原辰史 ・生環境構築史とSF史(前編)基調講演 巽孝之 ・生環境構築史とSF史(後編)座談 巽孝之++中谷礼仁+小阪淳+日埜直彦+藤原辰史 ・地球の住まい方——ジュール·ヴェルヌ〈驚異の旅〉における「ロビンソンもの」の展開 石橋正孝 ・中国SF小説においての現実と非現実——「科幻現実主義」と劉慈欣の作品から語る 藤野あやみ ・退屈な都市と退屈なSF、過去に語られた未来から逃れるために 樋口恭介 ・エイリアンのアヴァンガーデニング 永田希 ・がれきから未来を編む——災間に読むSF 土方正志 ・SF年表 ・編集後記(Webzine版) 中谷礼仁+日埜直彦+藤原辰史 ・資料I 生環境構築史宣言(2020年5月版) 松田法子(協力:青井哲人、中谷礼仁) ・資料II 座談 生環境の環を歩きながら「地球の声」に耳を澄ます 中谷礼仁+塚本由晴 ほか
  • POSSE vol.48 特集「ジェネレーション・レフトの衝撃」

    POSSE

    ビジネス・実用

    -
    48~61巻1,540~1,760円 (税込)
    世界ではミレニアル世代やZ世代の若者たちが、資本主義に対して抗議の声をあげはじめた。彼/彼女らは「システムチェンジ」を掲げ未来に向かって歩みはじめている。一方で日本では若者の左傾化というよりは「保守化」の傾向が強いと言われている。しかし資本主義の行き詰まりのなかで、ジェネレーション・レフトへとつながる可能性は、ここ日本においても確実に芽生えつつある。本特集ではZ世代の若者たちの社会運動から、その可能性を探っていく。 【目次】 ◆特集「ジェネレーション・レフトの衝撃」 ジェネレーション・レフトになるために 斎藤幸平 「生理×社会問題」で資本主義と闘う 谷口歩実×福井みのり×塩野美里 気候正義を求めて闘うZ世代 山下颯太×北村達哉×郡さやか 多国籍労働組合で見た「ジェネレーション・レフト」たちの背景 松本瑞穂×リティカ・シン×ジョー・プラマー×オレン・フランクハム 社会を根本から変えるような運動がしたい 山本健太朗×岩本菜々×田所真理子ジェイ 素朴世代論を超える世代 萩田翔太郎 日本における「ジェネレーション・レフト」の可能性を探る 渡辺寛人(POSSE事務局長・本誌編集長) ポピュリズムに抗するZ世代の「労働運動」戦略 今野晴貴(POSSE代表) その他記事多数掲載。 【著者】 POSSE編集部 『POSSE』は日本で唯一の若者による労働問題総合誌として、2008年9月に創刊しました。NPO法人POSSEのスタッフが中心となり制作。労働・貧困問題をテーマに、現状、政策から文化までを論じています。 斎藤幸平 大阪市立大学大学院経済学研究科准教授。ベルリン・フンボルト大学哲学科博士課程修了。博士(哲学)。専門は経済思想。Karl Marx’s Ecosocialism:Capital, Nature, and the Unfinished Critique of Political Economy(邦訳『大洪水の前に』・堀之内出版)によって「ドイッチャー記念賞」を日本人初、歴代最年少で受賞。その他の著書に『人新世の「資本論」』(集英社新書)。 今野晴貴 NPO法人POSSE代表。年間5000件以上の労働・生活相談に関わり、労働・福祉政策について研究・提言している。
  • コメと日本人【特別版】

    コメと日本人【特別版】

    ビジネス・実用

    -
    1巻660円 (税込)
    【WedgeONLINE PREMIUM】 コメと日本人【特別版】“ 「令和の米騒動」─。米価高騰、コメ不足の原因は複数あるが、ここまで騒ぎが大きくなった背景には、稲作に対する、長年の国民の無関心もあるのではないか。稲作の未来を経済的に考えれば、スマート化、大規模化一択なのだろう。しかし、それによって地域の担い手や環境保全は誰が行ってゆくのかの議論は乏しい。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」で、米価が下がれば関心をなくすのではなく、日本の稲作の未来をどうするのか、時間をかけて考え、耕していく必要がある。 この記事は月刊誌『Wedge』2025年10月号特集「コメと日本人」の記事に、ウェブマガジンWedgeONLINE 2022年3月9日「日本のコメ 作れば売れた「主食」の時代はもう終わった 消費の構造・行動に鋭敏なマーケテイングを!」の記事を加えた特別版です。 Part 1 バーゲニングパワー重視は危うい 今こそ食料政策の転換を 藤原辰史 京都大学人文科学研究所 教授 Part 2 やがて訪れる「田んぼ余り」 農業観、国土観を見直す時 小川真如 宇都宮大学農学部 助教 Part 3 「安易な正解」なんてない! 土から考える稲作の未来 藤井一至 福島国際研究教育機構 土壌ホメオスタシス研究ユニットリーダー okome trivia 夏目漱石の「謙虚さ」と平成、令和の米騒動 編集部 Part 4 10年後の稲作はどうなる? 現場が語る〝静かな危機〟 中西 享 ジャーナリスト Part 5 秘策は「為政者と市場」の対話 米価と格闘した江戸幕府 髙槻泰郎 神戸大学経済経営研究所 准教授 Part 6 「生産」・「販売」・「利用」 3者から見える日本のコメの現在地 渡邉義文 渡辺商店代表 × 實取義洋 實取耕房代表 × 水代 優 good mornings社代表 Part 7 高級炊飯器「戦国時代」 勝負の分かれ目は何か? 多賀一晃 生活家電.com主宰 Part 8 戦後80年と「令和の米騒動」 問われる農業と国家のあり方 暉峻淑子 埼玉大学 名誉教授 OPINION 日本のコメ 作れば売れた「主食」の時代はもう終わった 消費の構造・行動に鋭敏なマーケテイングを! 渡辺好明( 新潟食料農業大学名誉学長)
  • 疫病と人文学 あらがい,書きとめ,待ちうける

    疫病と人文学 あらがい,書きとめ,待ちうける

    ビジネス・実用

    -
    1巻3,630円 (税込)
    私たちを不意打ちしたパンデミックに対して,人文学は無力だったのだろうか.そうではない.私たちは過去の歴史に,あるいは人類の英知に学ぶことができる.同じ過ちと苦しみを繰り返さないために──一三人の執筆者が,コロナ禍によってもたらされた傷を書きとめ,未来へ紡ぐ.暗中模索する人文学の,いまひとたびの挑戦.

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  • 食べる(たくさんのふしぎ2024年1月号)

    食べる(たくさんのふしぎ2024年1月号)

    ビジネス・実用

    4.6
    1巻770円 (税込)
    私たちはふだん何気なく、ものを食べいます。でも、よくよく考えると「食べる」って、奥深くて壮大なことなのです。人とのつながり、歴史とのつながり、ほかの生きものたちとのつながり、時間と空間を横断して、食べることはあらゆるものにつながっています。いつもの食事がもっと味わい深く、もっと楽しくなる作品です。 *電子版には、折り込み付録の「ふしぎ新聞」および年3回の一枚絵付録はつきません。

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  • 食べるとはどういうことか

    食べるとはどういうことか

    ビジネス・実用

    3.6
    1巻1,650円 (税込)
    人間は「ホラーなチューブ」?「生きもの殺し装置」?「食べる」を深く考えれば考えるほど、「人間とはなにか」が見えてくる。京大のフジハラ先生と12歳~18歳の中高生による、白熱の「食と農の哲学」ゼミナール。
  • コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン)

    コモンの「自治」論(集英社シリーズ・コモン)

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻1,870円 (税込)
    【『人新世の「資本論」』、次なる実践へ! 斎藤幸平、渾身のプロジェクト】 戦争、インフレ、気候危機。資本主義がもたらした環境危機や貧困格差で、「人新世」の複合危機が始まった。 国々も人々も生存をかけて過剰に競争をし、そのせいでさらに分断が拡がっている。 崖っぷちの資本主義と民主主義。 この危機を乗り越えるには、破壊された「コモン」(共有財・公共財)を再生し、その管理に市民が参画していくなかで、「自治」の力を育てていくしかない。 『人新世の「資本論」』の斎藤幸平をはじめ、時代を背負う気鋭の論客や実務家が集結。 危機のさなかに、未来を拓く実践の書。 【目次】 はじめに――今、なぜ〈コモン〉の「自治」なのか?   斎藤幸平 第一章 大学における「自治」の危機   白井 聡 第二章 資本主義で「自治」は可能か?――店がともに生きる拠点になる   松村圭一郎 第三章 〈コモン〉と〈ケア〉のミュニシパリズムへ   岸本聡子 第四章 武器としての市民科学を   木村あや 第五章 精神医療とその周辺から「自治」を考える   松本卓也 第六章 食と農から始まる「自治」――権藤成卿自治論の批判の先に   藤原辰史 第七章 「自治」の力を耕す、〈コモン〉の現場   斎藤幸平 おわりに――どろくさく、面倒で、ややこしい「自治」のために   松本卓也
  • 植物考

    植物考

    ビジネス・実用

    -
    1巻2,200円 (税込)
    最も注目される歴史学者の新基軸!人類中心主義をこえる試み。 人間の内なる植物性にむけて―― はたして人間は植物より高等なのか? 植物のふるまいに目をとめ、歴史学、文学、哲学、芸術を横断しながら人間観を一新する、スリリングな思考の探検。 【目次】 第1章 植物性 第2章 植物的な組織 第3章 大気のクリエーター 第4章 植物の舞踏―ブロースフェルトの『芸術の原形』に寄せて 第5章 根について 第6章 花について 第7章 葉について 第8章 種について 第9章 「植物を考える」とはどういうことか あとがき 【著者】 藤原辰史 1976年生まれ。京都大学人文科学研究所准教授。農業史、食の思想史。2006年、『ナチス・ドイツの有機農業』で日本ドイツ学会奨励賞、2013年、『ナチスのキッチン』で河合隼雄学芸賞、2019年、日本学術振興会賞、『給食の歴史』で辻静雄食文化賞、『分解の哲学』でサントリー学芸賞を受賞。著書に『カブラの冬』『稲の大東亜共栄圏』『食べること考えること』『トラクターの世界史』『農の原理の史的研究』『歴史の屑拾い』ほか。
  • 歴史の屑拾い

    歴史の屑拾い

    ビジネス・実用

    4.7
    1巻1,540円 (税込)
    歴史をどう語るのか。 こぼれ落ちた断片の生が、大きな物語に回収されないように。 戦争体験者の言葉、大学生への講義、語り手と叙述……。 研究者である自身に問いかけながらの試行錯誤と、思索を綴るエッセイ。 【目次】 プロローグ ぎくしゃくした身振りで 1章 パンデミックの落としもの 2章 戦争体験の現在形 3章 大学生の歴史学 4章 一次史料の呪縛 5章 非人間の歴史学 6章 事件の背景 7章 歴史と文学 エピローグ 偶発を待ち受ける
  • ポストコロナの生命哲学

    ポストコロナの生命哲学

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻924円 (税込)
    パンデミックで注目を集めた3人の論者が これからを生きる拠り所となる哲学を語る! コロナによる初の非常事態宣言後、新聞紙上などでいち早くウイルスとの共生を訴えた生物学者・福岡伸一、コロナ禍で注目された「利他」を学問として研究する美学者・伊藤亜紗、「パンデミックを生きる指針」が大反響を呼んだ歴史学者・藤原辰史。 感染症拡大で混迷を極める世界を考える上で、示唆に富む視座を提供する3人が、今の政治、経済、社会、科学から抜け落ちている「いのち」に対する基本的態度――「生命哲学」を問う。 今こそ、「個々の生命に価値がある」ということを守らなければ――福岡伸一 耳を傾けることによって、自分の思い込みから自由になれる――伊藤亜紗 負の歴史を直視することで現在を生きる指針に変えられる――藤原辰史 新型コロナウイルスがもたらす危機の多くは、人類史にとって新しい危機ではない。 しかも、確認される危機のかなりの部分が、私たちが身近に感じてきたり、私たちが見て見ぬふりをしてきたりした危機である。 「ポスト」(post/後の)コロナの課題は、「アンテ」(ante/前の)コロナの課題の継続もしくは発展であることが、ここでは確認されていくだろう。 ポストコロナに新しい時代を創造しよう、と粋がる人も多いが、実際は、アンテコロナに山積した課題をみんなの課題として取り組むタイミングがやってきたと考える方が正しいと思う。(「はじめに」より) NHK BS1スペシャルで大反響を呼んだ「コロナ新時代への提言2 福岡伸一×藤原辰史×伊藤亜紗」の番組内容や未放送シーン、さらに新たな鼎談を加えて完全書籍化! 【目次】 序 自然(ピュシス)の歌を聴け――福岡伸一 はじめに 藤原辰史 第1部 論考・コロナが投げかけた問い 第1章 コロナは自然(ピュシス)からのリベンジ――福岡伸一 第2章 思い通りにいかないことに耳を澄ます――伊藤亜紗 第3章 コロナがあぶり出した社会のひずみ――藤原辰史 第2部 鼎談・ポストコロナの生命哲学 第4章 漫画版『ナウシカ』の問いかけ 第5章 共生はいかに可能か 第6章 身体観を捉えなおす 第7章 ポストコロナの生命哲学 おわりに 伊藤亜紗 【著者プロフィール】 福岡伸一(ふくおかしんいち)生物学者。青山学院大学教授。ロックフェラー大学客員研究者。著書に『生物と無生物のあいだ』など。 伊藤亜紗(いとうあさ)美学者。東京工業大学教授。著書に『どもる体』『記憶する体』『手の倫理』など。 藤原辰史(ふじはらたつし)歴史学者。京都大学准教授。著書に『ナチスのキッチン』『戦争と農業』『分解の哲学』『縁食論』など。
  • 「自由」の危機 ――息苦しさの正体

    「自由」の危機 ――息苦しさの正体

    ビジネス・実用

    3.8
    1巻1,166円 (税込)
    あいちトリエンナーレ2019、日本学術会議 会員任命拒否、検察官定年延長、加計学園問題……今、起きている出来事の本質を見抜くための論考集。 「百人組手で知性を鍛え、不当性に抗う訓練になる一冊」――荻上チキ(評論家) あらゆる「自由」が失われつつある中で、研究者・作家・芸術家・記者などが理不尽な権力の介入に対して異議申し立てを行う。少しでも声を上げやすい世の中になるようにと願って26名の論者が集い、「自由」について根源的に掘り下げる。 批判的思考を養うための書! 【本文より】 表現の範囲がどんどん狭まっている――ヤマザキマリ 批判精神に欠けた学者に囲まれた政府は、端的にいって災厄――藤原辰史 アーティストやタレントが政治的な発言をするたびに、猛バッシングを受けますが、彼らも市民の一人です。政治的発言をしてはならない理由がわかりません――上野千鶴子 私たち日本人は「自由は取扱いの難しいものだ」という実感に乏しいように思われる――内田樹
  • 環境革命の虚実

    環境革命の虚実

    ビジネス・実用

    -
    1巻330円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 (目次より) ●環境大臣インタビュー 再生可能エネルギーとEV抜きに日本の将来は描けない 小泉進次郎 ●感染症戦線と「3・11」後の原子力 村上陽一郎 ●〔対談〕SDGs、ESG投資から脱炭素への潮流 「グリーン経済成長」に向けて企業と国がなすべきこと 沖 大幹×高村ゆかり ●EU、中国に伍し、日本が「資源大国」になる好機 資源エネルギー覇権競争の大転換が始まった 平沼 光 ●国内自動車メーカーは生き残れるか 高橋 徹×山本貴徳 ●脱炭素社会がもたらす「電費」を競う時代 中西孝樹 ●人類が生き延びるための生物多様性 五箇公一 ●〔ルポ〕JR東海と静岡県のリニア開発議論 対立の深層 「生態系劣化」抑止の国際潮流に、開発事業は対応できるか 河野博子 ●リニア、電力……コロナ後を展望する 「受け身の発想」から新たな技術と価値の創出へ 入山章栄 ●〔対談〕資本主義のオルタナティヴ 農に第三の道あり 藤原辰史×斎藤幸平
  • 叢書パルマコン03 農の原理の史的研究 「農学栄えて農業亡ぶ」再考

    農の原理の史的研究

    ビジネス・実用

    4.0
    1巻3,850円 (税込)
    農学の工学化が進む今、工学に従属しない「農学」はどのようにして存在可能なのか。「農本主義」の提唱者にして我が国の代表的農学者である横井時敬を軸に、満洲移民政策に深く関与した橋本傳左衛門、転向農学者杉野忠夫、ナチス農業法研究の法学者川島武宜、反骨の農学者吉岡金市ら、農に関わる思想と実践を詳述。旧来の農本主義的疑似ロマン主義に流れることなく、医・食・心・政・技を総合する、未来の農学を目指す、史的試論。
  • コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

    コロナ後の世界を語る 現代の知性たちの視線

    ビジネス・実用

    3.4
    1巻869円 (税込)
    日本の未来はどうなるか――? 養老孟司 ユヴァル・ノア・ハラリ ジャレド・ダイアモンド 福岡伸一 ブレイディみかこ 角幡唯介 東畑開人etc. 22人の論客が示すアフターコロナの針路!朝日新聞大反響連載を書籍化新型コロナウイルスは瞬く間に地球上に広まり多くの命と日常を奪った。すべての人に平等に降りかかるこの感染症によって、社会は様変わりしてしまった。第2波の懸念も高まり、感染への恐怖が消えない中、私たちは大きく変容する世界をどう捉え、どのように考えればよいのか。現代の知性たちのパースペクティブを通し「コロナ後」を思考する糧を届ける。
  • 給食の歴史

    給食の歴史

    ビジネス・実用

    4.4
    1巻1,232円 (税込)
    小中学校で毎日のように口にしてきた給食。楽しかったという人も、苦痛の時間だったという人もいるはず。子どもの味覚に対する権力行使の側面と、未来へ命をつなぎ新しい教育を模索する側面。給食は、明暗二面が交錯する「舞台」である。貧困、災害、運動、教育、世界という五つの視角から知られざる歴史に迫り、今後の可能性を探る。
  • トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち

    トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち

    ビジネス・実用

    4.1
    1巻946円 (税込)
    1892年にアメリカで発明されたトラクターは、直接土を耕す苦役から人類を解放し、穀物の大量生産を可能にした。文明のシンボルともなったトラクターは、アメリカでは量産によって、ソ連・ナチ・ドイツ、中国では国策によって広まり、世界中に普及する。だが、化学肥料の使用、土地の圧縮、多額のローンなど新たな問題を生み出す。本書は、一つの農業用の“機械”が、人類に何をもたらしたのか、日本での特異な発展にも触れながら、農民、国家、社会を通して描く。 ●目次 まえがき 第1章 誕 生――二〇世紀初頭、革新主義時代のなかで    1 トラクターとは何か    2 蒸気機関の限界、内燃機関の画期    3 夜明け――J・フローリッチの発明 第2章 トラクター王国アメリカ――量産体制の確立    1 巨人フォードの進出――シェア77%の獲得    2 専業メーカーの逆襲――機能性と安定性の進化    3 農民たちの憧れと憎悪――馬への未練 第3章 革命と戦争の牽引――ソ独英での展開    1 レーニンの空想、スターリンの実行    2 「鉄の馬」の革命――ソ連の農民たちの敵意    3 フォルクストラクター――ナチス・ドイツの構想    4 二つの世界大戦下のトラクター 第4章 冷戦時代の飛躍と限界――各国の諸相    1 市場の飽和と巨大化――斜陽のアメリカ    2 東側諸国での浸透――ソ連、ポーランド、東独、ヴェトナム    3 「鉄牛」の革命――新中国での展開    4 開発のなかのトラクター――イタリア、ガーナ、イラン 第5章 日本のトラクター――後進国から先進国へ    1 黎 明――私営農場での導入、国産化の要請    2 満洲国の「春の夢」    3 歩行型開発の悪戦苦闘――藤井康弘と米原清男    4 機械化・反機械化論争    5 日本企業の席巻――クボタ、ヤンマー、イセキ、三菱農機 終 章 機械が変えた歴史の土壌
  • 戦争と農業(インターナショナル新書)

    戦争と農業(インターナショナル新書)

    ビジネス・実用

    3.9
    1巻715円 (税込)
    農作業を効率的にしたい。その思いが二十世紀の農業技術を飛躍的に発展させ、同時に、その技術が戦争のあり方をも変えた。トラクターは戦車に、化学肥料は火薬になった。逆に毒ガスは平和利用の名のもと、農薬に転用される。本来人間の食を豊かにするはずのテクノロジーの発展が、現実には人々の争いを加速させ、飽食と飢餓が共存する世界をつくった。この不条理な状況を変えるために、わたしたちにできることを考える。

ユーザーレビュー

  • トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち

    Posted by ブクログ

    読書録「トラクターの世界史」5

    著者 藤原辰史
    出版 中公新書

    p81より引用
    “ 欧米のように、段階を踏んで機械化が
    進んだわけではなく、そもそも馬さえ十分
    に行きわたっていなかったロシアでは、農業
    機械の使用に不慣れであるばかりか、迷信
    も根深い。運転手や修理を含む「パッケー
    ジ」として農業技術体系を移転しないかぎ
    り、トラクターだけでは援助の意味をなさ
    ない。”

    目次より抜粋引用
    “トラクターとは何か
     農機具メーカーの逆襲
     二つの世界大戦下のトラクター
     市場の飽和と巨大化
     機械化・反機械化論争”

     農業史を専門とする著者による、トラクタ
    が登場してからの人類の歴史について記し
    た一冊。
     トラクターの発明から普及に伴う影響に
    ついて、当時の写真とともに解説されてい
    ます。

     上記の引用は、ロシアへのトラクターの
    導入について書かれた項での一節。
    何も下準備のないところに、突然便利な物事
    が入ってきても、戸惑うものなのかもしれ
    ません。
    こういう状況を逆手に取って、商売の上手い
    人たちは、道具を安く売って普及させて、
    それを使わざるを得なくしておいてから、
    その道具周辺の使い方やらなんやらを小出し
    に売り続けているような気がします。
     トラクターという田や畑にしか関係がな
    さそうな機械が、二度の世界大戦に大きな
    関わりを持っていたと、この書を読んで初
    めて知りました。
    戦車からトラクターの順番ではなく、履帯
    トラクターから戦車が開発されたというの
    が意外でした。便利な科学技術が発展する
    のは、軍事技術の応用という風に思い込ん
    でいましたので。
    まあでも、食料生産というのは軍備の一種
    でもあるでしょうから、既存技術の並行利用
    であったとも思えます。
     歴史が前に進むには、多くの要素が入り
    乱れて関係している事を再確認出来る一冊。
    全体に色々な物語が散りばめられていて
    面白いのですが、一番面白いのは、p114で
    紹介されている、マレーナ・レヴィツカ著
    『ウクライナ語版トラクター小史』の邦訳。
    誰ですか、翻訳したのは。


    ーーーーー

    0
    2026年06月15日
  • 食べる(たくさんのふしぎ2024年1月号)

    Posted by ブクログ

    食べることはつながること。
    人と社会と動植物と微生物と自然と歴史と記憶と文化とつながり、地球ともつながる。
    食べることは壮大であり、面白く楽しいお祭りみたいなもの。食べることを通して世界が広がる。

    0
    2026年05月24日
  • 食べる(たくさんのふしぎ2024年1月号)

    Posted by ブクログ

    食べのもののことを子どもたちに伝える時、食べ物を作る人、運ぶ人、卸す人、売る人、料理する人…のことは考えていたつもり。だけど、歴史的に遡って考えたり、品種改良や腸内細菌、はたまた自分が一本の管として大きな循環の中にいるという視点は自分にはなくて、すごく新鮮でおもしろかった!
    「食べる」と一口に言ってもさまざまな角度からアプローチすることによって、見えてくるものが違うんだなあ。

    2026-45

    0
    2026年05月06日
  • 給食の歴史

    Posted by ブクログ

    「新資本主義」という搾取により生まれた弱者を自己責任という言葉で覆い隠すための主張に、子供の命を救い、共に幸せに生きていこうとする意思を差し出すわけにはいかない。

    0
    2025年12月08日
  • トラクターの世界史 人類の歴史を変えた「鉄の馬」たち

    Posted by ブクログ

    トラクターの発展史である。そして政治体制やイデオロギーとの関係でトラクター=これからの世の中を変えていく「未来」としてどのように扱われたのかを解説しており、著者の巧みな語り口で読ませていく。めちゃ面白い。
    共産主義のプロパガンダや集団農場体制でのトラクターの扱われ方が、共産味がドバドバ出てて笑える。

    0
    2025年09月18日

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