朝比奈あすかの作品一覧
「朝比奈あすか」の「みなさんの爆弾」「それでもまた誰かを好きになる~うまくいかない恋 アンソロジー~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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Posted by ブクログ
特別児童養護施設で暮らす高校生のななみの成長物語。この本を読むと、特別児童養護施設育ちの大切な友だちがいるような感覚で、世界を見ることができるようになると思う。
幼い頃にシングルマザーの母を亡くし、祖母に育てられたが、その祖母もななみが小学生の頃に認知症を発症してしまう。二人暮らしが立ち行かなくなり、ななみは祖母に脅されていた「施設」暮らしとなる。
強く生きざるを得ない環境で、ななみは勉強に打ち込み、寮では異例の進学校に進学する。側から見れば、ななみは学業、バイト、部活に精を出す優等生だ。しかし、寮で暮らす子どもたちは高校卒業とともに寮は卒業する規定となっており、その後は自分一人で生きてゆ
Posted by ブクログ
高校生ななみの、友だちや寮の子どもたち、取り巻く大人たちと、ぶつかり合ったり笑い合ったりして過ごしていく、そして自分を見つめ直していく物語。
ななみの心の機微がとても丁寧に描かれていて、ホントは間違ってるけどそう思っちゃうよねぇ、わかる〜、みたいなリアルさがすごく共感しました。
児童養護施設をほぼ知りませんが、ななみを通じてここで暮らすみんなが、何を感じて、どう考えるのか、社会の大人たちの言葉に、どれだけ一喜一憂して振り回されるのかを、事あるごとに淡々と突きつけられます。それでいて物語は重くなく、むしろあたたかいです。
海が好きじゃないななみ。ラスト近くで友だちのみえきょんと海で語るシーンが印