おはなしの時子

おはなしの時子

小説・文芸
1,980円 (税込)

9pt

孫娘になりすました詐欺電話で、時子は大金を取られてしまう。娘からは固定電話の解約を求められるが、時子は「0874(おはなし)」と語呂合わせのできる電話番号に家族の思い出をたくさん重ねていた。夫を亡くした直後、孤独に苛まれていた時子は、同じように寂しさを抱えている人たちの話し相手になろうと、電話解約までの期間限定で「おはなし電話」を開設する。一期一会のおはなしに耳を澄まし、心を寄せる時間は、しだいに時子自身の生活に変化をもたらしてゆく。79歳、未来へ向けた決意を清々しく描いた長編小説。

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  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    おはなしの時子
  • タイトルID
    :
    20185831
  • 電子版発売日
    :
    2026年06月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

閲覧環境

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おはなしの時子 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    昨今よくある電話を使った詐欺・・・
    騙されてしまったばあばとほぼ同じ年齢の私は、騙されたことはないけれども…
    でもその周辺のことは自分の周りと同じようなので、しっかり実感できます。

    面白く読みました。この主人公のばあばの気持ちはとてもよくわかりました。
    もう少しこの作家さんの本を読んでみたいと思います。

    0
    2026年10月24日

    Posted by ブクログ

    オレオレ詐欺に引っかかっちゃったおばあちゃんの話、だけじゃなかった。友人や孫・娘との話。話し相手がいると元気でいれる。高齢者の気持ちが如実に出てて、考えさせる。

    0
    2026年10月02日

    Posted by ブクログ

    主人公は、70代の女性、オレオレ詐欺に引っかかったことから、固定電話を解約することになり、その解約前にある計画を思いつく。
    詐欺は、お金を取られるだけでなく、被害者を自己嫌悪に陥らせ、家族との関係までギクシャクしてしまう。
    むしろ、そちらの問題の方がキツイかも、、、。
    時子さんが平凡なのに、とても魅力的で、身近に感じる小説だった。

    0
    2026年08月27日

    Posted by ブクログ

    老いの切なさがしっかり書かれているのに読み終えると明るく前向きになれる
    それは主人公が人を思う愛のある人だからだ

    0
    2026年07月06日

    Posted by ブクログ

    電話解約までの間、おはなし電話を開設する時子さんの話は、詐欺電話でお金を騙し取られ、電話についての思いがお話からたくさん思い出が詰まっていました。電話で話すという事が今では少なくなってきた世の中時子さんと孫の愛梨さんのやりとりは、おもしろかったです。ラジオ体操の集まりがあるのもその交流も話の中でそれぞれの人物が特徴的でした。

    0
    2026年10月19日

    Posted by ブクログ

    多分、はじめましての作家さん。

    79歳の時子が劇場型詐欺に引っかかって170万円ほどを騙し取られる。

    騙されたことももちろんキツイ事だけど、家族から責められ自分を責めることが更なる苦しみになる。そんな時子にはラジオ体操仲間が居て良かった。

    時子と娘の亮子、その娘で孫の愛梨。
    三世代のそれぞれの立ち位置や心情、寂しさ、脆さなど、ついつい自分の立場や将来、家族に置き換えてしまい共感したりハラハラしたりで一気読みでした。

    明日も仕事で早く寝なくては、、だったのに。
    けれど、読後感が良い本でよく眠れそうです。

    0
    2026年09月28日

    Posted by ブクログ

    朝比奈あすかって、いまだにどういう作家さんなのかよく分かってない。これはずっと「原田ひ香」さんっぽいなぁって思いながら読んだ。

    時子おばあさんが、典型的な電話での詐欺にあって、その後、自宅の電話でおはなし電話をはじめる話。
    自分の母親と重ね合わせながら読んだ。
    時子さんは、詐欺にはあったけれど、かなり幸せで恵まれている。ほどほどの距離に娘と孫がいるし、干渉してこない自立した息子と同居しているので、なにかあったときの不安がないし。ラジオ体操の仲間がいるし、気軽にお茶できる友達がいる。いいなぁ。

    0
    2026年09月03日

    Posted by ブクログ

    私もこんな老後送りたい
    亮子が今の自分と重なって見えた…
    自分もいずれ老いていくのに 親にはいつまでもしっかりしていてほしくて ついつい上から言ってしまう
    反省(/. _.\)

    0
    2026年08月17日

    Posted by ブクログ

    電話が廃れる中、あえての電話。
    誰とも話さなくなる孤独は、
    今の私には実感できないけど、
    老いてく中で、どういうコミュニティに属すか、
    考えさせられるなあ。

    0
    2026年08月12日

    Posted by ブクログ

    騙す方が悪いのか、騙される方が悪いのか。
    そんなの前者に決まっている。

    主人公は詐欺電話で大金を奪われた79歳の時子。

    娘から責められる彼女の姿が気の毒でならない。

    情報弱者になる事も、認知機能の衰えも、誰もがいずれ辿る道だ。
    突然の出来事に冷静さを保てる人など、どれほどいるだろう。

    そんな時子が、自宅の固定電話で「おはなし電話」を始める。

    話し相手を求め電話を掛けてくる人々への時子の眼差しが温かい。
    寂しさを抱える彼女だからこそ生まれる優しさに、胸がじんわりと満たされた。

    私も時子さんと0874(おはなし)したくなった。

    0
    2026年07月20日

おはなしの時子 の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    小説 / 国内小説
  • 出版社
    :
    双葉社
  • タイトル
    :
    おはなしの時子
  • タイトルID
    :
    20185831
  • 電子版発売日
    :
    2026年06月17日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    4MB

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