上田真而子の作品一覧
「上田真而子」の「はてしない物語」「クルミわりとネズミの王さま」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「上田真而子」の「はてしない物語」「クルミわりとネズミの王さま」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
第二次世界大戦前の1925年にドイツで生まれたドイツ人の“ぼく”とユダヤ人の幼馴染、フリードリヒとの日々を通じて当時のヒトラー政権下のドイツを描く作品。
これはできるだけ多くの人に読んで欲しい
当時のドイツにいるユダヤ人たちの状況がとてもリアルに描かれているのではないだろうか。
とてもつらい。つらいけど、きっとそうだったんだろうな、と思う。
訳者あとがきによると、著者はフリードリヒたちと同じ1925年生まれ。おそらく作品内のほとんどが著者自身が体験したことだろうと書かれている
120ページで主人公の父が、フリードリヒの父親であるシュナイダーさんに「(中略)早く、でておいきなさい!」と言う
Posted by ブクログ
会社の同僚と、エンデの話になった。私にとってエンデは、小5の頃に出会って夢中になって読み漁った思い出のある作家であるけれど、大人になって『モモ』を読み返して以来、疎遠になっていた作家でもあった。同僚が『はてしない物語』を絶賛している話を聞きながら、子供の頃、自分もバスチアンのように物置で本を開きながら本の世界に入って冒険できたらどんなにいいだろうと憧れたことを思い出し、本棚から久しぶりに引っ張り出して25年ぶりに読んでみた。
上巻はとても楽しくワクワクしながら頁をめくっていたのだが、下巻になって、読み進めるのが苦しくなった。バスチアンの姿に、自分自身を重ねてしまったのだ。誰かに認められたい、人