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人間は「ホラーなチューブ」?「生きもの殺し装置」?「食べる」を深く考えれば考えるほど、「人間とはなにか」が見えてくる。京大のフジハラ先生と12歳~18歳の中高生による、白熱の「食と農の哲学」ゼミナール。
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Posted by ブクログ
藤原先生と、小学生から高校生までの人たちの「食べること」にまつわる哲学的対話。 食べる、とはどこからどこまでを指すのか、考えたことがなかった。食べものを手に入れるところから口に入れるとこまでかなぁ。 人間はチューブ状の生き物で自然界と繋がっている、ってなるほど。
短時間の座談会だけど、思考のリミッター解除を促してきちんと哲学とアウトプット練習をやってるんだよな。 全学校がこういう場所だったら良いのに。 相も変わらず、社会に・経済に接続しにくい方法で勉強させられ、学生間の関係維持にばかり労力を割いてる気が…。 しかしまあパルシステム会員のお子さんたちだからと...続きを読むいって優秀すぎんか(笑) (元々食への興味がある、比較的家が裕福で経験値を積みやすい環境にあるんだろうな。)
他の本で紹介されていた一冊。 5年前の出版だが、子どもの頃に出会うと良いかと。 パルシステムの事務所で、12〜18歳の男女と京大人文科学研究所の准教授、藤原辰史ふじはらたつし氏とで座談会をした記録の一冊。 12歳小学生の意見が鋭く、今までに食べたなかで1番美味しかったものは?から始まり、食べること...続きを読むとはどこまでなのか、噛みごたえのない食品はどうなのか、五感を総動員させて語り合う。 これぞ哲学。と「一つの本を書こう!」と思考を広げまとめていく。 面白かった。 小腸6mに及ぶチューブの旅、消化酵素で炭水化物がブドウ糖や麦芽糖に、脂肪と脂肪酸とグリセリンに分解され、それらが腸に吸収。大腸では、消化酵素はなく、かわりに無数の微生物が住んでいる。 あなたの中の繊維を発酵させて活性化する。 p. 75 哲学や歴史の議論では、AとB、違う話が出てきて、簡単に解消されない対立をどういうふうに解決させていくかということが重要に目標になる。p. 88 プロテインバーなどの携帯食の発達は… アメリカの軍人のために開発されたもので、戦争すると密接に関わっている食品であることを補足しておくp. 121 2016年、飢餓状態にある人は、8億1500万人、地球上の11% その半分以上は紛争地帯。戦争を止めることが、飢えをなくすために必要。 p. 127
偶然ヤング図書のところで見つけた本。タイトルに惹かれた。食べることは生きること。だから歴史とも関係してて関連書などの紹介もあって読んでみたいと思う。色んな世代の人の考えを聞ける機会も少なくなってるのでこのような企画はとても楽しかった。当たり前と思ってることをどういうこと?って改めて考えてみんなで話す...続きを読むワークショップってやっぱりいいなぁ。
3つの質問から”食べる”を考えると、”人間”とは何か”が見えてくる。京大准教授と中高生8人の白熱した座談会。 3つの問い 1いままで食べたなかで一番おいしかったもの? 2「食べる」とはどこまで「食べる」なのか? 3「食べること」はこれからどうなるのか? 特に印象に残った事 1おいしさのカテゴリわ...続きを読むけ 母、特定の店、状況依存(山頂でのおにぎり) 2人間の食と動物の食は違うのか? 人間チューブ論 3食べることが煩わしいと考える人がいる ”食べるは”哲学でもあり、文化でもあり、歴史でもあるなぁと思いました。 NDC 383.8
「食べる」をテーマとした、ある大学の先生と、中高生の議論をまとめたもの。 「食べる」とはどこからどこまでのことか、たとえば、食べ物を口に入れた瞬間や噛んでいる間、は食べる行為としてOKだとして、飲み込んで食道を通過している間や、胃で消化している間はどうなんだろう、さらにその先の小腸や大腸を通過し...続きを読むている間は、などと考えると、意外に、食べるという言葉の表す意味の曖昧さ、というか広さを実感できます。 また「食べる」には、単に「食べる」だけでなく、誰が作ったものを食べるのか、誰と食べるのか、どういうシチュエーションで食べるのか、といったいろんな要素が絡んでいます。 そういった、「食べる」に関するいろんな問いが、この本にはたくさん詰まっています。
食べることは当たり前じゃないんだよな、本来。 京大教授である著者と10代の少年少女たちの、食を巡る哲学的なディスカッション。会話の書き起こし形式なので、読みながら参加している気分になれます。 食べるという行為はどこからどこまでか。口に入れてから?のみこむまで?それとも胃に入るまで?排泄するまで...続きを読む?そんなふうに対話は「食べる」という幹からあらゆる方向へ枝葉を伸ばしていき、子どもと大人という垣根も取っ払われ、議論が盛り上がっていく様にワクワクします。 人間は本来そのままでは食べられないものも、火を使ったり、道具で刻んだり潰したり、混ぜたり成形したりして食べることができます。これはより効率的に栄養補給ができるという実利にプラスして「文化」を生み出します。 「文化」は本能を満たしたり、生命を維持する、それ以上の余剰の部分のことなんではないか?と思えてきます。これは「食べる」以外にも言えることで、芸術・美術は、宗教的なアイコンからはずれた役割を持ち始めて、より一般的・大衆的になって、今わたしたちは美術館でいつでも鑑賞することができます。そうか、そうなると文化=大衆化とも言えるかも、なんて私もひとりディスカッションをしながら楽しく読みました。 人間は一本の管、食べ物が通るチューブのようなものと例えられますが、人間が受精卵から細胞分裂を経ていく際に、実は肛門が先にできてその後反対側に口ができるというのを初めて理解して(というか理科の授業でとっくに習ってるだろ)新鮮な驚きがありました。これが何かを人間の生命の根源的ななにかを示唆してるかも、とワクワクしました。人間という生き物の主体は肛門か!?なんて。 「食べる」。生命を維持するために栄養を得ること。生き物にとって至極シンプルかつ最重要な行為ですが、死生観、経済、文化、栄養学、社会のあり方、風土、文学など万物とアクセスできてしまう。こんなに全てを包括できてしまうほど、生き物にとって根源的で、生きることから切り離すことができない行為なんだなあ。そしてそれら万物すべてが集約されたその一点、例えばそれは目の前で湯気を立てている白ごはん、またはエビフライ、もしくは焼き豚、はたまたコーンフレーク、etc…をいただいている。その一口は無限の何かしらとアクセスしている。そう思えるだけで、食べることはけして当たり前じゃないと思えてきます。 食品加工場があるのは当たり前じゃないし、海の向こうの外国産の食品が近所のスーパーで買えるのも、もちろん国内の農家さんの作ったものも、当たり前ではありません。もし人類が進化しなかったら、知能が発達しなかったら、火をおこさなかったら、石器や土器を生み出さなかったら、農耕を発明しなかったら、産業革命が起きなかったら、、、野生動物と同じように狩猟採集でナマの食べ物を食べていたのですから。そもそもこの世に農耕が生まれたとき、「これは農業として商売になるな」と人類は思わなかったはず。「飢えなくて済む!」て思ったはずです。農業が仕事になったのも、けして当たり前ではないのです。 この本を読んでいて、思い出した光景があります。小学校の頃、移動販売をしていた母が車で私を迎えに来て、そのまま私と一緒に母の顧客の職場に商売に行ったのですが、そこは屠畜場だったのです。獣のにおい立ち込めた工場の白い壁を背景に、サンドバックのように吊るされた大きい牛の枝肉。幼心に少なからずショッキングな光景でしたが、今となっては貴重な体験だったと思います。母グッジョブ!と感謝しています。 この本はなにか答えを用意してくれている本ではありません。「疑問の種を植えとくから、自分なりに育ててみてよ」と宿題を出されますが、権威的でなく親しみを感じます。「この担任の先生、嫌いじゃないな」って感じです(笑)。あとがきにて、勉強することは普段のあなたの生活と地続きなことなんだよ、食に限らず音楽などの趣味や、性や恋愛も学問として学ぶことができるんだよ、と綴られた著者の熱烈なメッセージもグッと来ました。
藤原センセイと小、中学生による「食べる」ことを考える対話集。 おいしいとはなにか、それは他人との関係か、あるいは同カテゴリ同士の相対的な差異か。食べ物はどこまで「食べ物」か。人間は、下水道を通じて繋がっている大きな循環の中のチューブの一部分なのかも。本当に「食べている」のは、人間ではなく腸内微生物...続きを読む。 たいてい食べることに意識的な人は、だいたい幸せそうにみえる。私もできるだけ、そうありたいと思う。
とても良い取組み。 小学生たちの素朴な問いに真正面から答えられる大人になりたいなと思った。 その為には知識を身に付けるだけではなくて、知行合一な大人でありたいと思った。 本書で紹介されていた、藤原さん曰くとても面白いらしいモンゴメリーの『土と内臓』は途中で読むのをやめてしまった一冊なので、こちらも...続きを読む再開しようと思う。
人間生活を維持するためには食べることは必須。では、食べるとは果たしてどういうことか。を著者と学生がやりとりしたものをまとめたもの。
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藤原辰史
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