作品一覧

  • 先生、ヒキガエルが目移りしてダンゴムシを食べられません!
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    脱走ヤギは働きヤギに変身し、逃げ出した子モモンガは自ら"お縄"になり、砂丘のスナガニは求愛ダンスで宙を舞う……コバヤシ教授の動物センサーは今日も絶好調! 自然豊かな大学を舞台に起こる、動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。どの巻から読んでも楽しめる、大人気、先生!シリーズ。
  • 先生、イルカとヤギは親戚なのですか!
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    自然豊かな小さな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件を、人間動物行動学の視点で描く。学長就任にともない、先生最後の参加となった「ニホンモモンガが棲む森の生物調査実習」で目撃したニホンモモンガの珍しい行動や、幼い頃に飼っていた愛犬トムとのエピソードなど、今回も動物への"気づき"が盛りだくさん。
  • 先生、シロアリが空に向かってトンネルを作っています!
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    子モモンガの協力で「フクロウに対する忌避反応」を証明し、野球部スカイラークスの部員がヒバリを救い、ヤギの群れのリーダーが意外なヤギに決まり、地球を模した「ミニ地球」内でヤマトシロアリを発見し、怪我をして飛べなくなったユビナガコウモリを世話して、登山演習で学生のために奮闘する全6章。 疲れていてもクスッと笑える動物エッセイに、 今回は教授の「考察」も加わって、何やら新しい雰囲気。 自然豊かな大学を舞台に起こる、動物と人間をめぐる事件の数々を、人間動物行動学の視点で描く。
  • 利己的遺伝子から見た人間 愉快な進化論の授業
    4.0
    1巻880円 (税込)
    「進化論」でこそ読み解ける人間の行動と心妊娠した女性の「つわり」子どもが野菜嫌いになる「幸せ」感は長続きしない相手に腹を立てたときに唾を吐く子宮を貸した代理母が子どもに会いたくなること「生き物は、遺伝子が自らのコピーを増やすためにつくった乗り物である」という衝撃的見方を提示した、ドーキンスの名著『利己的な遺伝子』。その後にわかってきた遺伝子の振る舞いと動物行動をめぐる最新の成果を丁寧に紹介しながら、利己的遺伝子説から人間の行動や心のあり様がどのように読み解けるか、楽しく語りかける。読めば「目からうろこ」、人間の見方が180度、変わります。

    試し読み

    フォロー
  • 身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた! 動物行動学者、モモンガに怒られる
    3.9
    1巻1,540円 (税込)
    目をあけて眠るアカネズミ、公衆トイレをつくるタヌキ、孤島に1頭で生きるシカ、ハエに血を吸われるコウモリ——。 野生動物を「好きすぎる」著者の奮闘動物エッセイ!! 野生動物たちのユニークな生態、彼らと濃く触れ合う日常、共存のあり方まで語り尽くす。 ※フィールドワーク中の写真などを使用しているため、一部、画質が荒い写真があります ■内容 1.アカネズミは目をあけて眠る 野生のアカネズミとの出会い/「テキパキ」という名のネズミ/アカネズミとドングリの謎 2.動物行動学者、モモンガに怒られる 産む子どもの数が問題だ/母モモンガに睨みつけられる/モモンガの森と生きる 3.スナヤツメを追って川人になる あの大切な「樋門」が!!/スナヤツメの不思議な生態/ここにいて、あっちにいないのはなぜ? 4.負傷したドバトとの出会いと別れ 翼の折れたハト/森で生きる生物、草原で生きる生物/ホバからもらった宝物 5.小さな島に一頭だけで生きるシカ 津生島へ上陸を果たす/調査でわかった島の驚くべき植生/ヒトが生きていくために必要なこと 6.脱皮しながら自分の皮を食べるヒキガエル 数千分の一を生き延びろ/ヤマカガシとヒキガエルの深い関係/動物の生態を理解する喜び 7.タヌキは公衆トイレをつくる コバキチ点を追え!/タヌキの雄は意外と子煩悩/溜め糞が教えてくれたこと 8.コウモリにはいろいろな生物が寄生している コウモリには立派な鼻がある/コウモリを襲う奇病の存在/生きる上でのリスクとどうつきあう? 9.ザリガニに食われるアカハライモリ アカハライモリの可愛すぎる幼体/動物行動学者、深夜の草むらで格闘する/動物との接し方についての新しい規範 ■著者について 小林 朋道(こばやし・ともみち) 1958年、岡山県生まれ。公立鳥取環境大学副学長。 岡山大学理学部生物学科卒業後、京都大学で理学博士取得。 岡山県で高等学校に勤務後、2001年に鳥取環境大学環境情報学部環境政策学科(現:公立鳥取環境大学環境学部)助教授、2005年に教授に就任。 環境学部長を経て2022年より現職。専門は、動物行動学、進化心理学。 著書に『先生、巨大コウモリが廊下を飛んでいます! 〔鳥取環境大学〕の森の人間動物行動学』をはじめとする先生シリーズ(築地書館)、『ヒト、動物に会う コバヤシ教授の動物行動学』(新潮社)など多数。 研究、およびプライベートでさまざまな動物と交流を深め、数々の知られざる生態を発見してきた。 ヒトと自然の精神的なつながりや、動物行動学を活かした野生生物の生息地の保全にも取り組んでいる。
  • 先生、頭突き中のヤギが尻尾で笑っています!
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    裸のヤドカリが殻をよこせと腹でピタピタ威嚇し、ヤマネはフクロウの声を怖がり、手塩にかけた3匹の子モモンガは無事に森に帰る―― 自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を人間動物行動学の視点で描く。
  • 先生、モモンガがお尻でフクロウを脅しています?
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    コウモリは先生の手に包まれていないと食事をせず、イヌも魚もアカハライモリもワクワクし、キジバトと先生は鳴き声で通じあう。自然豊かな大学を舞台に起こる、動物と人間をめぐる事件の数々を、人間動物行動学の視点で描く。
  • ヒト、動物に会う―コバヤシ教授の動物行動学―
    3.8
    1巻660円 (税込)
    岡山の山野を駆けめぐる狩猟採集少年の魂をそのままに、動物行動学者となったコバヤシ教授。研究のため、教育のため、そして何よりも抑えきれない好奇心のため、“動物まみれ”の日々を送っています。あるときはプレーリードッグに借家を破壊され、またあるときは小さなヒミズに多くを学び、そしてまたあるときは飛べないドバトに求愛され――。動物行動学のエッセンスに触れる、忘れがたき動物たちをめぐる十一の物語!
  • モフモフはなぜ可愛いのか―動物行動学でヒトを解き明かす―(新潮新書)
    3.7
    ヒトはなぜモフモフしたものを可愛いと感じるのか? 血のつながりと自爆テロとの関連は?――長年、様々な野生動物の行動と習性を研究してきた著者が、SNS上で「ヒトという動物」についての疑問を聞いたところ、硬軟とりまぜて質問が殺到。本書では、その中から厳選した13の問いに対して、動物行動学の知見をもとに鮮やかに回答する。ホモサピエンスに特異的な行動の数々から、人間の本性を解き明かす。
  • ヒトの脳にはクセがある―動物行動学的人間論―
    3.6
    1巻1,210円 (税込)
    ヒトはなぜ、宇宙の果てや時間の始まりをイメージできないのか? なぜ涙を流すのか。なぜ火に魅せられるのか。なぜ町中に鳥居を作るのか――。脳は、狩猟時代から進化していない。あの頃の生存と繁殖に必要な能力のままである。だから脳には人間特有のクセが残っているのだ。動物行動学からヒトを見たユニークな論考。
  • ウソみたいな動物の話を大学の先生に解説してもらいました。
    3.5
    1巻1,584円 (税込)
    大人気「ウソみたいな◯◯の話を大学の先生が解説してみました。」シリーズ第3弾! 今回のテーマは「動物」。一口に動物といっても身近なものから普段は触れ合えないものまでさまざま。 彼らの生態、機能、進化など驚きの事実を鳥取大学の学長となった名物教授が解説! 本書を読めば動物たちを見る目が変わります! 目次 1章 動物たちの不思議な生態 2章 環境に適応する驚きの身体機能 3章 生き物たちの生存戦略 4章 意外と知らない身近な動物の謎 5章 いろいろあります……複雑な親子関係
  • 苦しいとき脳に効く動物行動学
    3.4
    1巻1,760円 (税込)
    生きにくさの正体を動物行動学の視点から読み解き、生き延びるための道を示唆する。 家族は病気。頭がまわらず、たまっている仕事は進まず。 こんなことが同時にやってきたら………。 かなりへこむ。怖い。不安になる。 そんなときこそ、動物行動学・進化心理学の出番だ。 その不安や恐れは"生存・繁殖にとって有利"に作用するのか? という視点から考えてみる。 この思考方法を知っているだけで、気持ちがラクになる!
  • どうぶつことわざ辞典
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 どうぶつのフシギで役立つことわざが学べる!!ちょっと変わったことわざ辞典 ホッキョクグマの肌はじつは黒色だった!…「人は見かけによらない」 ミーアキャットは天敵がいないか用心するため立ち上がる!…「転ばぬ先の杖」 どうぶつが出てくることわざを特集したコラムや、復習問題集など盛りだくさん ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。購入前にお使いの端末で無料サンプルをお試しください。
  • 人間の自然認知特性とコモンズの悲劇―動物行動学から見た環境教育
    -
    1巻2,035円 (税込)
    第1部 進化から見た人間の自然認知(人間の精神と自然とのつながりについての研究 原人以降の人類史 自然環境への適応として予想されること 植物に対して感じる安心感、快さ ほか) 第2部 人間の自然認知特性と「コモンズの悲劇」への対抗(コモンズの悲劇-環境問題の解決を困難にするもう1つの壁 コモンズの悲劇に対抗するには? もう1つの方向性-「コモンズの悲劇」対抗心理を自然との間で分かち合う) (※本書は2007/3/1に発売し、2022/4/13に電子化をいたしました)
  • 絵でわかる動物の行動と心理
    値引きあり
    -
    1巻1,210円 (税込)
    一見すると奇妙な動物行動の数々。なぜその行動をするようになったのか?その行動の意味とは?著者自身の細やかな観察を通じて学ぶ、動物行動学の理論。動物を通じて、人間の不可解な行動の意味も明らかに。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。

    試し読み

    フォロー
  • フィールドワークという魔力
    -
    1巻305円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ――野外研究者はなぜ「クレイジー」なのか? マニアックな知識、希有な体験を魅力的に語ることで、私たちの好奇心を刺激してくれる研究者たちから、人としての生き方、働き方を学んでみよう。(『中央公論』8月号特集) カラーグラビア「バイオロギングサイエンスへの招待 『動物目線』で本当の姿を追え!」佐藤克文/対談「『ケータイ圏外』『極貧』の職場に集う猛者たち」佐藤克文(東京大学教授)×川端裕人(作家)/「『昆活マイスター』の昆虫人生論『地球の太古の匂い』を感じ取ろう」香川照之(作家)/「コウモリの洞窟から通勤電車まで いつでも、どこでもフィールドワークの術」小林朋道(公立鳥取環境大学教授)/「本と一緒に野に出よう! ――お薦め本10冊」鎌田浩毅(京都大学大学院教授)

ユーザーレビュー

  • 先生、ヒキガエルが目移りしてダンゴムシを食べられません!

    Posted by ブクログ

    子供がカエルが好きなので読んでみたらとても面白い。動物行動学の内容や大学でのヤギの話などさまざまな動物の事が書かれていて、探究心を刺激する内容だった。是非他の先生シリーズも読みたい。

    0
    2025年10月29日
  • 身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた! 動物行動学者、モモンガに怒られる

    Posted by ブクログ

    『先生!』シリーズの著者によるエッセイ。
    エッセイといっても、日常を切り売りするようなそれではなく『先生!』シリーズの根幹というか根っこの部分を丁寧に紐解いて、その上で新たに編み上げたような内容。
    『先生!』シリーズは大学教授としての立ち位置が強く出てくるが、こちらの本はあくまで動物行動学者としての著者の軌跡と立ち位置を主体にしている。
    私がまだ学生だった30年くらい前、動物行動学というものはもっと客観的な視点と思考で取り組むものだという主張が多かった。感情を交えないことが学術的だとされていた訳だが、小林朋道氏はそれに真っ向から対立する論を展開している。氏は繰り返し主張している。動物の行動学と

    0
    2025年04月11日
  • モフモフはなぜ可愛いのか―動物行動学でヒトを解き明かす―(新潮新書)

    Posted by ブクログ

    もふもふしているもの(毛足が長くてぬくぬくしている)を見ると
    思わずはぁ~~と心が癒されたりするのは何故か。
    動物メインの話かと思いきや、人間も動物。
    そういえばそうだよな…という
    ちょっとした普段の行動や思考を動物的に人間(ヒト)をか考えると
    なるほどな!確かに!!と納得することが多かった。
    遥か昔の人間、というか人類遺伝子でもうそうなっているのだなと
    腑に落ちることも多かった。
    やっぱり、もふもふはかわいい。

    0
    2025年02月28日
  • 先生、シロアリが空に向かってトンネルを作っています!

    Posted by ブクログ

    今までで一番読み応えがあった。
    そしてついに(個人的に)凄い勢いで読み進めた先生!シリーズ、既刊全て読み終わった。
    18冊。多い気がしたがあっという間だった。
    次に読めるのは来年の1月かな?待ち遠しい。

    ヤマトシロアリの触覚なんて見たことなかったけど、どアップでみると宝石みたいで綺麗。
    シロアリが連なっているとなかなか、綺麗とは思いづらいが…

    カーボンニュートラルは私も今仕事で絡んでいるが、なかなか既存のシステムとうまく合わなくて難しいところがあったりする…しかし、本書を読んでモチベーションが上がった。

    0
    2024年09月28日
  • 身近な野生動物たちとの共存を全力で考えた! 動物行動学者、モモンガに怒られる

    Posted by ブクログ

    2022年刊。「先生、」シリーズを毎年執筆・刊行すること20年?。大学の副学長であり、フィールドワークもしながら、研究して論文を書き… とてつもないな、と素直に思う。「先生」シリーズが有りながら、何故本書が書かれたのか? 筆者の思いと意思・考えを、より濃縮しつつ分かり易く纏めた本、なのだと思う。主張であり提案でもあり。「動物行動学」という文字通りの狭い範囲でなく、人が人らしく生きていく為に必要なアプローチ、ヒント、みたいなモノが書かれている。「先生」シリーズよりは固いが、「○○学」と表記される全般の書籍よりは格段に分かり易い。小林節も、最初は抑え目だが、段々と緩やかになり、飽きさせないように書

    0
    2024年07月18日

新規会員限定 70%OFFクーポンプレゼント!